ナメック星人とは、鳥山明の漫画『DRAGON BALL』およびそれを原作とするアニメシリーズなどに登場する架空の人種、緑色の人々である。
そもそもナメック星って?
地球から非常に離れたところにある惑星。
地球の常識からかけ離れていて、水も空も緑である。
しかも複数の恒星が近くにあるため夜がない。
重力は地球と同じくらいだが、公転周期は地球より短くて1年が地球時間で130日である。
アジッサという植物がはえている。
過去に惑星規模の異常気象があったらしく、そのためか生物の種類が少ない。
地球と同様にドラゴンボールが存在するが、地球のものよりも大きい。
詳細は、ドラゴンボールも参照。
孫悟空とフリーザとの最終決戦の際、フリーザがデスボールで惑星の中枢を破壊。
地球のドラゴンボールによってクリリン以外のフリーザに殺された者が生き返る。
悟空とフリーザ以外のナメック星にいた者たちは全員、ナメック星のドラゴンボールの願いによって地球へ瞬間移動させられる。
なお、ベジータに殺されたナメック星人たちは生き返ることができなかったため、地球へは瞬間移動していない。
その後(作中では中枢が破壊されてから5分後とされている)、大爆発をおこして消滅した。
ただし、悟空はその直前にギニュー特戦隊が侵攻時に使用した宇宙ポッドで脱出、フリーザも瀕死状態で惑星と運命をともにしたと思われていたがかろうじて生存している。
ドラゴンボールの力でわずかながらに蘇った最長老はムーリに力を託し、地球で再び寿命を迎えた。
そして、ナメック星のドラゴンボールによってナメック星人たちは「新ナメック星」へと移住することになった。
新ナメック星の詳細については不明だが、地球からかなり遠く離れた位置にあり、悟空は界王に位置を調べて貰った上で移動せねばならなかった。
環境はナメック星に似ているものの海、湖、川などの水面が少なく陸地の多い土が露出している辺鄙な土地で、ホウキのような綿毛の植物がまれに生えており、ナメック星人たちが粘土で家を作っていた。(Wikipediaより。)
新ナメック星はセル編および魔人ブウ編、『ドラゴンボール超』の銀河パトロール囚人編、『ドラゴンボールGT』、劇場版『ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち』に登場する。
ドラゴンボール超では星喰いのモロに襲撃され、最長老ムーリは子供のエスカに最長老の力を託して死亡。新ナメック星はモロにエネルギーを吸いつくされ死の星と化し、第7宇宙に現存するナメック星人はピッコロ、デンデ、エスカの3名のみとなってしまう。
なお超では第6宇宙にもナメック星が存在していることが判明しており、力の大会ではそこの戦士も大会に参加する。
概要
龍族と戦闘タイプの2種類がいるが、性別はなく卵を口から吐いて増える。
ナメック語という言語ももつが、悟空たちと同じ言語を用いることがしばしばである。ほとんどの異星人(地球人も含む)や界王、界王神など同士が地球人と同一の言語で会話をすることができているので、普段会話している言語がそもそも何語なのかは微妙ではある。
指は原作では4本だが、大人の事情でアニメでは5本。漫画版超でも5本となっている。
知能も概して高く、水だけで生きられ、頭の核が無事なら再生できる。
また、戦闘タイプは戦いも強いため、非常にハイスペックだが大多数のナメック星人が好戦的でなく、積極的に遠征などにのりださないため、脅威とみなされることはあまりない(ピッコロ大魔王やスラッグなど例外もいるが)。
しかし、口笛が苦手で、「ガラスをキーキー鳴らす音の1000倍は嫌な音」に聞こえるらしい。
後述の登場人物の名前や惑星名がナメクジやカタツムリの名称を捩ったものが多く、性別がないのも雌雄同体のナメクジやカタツムリをモチーフにしているとみられる。
長命な種族であるようで、最長老と呼ばれる長を中心に部族を形成しており、住人は最長老から生まれた者がほとんどである。
また、同族間で融合することも可能である。
融合した場合は融合先の人物の人格に統一されるのが基本となるが、融合した人物の記憶も受け継がれるようである。アニメ「ドラゴンボール超」でのサオネル、ピリナは宇宙の存亡の危機を受けて大量のナメック星人と融合したことで、戦闘力だけではなく、回復力も上げている。
性別はないが地球人でいえば男性の思考や意識であることが特徴的である。
宇宙でも特に生真面目かつ欲のないストイックな民族であるため、界王神からドラゴンボールを授かったり、地球の神に選ばれることもある。
特にデンデは純粋で優秀な若者であったため、最長老からの推薦もあって新しい神に就任した。
主なナメック星人
ナメック星人の産んだ魔族
伝説の超ナメック星人
関連動画
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関連項目
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