ナンバリングタイトルとは、「シリーズ作品の派生ではない主作品」「題名に数字が入ってる作品」「正当な続編」を意味する和製英語である。
概要
ナンバリングタイトルとは、「ナンバリング(番号付け)」された「タイトル(題名)」を指す。
主に、ゲーム作品などに使われる単語である。「外伝やスピンオフ作品ではない主軸作品」の意味で使われる。
ナンバリングタイトルのリメイク作品をナンバリングタイトルと言うかは人によって異なる。
ゲーム「ドラゴンクエスト」で例えるなら2023年現在は「ドラゴンクエスト1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11」のみがナンバリングタイトルとなる。他の「ドラゴンクエストモンスターズ」や「ドラゴンクエストキャラクターズ不思議のダンジョン」などはナンバリングタイトルではない。
どうしてこの様な使い分けがされているかというと、コンピューターゲーム業界においては、巨大なブランド力を持つタイトルは派生作品として本篇中の他のキャラを掘り下げた作品や前日談後日談のような外伝が作られたり、キャラや世界観を借りて違うジャンルのゲームを作る(例:本来はRPG→派生作品は格闘ゲーム)などの行為が行われるため、そららと本篇を区別する目的でこのような呼称が使用されている。
ただ、ナンバリングしていたタイトルがハード変更や大きなシステム変更を期にナンバリングをやめてしまったりする場合が結構あり(スーパーマリオブラザーズ1,2,3→スーパーマリオワールド)、ドラゴンクエストのようにずっとナンバーを重ねている例は最近は結構貴重である。
この性質から、MOTHER3やメタルマックス3のように諸事情で長期間間が空いたものの場合、ナンバーを振ることで当時からの復活が強調される事例もある。
さらに、毎回サブタイトルをつけて番号を打たない作品やテイルズシリーズのようにタイトルの一部が変化(テイルズオブ○○)するものもあり、しかもこのタイプの場合後日談に2をつけてくる場合がある(テイルズオブデスティニー2、ファイナルファンタジーX-2)ため、最近はナンバリングタイトルという呼称より「本篇」と呼ばれることが多くなっている。
稀にマリオカートシリーズのように、途中からナンバリングに転向するタイトルがあり(…→DS→Wii→7→8)、ナンバリングタイトルの定義そのものが曖昧になっている節がある。
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関連項目
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