ナードコア(Nerd-Core)とは、ハードコアテクノから派生した音楽ムーブメントまたは楽曲の一種である。
概要
GABBAやロッテルダムテクノなどのハードコアテクノの方向性を受け継ぎつつ、サンプリング楽曲を一切自重しなかった物の総称または蔑称[1]である。
ナード(nerd)とは英語で、詳しくはジャーゴンファイルの "nerd" の項( http://catb.org/jargon/html/N/nerd.html )を参照のこと。ナードコアという単語はサブカルチャー紹介雑誌『Quickjapan』で取り上げられて広まった。語としてはハードコアからの転であるのは薄々お気づきかと思う。
アニメ・CM・または「なんだこれは・・・たまげたなあ。」的な音源を容赦なくMIXして作る。日本のオタク文化にどっぷりと漬かった人を狙って作られることが多いが、他にも空手・国会答弁・三国志など「多くのミュージシャンが普通用いない題材」を用いて作られた曲や作り手がナードコアとみなされる場合もある。
ちなみにネタを強引に融合するには音楽センスだけでなくトラックメイキング(クラブで観客を躍らせるための音源を"トラック"と呼ぶ)の腕が必要なのはいうまでもない。
関連動画
左:アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』は阿鼻叫喚の地獄絵展開と台詞が多く音源としては申し分ない。
右:『仮面ライダーアマゾン』の怪しげな敵役の台詞サンプリングから…。
左:スジャータTVCMの綺麗なハモりコーラスの様な音源もGABBAの恰好の餌食になる。
右:鈴木宗男衆議院議員の『ムネオハウス事件』を基に、鈴木宗男氏のヴォイスを存分に使った現在のわかむらP、若村技研製品。
左:本来の意味の「バカテクノ」。音源の台詞の存在感抜群の巻き舌絶叫トラックを存分に生かしたGABBA。
右:ドイツ製ボーカロイドとも呼ばれるキーボードクラッシャーの絶叫はスピードコアの432BPMの疾走感にぴったりである。
左:強盗に相対峙したアルバイトコンビニ店員の絶叫が疾走。
右:IKUZO=吉幾三の声もやっぱりナードコアに相性が良い。
アイドルマスター
ゲーム『アイドルマスター』MAD動画は『とかち未来派』『トカチゴールド』の影響で「ナードコア」関連タグは特に使われないが、ナードコア系MADが定番化・充実している。
がっつりHard-Coreと言うか、典型的なGABBA、ロッテルダムテクノ楽曲MAD動画。
GABBA, ロッテルダムテクノ直系のHard-Core楽曲ではなく、音楽ムーブメントとしての『ナードコアMAD』。
関連商品
関連コミュニティ
左:ナードコアとは厳密には違うんだけどね・・・
右:やったー俄かだけどコミュつくったよー。
アイドルマスター
関連項目
アイドルマスター
- アイドルマスター / とかち / とかち未来派 / 未来派P / TPTP / トカチゴールドへようこそ
- 765ゴールドへようこそ / アマミゴールドへようこそ / 6歳児P
脚注
- 10
- 0pt
- ページ番号: 469244
- リビジョン番号: 1535697
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