ナンバーズハンターとは、「遊☆戯☆王」シリーズに関連する用語である。
- アニメ・漫画「遊☆戯☆王ゼアル」に登場する特殊なカード、「ナンバーズ」を集める(狩る)デュエリストのこと。
- アニメ「遊☆戯☆王ゼアル」で使用されるBGM。
- 海外で発売された遊戯王TCGのパック「Number Hunters」。日本の「コレクターズパック ZEXAL編」にあたる。
そのままカタカナに直せば「ナンバーハンターズ」だが、日本版でいうところの「ナンバーズハンター」の意味であるため、日本においては「ナンバーズハンター」として紹介されることもある。 - 遊戯王OCGのカード。
概要
1.
そのまま、ナンバーズを狩るデュエリストのこと。特に天城カイトがそう自称しているため、単に「ナンバーズハンター」というとカイトを指すことが多いが、カイト以外のナンバーズハンターもいくらか登場している。
アニメではカイトのファンであるジンなどがおり、漫画ではMr.ハートランドの配下としてキャプテン・コーン、サンダー・スパーク、プリンセス・コロンといったナンバーズハンターが登場している。
また、ナンバーズの収集を行っているという広い意味でとらえるならば、積極的にナンバーズを得ようとしていた速見秀太や、漫画版のシャーク、あるいは遊馬とアストラルもナンバーズハンターと言えるかもしれない。
2.
タイトルの通り、カイトのデュエルで使用されることも多いが、33話でⅣが「No.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラー」をエクシーズ召喚するシーンでも使用されており、Ⅳというキャラクター自体のインパクトも手伝って、そちらのイメージのほうが強いという人も多い。
73話で、「エクシーズ・ダブル・バック」で2体の銀河眼が復活し、遊馬にとどめをさすシーンなどもすばらしい。
「信念」(サウンドデュエル04収録)と入り出しがちょっと似ている。
3.
海外で発売されたパックで、パック名が表すようにゼアルメインのパック。
アニメ・漫画出身だけでなく完全OCGオリジナルのナンバーズも多数収録している。また、海外でそれまで未登場であった「格闘戦士アルティメーター」など、一部ゼアルと関連のないカードも収録されている。
日本では似た内容のパックとして「コレクターズパック ZEXAL編」が発売されている。内容はおおむね同じだが、前述の「格闘戦士アルティメーター」など、日本語版で登場済みだが海外未発売だったカードは日本語版には収録されていないため、収録総数は日本語版のほうが少なくなっている。また、一部カードのレアリティが異なる。
発売時期が日本のコレクターズパックより早く、情報公開も先であったため、このパック初出のカードはしばらくの間海外版しか存在しないカードとなっていた。
4.
「THE DUELIST ADVENT」(2014年4月19日発売)でOCGに登場。ただのコスプレ。
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/ATK 1600/DEF 1400
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。
フィールド上の「No.」Xモンスターを全て持ち主のエクストラデッキに戻す。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いに「No.」Xモンスターを特殊召喚できない。
また、このカードはXモンスターとの戦闘では破壊されず、Xモンスターの効果を受けない。
フィールドに出せば問答無用でNo.を全て除去し、その後の展開を封じられる。
汎用性の高いNo.としては「No.101 S・H・Ark Knight」などがある。No.101は破壊耐性まで持っているが、それを無視してエクストラデッキに戻す効果は強力ではある。しかし、相手がNo.を使わない場合はほとんど意味を為さない。
No.の特殊召喚を封殺できるが、No.が特別なカードであったゼアルの世界ならばともかく、現実のOCGではただのカードに過ぎないため、非No.のXモンスターを採用していないデッキというのは少ないだろう。それでも、エクストラデッキがNo.に偏った構成のデッキ相手ならば、かなりの力を発揮できる。
また、Xモンスターによる戦闘破壊及び効果に対する耐性を持っている。Xモンスターによる除去はほぼ受け付けないと言ってよい。しかし、いくらこのカードがXモンスターに強くとも、このカード自体に状況を好転させる力はないため、そこから何かにつながない限り意味がない。すぐに思いつくところではこのカードをシンクロ・エクシーズ素材にすることだが、No.は出せない点に注意が必要。
レベル4なので「召喚僧サモンプリースト」などからも展開でき、戦士族なので「増援」にも対応し、呼び込む手段自体は豊富にある。非No.のランク4を出す分には特に問題はないので、「H-C エクスカリバー」などの素材にしてしまう手段もある。
No.相手ならば非常に強力なカードだが、一方で非No.相手にはあまり力を発揮できない、相手を選ぶカードであるため、使用するとすればサイドデッキ向けのカード。
イラストはカイトらしい人物が「銀河眼の光子竜」風の鎧をまとった姿が描かれている。何なの、この人……。
イラストは明らかに遊んでいるが、同じくアニメ由来の人物が描かれた「希望の創造者」や「奇跡の創造者」とは異なり、公認大会での使用も問題なく可能。するとカイトの扱いは「オービタル 7」や「プリンセス・コロン」のような人間ではないキャラクターに近いのか。
登場人物のコスプレそっくりさんが描かれたカードとしては「正義の味方 カイバーマン」があるが、そちらとは異なりこのカードに「銀河眼の光子竜」をサポートする効果はない。
OCGのレギュラーパックで一時期存在した、言語ごとに違う新規カードを収録するワールドプレミア枠の1枚として登場したカード。
カイトはナンバーズハンターだが、自身も奪ったナンバーズを使用しているほか、デッキの中心であるフォトンやギャラクシーにもナンバーズが存在する。そのため、カイトデッキとこのカードの相性はあまりよくない。
過去にはカイトのイラストが描かれたトークンカードが出たこともあった。
銀河眼の力を得たカイトの攻撃力は初期のZEXAL(500)より高く、ZEXALⅢ(1800)よりは低い。
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