概要
テイワットにおける七神の一柱であり、スメール地方を統治する草神である。民からはマハークサナリ、もしくはクラクサナリデビの名で呼ばれている。
スメールにおいてクラクサナリデビ以外の草神は知られておらず、ウェンティや鍾離と同じく代替わりしていない神であると思われる。1000年前に、スメールの知識を統括するシステム『アーカーシャ』を生み出し、民に敬われている。
キャラクター | |
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名前 | ナヒーダ |
レアリティ | ★5 |
所属 | スメールシティ |
使用武器 | 法器 |
神の心(元素属性) | 草 |
誕生日 | 10月27日 |
命ノ星座 | 知恵の主座 |
オリジナル料理 | ハルヴァマズダ (ナツメヤシキャンディ) |
CV | 田村ゆかり |
……という認識を唱える者もいるが、実際には、ナヒーダはょぅι゛ょ500年前に誕生した最も若い七神である。
先代草神マハールッカデヴァータが500年前の戦いで死亡したのをきっかけに誕生したが、誕生直後の彼女は人間の子供程度の知識しか持たない存在であり、ありとあらゆる知識を司るマハールッカデヴァータとは比ぶるべくもない存在であった。それによりスメールの知識を司る教令院からは神として認められず、スラサタンナ聖処に閉じ込められたまま彼らの横暴を許してしまった。
ストーリー開始時点のスメールでは、既に逝去したマハールッカデヴァータをなお信仰する勢力が大多数であった。
教令院がマハールッカデヴァータを復活させるためファデュイと共に新たな神を作ろうとする中、旅人らによって救出されたナヒーダはスカラマシュと対峙することになる。旅人が一人目の賢者として七葉寂照秘密主と戦う中、ナヒーダは夢境の力で戦闘知識を集めていた。夢境の中で168回の戦闘を繰り返したのち、ついに旅人によって制圧され、スカラマシュはナヒーダによって神の心を没収されて収監された。
その後も様々なことがありつつも、最終的にスカラマシュこと放浪者はナヒーダに導かれて和解し、今は信者でこそないものの協力関係にある。笠っちというあだ名を付けるほどには距離も近づき、かつてあれほど激しい戦いをした面影はもはやなくなりつつある。
ナヒーダはスメールの神として、砂漠に住まう草龍アペプやかつて彼女を見捨てた賢者らも導きながら、███████████の消えたスメールで日々精進している。
ゲームにおいて
スメールのストーリーが完結したバージョン3.2で限定☆5キャラとして登場。4人目の草元素キャラで、無条件で草元素を維持できる最初のキャラクターとして実装された。
草元素付与とダメージを担当するのが、元素スキル「所聞遍計」である。単押しでは周囲狭範囲に、そして長押しではカメラを構えるようなポーズで画面に捉えた敵に蘊種印を付与する。この印が付与された敵に対して元素反応を起こすと、草属性追撃が発生し、これがナヒーダのダメージソースとなる。
スキルを置いて退場し追撃で高火力を出すキャラクターとしては、岩元素のアルベドに似ているが、アルベドのスキルはフィールドに設置するため、壊されたり範囲を外れたりといったデメリットがあり、一方でナヒーダは新しい敵が登場するたびに印を付けなおさなければならないという手間がある。
ステータスは元素熟知とのかかわりが深く、特に元素熟知を1000まで盛ると固有天賦の恩恵を全て得る事ができる。この状態の元素スキルは2~3万を出す事ができ、さらに草元素付与によって熟知に比例するダメージを与える元素反応が発生するため、総ダメージ量はとんでもない事になる。
さらに元素爆発ではパーティ全員に元素熟知を配る事ができ、とにかく草元素の強さをあらゆる面で生かすサポーター兼ダメージディーラーとして活躍する事ができるキャラである。
その他
- 3.0のPVで公開された時の紹介は「謎の少女ナヒーダ」。しかし、その思わせぶりな煽りや、七神に特有の髪色、そして他に該当しそうなキャラがいなかった事などとあいまって「そいつが草神だ、逃がすな!」と初っ端から謎も何もない扱いを受ける。
- 3.0ストーリーで早速の登場。花神誕祭に囚われる旅人のもとに現れ、状況を打開する知識を授けた。別れ際の問いとして「さて、私は誰でしょう」と投げかけるが、残念ながら「草神クラクサナリデビ」と即答されてしまった。謎の少女も何もあったもんではない。
- ついでに、その知識はあくまで聖処の中で外の世界を眺めながら得たものに過ぎず、決戦を控える旅人に「パーッとトイレにでも行ったらどうかしら(人は排泄時に快感を覚えるので)」という余りにもアレな爆弾発言を発した。この瞬間、プレイヤーからトイレの神様の称号を授かったのは言うまでもない。
- 日本語版の声優は田村ゆかり。実装時点で、既に七七の声優も演じていた。日本語版の原神で、一人の声優が複数のプレイヤーキャラを演じる初のケースであり、その点かなり物議を醸した。
また、初登場のストーリーがよりにもよってループものだったというのがあり、古手梨花や阿万音鈴羽を連想するプレイヤーも多数いた。演じた方からすれば「またこのパターン……無限ループって怖くね?」だったかもしれない。 - 神としての名は草神ブエル。知識を授ける神である点は原典に忠実であり、ファンからは大体予想されていたが、ストーリー完結まで明かされなかった。バルバトス、モラクス、バアルゼブルと比べると非常に長い期間伏せられていた事になるが、伏せられていた事に意味があったのかははっきりしない。
- 長押しの撮影画面でクロスカーソル、重撃では矢印カーソルが宙に表示されたり、通常攻撃で足元にキーボードが表示されたりと、コンピュータシステムやVR、ARをモチーフとした演出が見られる。アーカーシャはブレインバーストなどの演算システムをモチーフとしていると思って良いだろう
関連静画
関連リンク
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関連項目
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