ナメック星人とは、鳥山明の漫画『DRAGON BALL』およびそれを原作とするアニメシリーズなどに登場する架空の人種、緑色の人々である。
概要
かつては大魔界に住んでいた魔族で、はるか昔に大魔界から来ていたことがアニメ「ドラゴンボールDAIMA」で明かされる。
龍族と戦闘タイプの2種類がいるが、性別はなく卵を口から吐いて増える。
ナメック語という言語ももつが、悟空たちと同じ言語を用いることがしばしばである。ほとんどの異星人(地球人も含む)や界王、界王神など同士が地球人と同一の言語で会話をすることができているので、普段会話している言語がそもそも何語なのかは微妙ではある。
指は原作では4本だが、大人の事情でアニメでは5本。漫画版超でも5本となっている。
知能も概して高く、水だけで生きられ、頭の核が無事なら再生できる。
また、戦闘タイプは戦いも強いため、非常にハイスペックだが大多数のナメック星人が好戦的でなく、積極的に遠征などにのりださないため、脅威とみなされることはあまりない(ピッコロ大魔王やスラッグなど例外もいるが)。
しかし、口笛が苦手で、「ガラスをキーキー鳴らす音の1000倍は嫌な音」に聞こえるらしい。
後述の登場人物の名前や惑星名がナメクジやカタツムリの名称を捩ったものが多く、性別がないのも雌雄同体のナメクジやカタツムリをモチーフにしているとみられる。
長命な種族であるようで、最長老と呼ばれる長を中心に部族を形成しており、住人は最長老から生まれた者がほとんどである。
また、同族間で融合することも可能である。
融合した場合は融合先の人物の人格に統一されるのが基本となるが、融合した人物の記憶も受け継がれるようである。アニメ「ドラゴンボール超」でのサオネル、ピリナは宇宙の存亡の危機を受けて大量のナメック星人と融合したことで、戦闘力だけではなく、回復力も上げている。
性別はないが地球人でいえば男性の思考や意識であることが特徴的である。
宇宙でも特に生真面目かつ欲のないストイックな民族であるため、界王神からドラゴンボールを授かったり、地球の神に選ばれることもある。
特にデンデは純粋で優秀な若者であったため、最長老からの推薦もあって新しい神に就任した。
主なナメック星人
ナメック星人の産んだ魔族
伝説の超ナメック星人
関連動画
関連項目
親記事
子記事
兄弟記事
- なし
- 4
- 0pt