ナポリタンとは、スパゲティ料理の一種である。関西や中京などイタリアンと呼ばれることもある。
スパゲッティ・アッラ・ナポレターナ(トマト, クローブ等を使ったイタリアのパスタ)とは異なる。
概要
やわらかく茹でたスパゲティにケチャップで味付けし、タマネギ・ピーマン・ソーセージなどを加え炒めたもの。日本独自の料理とはいわれているが、原型となった料理はイタリアのトマトを使ったパスタ料理であり、それがアメリカに持ち込まれたときに現地のトマトケチャップやトマトピューレで代用し、スパゲッティーウィズミートボール(要はカリオストロの城に出てくるアレ)が誕生した。日本のナポリタンはそれをベースにしてアレンジしたものであり、より食べやすいようにフライパンで炒めて汁気を飛ばしたものである。具はベーコンまたはハム、玉ねぎ、ピーマン、マッシュルームなどが定番。粉チーズをかけて食べることが多い。ただ、発祥には諸説あり、要は色々な要素が混じって誕生し、日本で定着した料理である。
日本では手軽に作れることから喫茶店や洋食店の定番であり、日本のイタリア料理店やパスタ専門店でもまれにメニューに置いていることもある。
この料理の原型とされるものには他にスパゲッティ・ア・ラ・ナポリテーヌ(ブイヨン等を加えたトマトソースを使ったパスタ)等のフランス料理が挙げられる。なお、イタリアにはアマトリチャーナ、マリナーラというナポリタンに似た料理があり、それがアメリカに持ち込まれアレンジされ、日本に入ってきたという説もある。もっとも、イタリア国内同士でも色々アレンジがされているので、多少なりには関係あるのかも知れないが。
パスタにトマトケチャップを使用する国には他にハイチがある。ハイチではケチャップやマヨネーズをかけて食べる他、ケチャップの代わりにトマトピューレやエピス(合わせ調味料の一種)等を使うものの玉葱, ピーマン, ソーセージ, ブイヨンを使用したエスパゲティEspapetiと呼ばれるナポリタンに酷似したパスタが食べられている。その他、フィリピンではバナナケチャップを用いるパスタが食べられている。
コピペ
その1
昼飯のスパゲティナポリタンを眺めながら、積年の疑問を考えていた。
それは「なぜナポリタンは赤いのだろうか」という問いである。
簡単に見えて、奥の深い問題だ。
「赤いから赤いのだ」などとトートロジーを並べて悦に入る浅薄な人間もいるが、
それは思考停止に他ならず、知性の敗北以外なにものでもない。
「赤方偏移」という現象がある。
宇宙空間において、地球から高速に遠ざかる天体ほどドップラー効果により、
そのスペクトル線が赤色の方に遷移するという現象である。
つまり、本来のナポリタンが何色であろうとも、ナポリタンが我々から
高速で遠ざかっているとすれば、毒々しく赤く見えるはずなのだ。
目の前のナポリタンは高速で動いているか否か?
それはナポリタンの反対側に回ってみることでわかる。
運動の逆方向から観察することで、スペクトルは青方遷移し、
青く見えるはずなのだ。
逆に回ってみたところ、ナポリタンは赤かった。
よってこのナポリタンは高速移動をしていないと言える。作者不詳
その2
ある日、私は森に迷ってしまった。
夜になりお腹も減ってきた。
そんな中、一軒のお店を見つけた。
「ここはとあるレストラン」
変な名前の店だ。
私は人気メニューの「ナポリタン」を注文する。
数分後、ナポリタンがくる。私は食べる。
……なんか変だ。しょっぱい。変にしょっぱい。頭が痛い。
私は苦情を言った。
店長:「すいません作り直します。御代も結構です。」
数分後、ナポリタンがくる。私は食べる。今度は平気みたいだ。
私は店をでる。
しばらくして、私は気づいてしまった……
ここはとあるレストラン……
人気メニューは……ナポリタン……作者不詳
※このコピペの解釈として「“Neapolitan”は英語で『不潔』を意味する」というものがある。少なくとも英語にそのような意味はなく、俗説の域を出ない。
その3
というわけで赤くないナポリタンを作ることになった
そして、紫になると思ったら、青いナポリタンになってしまった。
そこで、ウスターソース万能説にのっとって、ウスターソースをかけてみた。
関連動画
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関連項目
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