ナルヒナとは、「NARUTO」に登場するうずまきナルトと日向ヒナタのカップリングである。
概要
物語の主人公たるうずまきナルトとサブヒロインである日向ヒナタのカップリング。
二人の所属する班が違うこともあり、絡みは少ないもののナルトの影響によりヒナタもまた「自分を真っ直ぐ曲げない」という『忍道』を持ち、物語の要所要所でナルトが心が折れそうな時(後述)に彼女の言動がナルトを救ったりと、二人の間には強い“繋がり”がある。
しかし、本編(第一部)中は同班の春野サクラが好きと公言する鈍感なナルトと引っ込み思案で中々想いを伝える事が出来ないヒナタという一方通行な関係であった。
それはナルト、ヒナタの中の人両名押して曰く「報われない恋」と目されていたが・・・
けど お前みたいな奴って・・・・・・けっこー好きだってばよ!
中忍試験本選にて日向ネジとの対決に臨むも自信をもてないナルト。
その時たまたま出くわしたヒナタに「自分は失敗ばかり」「強がっているだけだ」と珍しく弱音を吐くもそんなヒナタはナルトを「誇り高き失敗者」と励ました。
これにより元気を取り戻したナルトは、これまでヒナタを「暗くて地味でウジウジしてて変な奴」という認識だった事を明かした上で好意(like)的な言葉をヒナタに贈るのだった。
私はナルト君の事が、大好きだから
木の葉隠れの里を壊滅に追いやった六道ペイン相手に奮闘するも遂に捕らわれたナルト。
そんなナルトを護るべく只一人ペインに立ち向かい、ナルトに対する想いを告白したヒナタだったが、圧倒的な力の差に返り討ちにされてしまった(アニメ版では一撃を入れている)。
それを目の当たりにしたナルトが怒りにより九尾の力を暴発させた事からも無意識の内に彼女が大切な存在となっている事が伺える。[1]
私と一緒に立とうナルトくん···まっすぐ自分の言葉は曲げない···私もそれが忍道だから!
十尾を従えるうちはマダラとうちはオビトに対し、「仲間は絶対殺させやしない!」と言い放つナルトだったが、その戦いの最中日向ネジの死を目の当たりにし、更にオビトによる精神口撃を受け精神的に折れそうになったナルト。そんな彼を救ったのはヒナタだった。
そして再び立ち上がったナルトは「お前が俺の横に居てくれたおかげだ」とヒナタに感謝し、手を繋いで確かめ合うかのように九尾チャクラを彼女に包み込むのだった。
ーこの手は決して離さない!!
THE LAST
原作699話から(ナルヒナ)ファンに衝撃と歓喜の原作最終回(700話)迄の空白期間を描いた物語であり、原作者による「テーマは恋愛」発言を始め数々の投下されたうずまきナルトと日向ヒナタ両名に関わる要素から二人の行く末が大いに注目された。
次世代の主人公へ
二人が結ばれてから数年後、二人の子である「うずまきボルト」が最終話で登場している。
さらに劇場版では「BORUTO」の名を冠したタイトルも放映された。
詳細は「うずまきボルト」のページにて。
余談・小ネタ
両名(別作品だが)出演していた大友アニメで2人の実家は花屋。
読者の中にはナルトが最終的に春野サクラと結ばれることを予想していた者もいたが、最終的に原作者自身が『青年編に突入した段階でヒナタとのゴールインを構想していた』と明かしている。
これについて、ファンの中には『ドラゴンボール』における孫悟空とチチの関係に重ねる者もおり、実際作者の岸本は大の鳥山明ファンであることを公言している。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
脚注
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