2019年8月29日にニコるは新しく生まれ変わりました。 詳細はこちらのページや本記事の「新ニコるの仕様」を参照してください。 |
ニコるとは、
- ニコニコ動画:ZEROで導入され、2015年6月18日に廃止されたのち、2019年8月29日に復活した評価機能。本項で記述。
- 「機動戦士ガンダムSEED」で、ソードストライクガンダムがブリッツガンダムを両断したシーン、またその動作。
ブリッツガンダムのパイロットがニコル・アマルフィであるためこう呼ばれる。
ガンダムvsシリーズにおいては一貫して特殊格闘でこのモーションが出る。
概要
センスあるコメント
おしゃれなタグ
気の利いた市場商品
面白い動画
気になるニコレポもっと評価されるべきだと思いませんか?
もっと評価したいと思いませんか?これを今度の新しいニコニコ動画では実現します。
おもしろい動画やセンスあるコメント、タグ、ニコレポ、市場商品、動画レビュー……などなどで、「もっと評価されるべき」を評価する機能が「ニコる」である。
思わず押したくなるような仕掛けがされており、押すとなんか気持ちいいらしい。
上方にある黒いバー(「ニコニコヘッダー」という)の「お知らせ」機能と連動している。そのため、相手には自分が「ニコった」ことが伝わり、また自分が投稿した動画やコメントやタグが誰かから「ニコられ」ると自分にそれが通知される。
要するに有名SNS「Facebook」の機能「いいね!」の後追いである……が、Facebookの「いいね!」も別のもっとマイナーなSNSから影響を受けたものらしいので、まあ固い事言いっこなし。
※打ち消し線部分は、2015年までの機能であり、2019年8月復活時点のニコるには実装されていない。
廃止から復活にかけての経緯
ニコニコ動画 : ZEROで導入されたが、2015年6月18日に廃止された。これによりニコるの新規追加、コメント一覧のニコられたコメントの色変更、マイページの総ニコられ数表示が終了した。ちなみにニコる・ニコられ履歴は閲覧可能である。
廃止直後からニコるを惜しむ声が上がり、「ニコるくんを返して」という投稿が当記事などで相次いだほか、動画のコメントでも「○○ニコりたい」という投稿が見られるようになった。
2016年10月08日、有志の力によって非公式ながらもChrome拡張機能を使うことによって、擬似的にニコれるようになる。疑似ニコるを利用するにはChrome拡張機能を追加する必要がある。
なお、「ニコられ」通知や、動画プレイヤー上での「ニコる」には現時点では対応していないので注意。また、公式「ニコる」で可能だったタグや投稿動画に対しての「ニコる」にも現時点では対応していない。
2017年4月19日、ドワンゴがMastodonインスタンス「friends.nico」をリリース。同日ユーザからの要望でお気に入りがニコるへと変更された。おかえり。
2018年4月28日(土)、ニコニコ超会議2018にて運営責任者の栗田 穣崇(しげたか)氏が、ニコるくんが復活するとTwitterにて発表した。新しい仕様での復活を予定しており、時期は未定とされた。なお、過去にニコった・ニコられ履歴は見られなくなるとのこと。
同年12月26日のニコニコインフォでの報告により、ニコるの復活は2019年夏を目標にしているとアナウンスされた。
そして、2019年8月29日に復活した。詳しい情報はこちら。α版でありプレミアム会員限定だが、後々一般会員にも機能制限つきで開放するとアナウンスされている。
旧ニコるの仕様
ここでは2015年6月18日に廃止された旧ニコるの仕様について解説する。
2019年8月29日に復活した新ニコるについては「新ニコるの仕様」を参照。
詳しい手順
動画:その動画ページの、タグの右側あたりにある「テレビちゃんメニュー」をクリックする。すると「とりあえずマイリスト」「マイリスト」「ニコニ広告で宣伝」「ニコる」……などなどの複数のボタンが現れる(ただし「ニコる」ボタンは読み込みがやや遅いので他のボタンより表示に時間がかかることが多い)。「ニコる」ボタンが表示されたら、これをクリックすればよい。具体的な「ニコる」対象とその方法はと言うと、
- 動画がニコニコ動画のメインコンテンツなのに、動画を「ニコる」ボタンはデフォルトで隠されており気付きにくく(一応、動画の再生が最後まで終了した時点で「テレビちゃんメニュー」が展開されはするのだが)、さらに表示に待たされるというちょっぴり残念仕様である。
- 動画のコメント:動画の右側にあるコメントパネル上のコメント一覧でカーソルを合わせると「ニコる」ボタンが表示され、「ニコる」ことができる。または「ニコる」ボタンを押すのではなく、画面上やコメント一覧上でそのコメントを2回クリックする事でも「ニコる」ことが可能だが、こちらは意図せず「ニコって」しまう事も多い。その場合の対処法は下記「間違ってニコってしまった場合」の項を参照。
ちなみにコメントは一度でも「ニコられ」るとコメントパネル上で太字となり、さらに「ニコられ」続けるとコメントパネル上で文字色が黄色く、さらには赤く変化していく。
なお、たくさん「ニコられ」たコメントは過去ログへと流れてしまいにくいという説もある。たしかにそんな感じもするのだが、結構「ニコられ」ていたのにあっさり過去ログに流れているコメントもあるので単なる願望かもしれない……検証が待たれる。
過去ログのコメントや@ボタンコメントも「ニコる」ことができる。
- 動画のタグ:動画に付けられたタグにカーソルを合わせると、タグの右にあるニコニコ大百科ボタンのさらに右側に「ニコる」ボタンが現れる。
- ニコニコ市場の商品:動画ページの下方、ニコニコ市場の個別商品にカーソルを合わせると「ニコる」ボタンが現れる。
- ニコレポ:動画ページの「動画説明文」の右側にある投稿者の名前から、その投稿者のユーザーページ(URLは「http://www.nicovideo.jp/user/[ユーザーID番号]」である)に飛べる。
そのユーザーページには(そのユーザーが非表示設定にしていなければ)「動画を投稿しました」「動画が○○再生を達成しました」などの各種ニコレポが新しい順に表示されており、各ニコレポにカーソルを合わせると「ニコる」ボタンが現れる。
- 動画レビュー:この機能の存在を知らない人も多いマイナー機能だが、実は動画ページの下部、ニコニコ市場の右側あたりにひっそりと表示されている。
それぞれのレビューにカーソルを合わせると「ニコる」ボタンが現れる。
- ニコメンド:過去に存在したサービスの1つ。サービス終了後も履歴の閲覧は可能である。
なお、niconico内でも「ニコニコ静画」や「ニコニ立体」などのニコニコ動画以外のサービスは「ニコる」に対応していないようである。
ただしニコニコ静画にイラストを投稿するとユーザーページのニコレポに「イラストを投稿しました」とのニコレポが掲載されるので、そのニコレポを「ニコる」ことで代わりになるかもしれない。
ちなみにどの場合においても、「ニコる」ボタンを押すとボタンの笑顔が反時計回りに90度回転し、「ニコ」の文字になる仕掛けである。
ただしこの時、しばらくしてボタンが白くなるまでは「ニコる」は送信を終了できていないようなので、その点にだけは注意が必要だろう。
ボタンを押して白くなる前にすぐにページを閉じてしまうと、「ニコる」に失敗していることがある。
それぞれの「ニコる」ボタンには吹き出しが付いており、これまでに「ニコられ」た累計数を表示している。
その動画、タグ、コメント、、、などがどれだけ評価されたかを示す指標と見なせる。
同じものを「ニコる」事ができるのは一日に一回までである。ただし翌日になると、また同じものを「ニコる」事ができる。
ニコられた数
自分のマイページや他のユーザーのユーザーページの上部(プロフィール画像の右側あたり)には、「ニコる」ボタンと同じ外見のマークがあり、その横には「ニコられた数」という数字が表示されている。
これはその人の投稿した動画・タグ・コメント、、、などをこれまでに「ニコった」人数である。
ちなみに、コメントや動画などの「ニコる」ボタンの横に表示される数字とは違って、こちらは回数の累計ではない。つまり、ある人があなたの動画Aを1回、動画Bを2回、コメントを5回ニコっていたとしても、この「ニコられた数」の数字は1しか増えない。
ニコられた履歴、ニコった履歴
他のユーザーのユーザーページや自分のマイページには、これまでに「ニコった」「ニコられた」記録を詳しく見ることができる履歴ページがある。
「ニコられた履歴」は、自分自身のものはこちらで見られる。ニコニコヘッダーの「お知らせ」から飛んだ時もこの画面が表示される。そして今までに誰が「ニコって」くれたのか、ユーザー画像(マウスオーバーするとユーザー名が表示され、クリックするとそのユーザーのユーザーページへ飛ぶ)が表示されており知ることができる。逆に言うと、あなたが「ニコった」相手のマイページには、あなたのユーザーページへのリンクが表示されていることになる。
なお、他のユーザーの「ニコられた履歴」はURL「http://www.nicovideo.jp/user/[ユーザーID番号]/nicoru/passive」で見ることができるのだが、この「ニコられた履歴」は公開設定がデフォルトでオフである(なおかつ、デフォルトでオンになるように変更することができない)ため、他人の「ニコられた履歴」を目にすることは殆どできない。
「ニコった履歴」は、自分自身のものはこちらで見られる。今までに自分がニコった動画やタグやコメントを一覧として見返すことができ、またそれらが現在累計何回「ニコられ」たのかを知ることができる。
こちらは公開設定がデフォルトでオンである(なおかつ、デフォルトでオフになるように変更することができない)ので、他人の「ニコった履歴」(URL「http://www.nicovideo.jp/user/[ユーザーID番号]/nicoru/active」)はほぼ自由に見ることができる。
しかし言い換えると、自分が「ニコった履歴」も他人から見られ放題ということである。エッチな動画やコメントを「ニコって」ばかりいると、みんなにばれちゃうぜ!気をつけよう!
なお、「ニコられた履歴」「ニコった履歴」どちらも最新1000件まで表示できるが、それ以上に増えると古いものから順に閲覧できなくなる。
間違ってニコってしまった場合
「詳しい手順」の項で触れたように、コメントをダブルクリックすることでも「ニコる」ことができる。
ただしこれは誤操作してしまいやすく、特に不快なコメントについて「NG登録」をしようとした際に誤って「ニコる」をしてしまうと、逆に相手を応援していることになってしまい、意図したものとは真逆の効果になってしまう。
しかしその場合でも、取り消すことはできる。上記の「ニコった履歴」からその該当のコメントを探し、カーソルを合わせると右上に表示される「履歴から削除」をクリックすればよい。
すると、相手側の「ニコられた履歴」にはあなたのユーザー画像の代わりに打消しマークが付いたユーザー画像が表示され、カーソルを合わせるとユーザー名の代わりに「ユーザーの履歴から削除されました」というアナウンスが表示される。これで少なくとも「あなたのコメントをニコったのはただの操作ミスで、実際には評価していません」と表明することはできる。
ただし相手へのニコニコヘッダーでの「お知らせ」は消えないようだし、そのコメントの「ニコる」ボタンの横に吹き出し表示される「ニコられ」た累計数もリセットされないようだ。
天邪鬼な使い方
本来の使い方とは逆に、悪質なコメントを「ニコる」ことで目立たせ晒し上げたり、NG登録を促そうとするという使い方をされることもあるらしい。
ただし、相手にその意図が伝わるかどうかは別問題である。
「ニコる」が基本的には「評価する」機能である以上、基本的には「いいぞもっとやれ」「共感します、同意見です!」という意味として受け取られる可能性も高い。結果的に相手の悪質なコメントを応援し助長してしまう可能性も高く、うまいやり方とは言いがたいかもしれない。
新ニコるの仕様
ここでは2019年8月29日に復活した新ニコるについて解説する。
現在はβ版として提供されており、先行テストとしてプレミアム会員のみが利用可能。
また、現在はPC版のHTMLプレイヤーのみ対応している。
今後のアップデートで一般会員やその他のデバイスでも利用可能になる予定。
リリース当初はα版として提供され、2019年10月にβ版がリリースされた。
なお、万が一新ニコるがほとんど使われなかった場合、運営がとても悲しい気持ちになると同時に、ニコるを再度廃止せざるを得なくなる可能性もある為、積極的に利用してあげよう。
また、フィードバックはこちらのページから受け付けている。
操作方法
動画視聴ページのコメントパネルに「ニコる」の項目が設置されており、「ニコりたい」コメントの右側にある「ニコる」ボタンをクリックするか動画プレイヤー上に流れるコメントをクリックすることでコメントを「ニコる」ことができる。
なお、既に自分が「ニコった」コメントは再度「ニコる」ことはできない。(日付が変わった場合も同様)
また、過去ログのコメントは「ニコる」ことができない。
「ニコった」コメントはもう一度「ニコる」操作を行うことで「ニコる」を削除できる。
ただし、この場合は「ニコられた数」は減少しない。
コメントパネル上ではコメントが「ニコられた」数を確認することができる。
(「ニコられた」数が9以上の場合は「9+」と表示される)
多く「ニコられた」コメントはコメントパネル上の背景色が黄色くなり、「ニコられた」数に応じて色が濃くなっていく。
(「ニコられた数」が1以上で背景色が変化し始め、「ニコられた数」が3、6、9に達するごとに段階的に色が変化する。)
動画内で「ニコられた数」順にコメントをソートすることもできる。
更に、多く「ニコられた」コメントは通常のコメントと比べて動画上に残りやすくなる。
(主にコメントアート職人向けに、コメントの表示時間が延長されることを防ぐことができる[patissier]コマンド、[ca]コマンドが用意されている)
「ニコった」、「ニコられた」コメントはマイページの「ニコる」の項目内にて確認することができる。
ここでは該当コメントの「ニコられた数」を確認することができる。
また、「ニコった」コメントは自分が「ニコった」日時を、「ニコられた」コメントはそのコメントを投稿した日時と「最終ニコられ日時」を確認することができる。
ここから自分の付けた「ニコる」を削除することもできる。
旧ニコるとの違い
新ニコるは1から作り直したものである為、旧ニコるとは様々な点で違いが見られる。
なお、今後のアップデートによって変更される可能性もある。
- 現在、プレミアム会員以外は使用できない。
(正式版では一般会員も機能制限付きで使用することができる予定) - コメント以外は「ニコる」ことができなくなった。
(コメントを褒める機能に特化する形で作り直したため。動画に関しては2020年に動画を褒めることができる「いいね!」機能が実装された。) - 動画プレーヤー上やコメント一覧上で2回クリックしても「ニコる」ことができなくなった。
β版アップデートにより可能になった。 - 「ニコられた」コメントの文字色ではなく背景色が変わるようになった。
また、多く「ニコられた」場合でも色が赤くならなくなった。(40ニコる分まで確認済) - 「ニコられた」数が少ない場合、色が変化しなくなった。(旧ニコるでは1回「ニコられた」時点で文字色が変化していた)
β版アップデートにより、1「ニコる」から色が変化するようになった。 - 日付をまたいだ場合でも、同じコメントは「ニコる」ことができなくなった。
- 多く「ニコられた」コメントが動画上に残りやすくなった。
(以前のニコるでも「同様の機能がある」との都市伝説がユーザー間でまことしやかに囁かれていたが、実際はデマであり、今回改めて正式に採用された) - 動画ページ上では「ニコられた数」を確認できなくなった。
新ニコるではマイページ上でのみ確認可能。
β版アップデートにより、コメントパネル上でも「ニコられた数」を確認できるようになった。 - マイページ上で、どのユーザーに「ニコられた」かが確認できなくなった。
同様に、自分が「ニコった」コメントの投稿者のマイページにも自分の名前は表示されない。(→その後、アップデートでコメントした動画の投稿者がニコったものは表示が出るようになっている。) - かつてユーザーページでの公開/非公開の設定選択が可能だった「ニコられた」や、強制的に公開設定だった「ニコった」が、どちらも非公開で固定となった。
- 現在、コメントが「ニコられた」際の通知が届かない。
(今後のアップデートで通知が実装される予定→現在は通知されるようになった。)
アップデート内容
2019年10月にβ版へのアップデートが行われた。
内容は以下の通り。
- 動画プレイヤーから直接「ニコれる」ようになった。
- コメントリスト上で「ニコられた数」が分かるようになった。
- コメントリストから「ニコった」履歴を削除できるようになった。
- 「ニコられた数」に応じてコメント背景色が変化するが、その変化が発生しやすくなった。
(α版では3, 8, 16, 32「ニコる」で背景色が変化したが、β版では1, 3, 6, 9「ニコる」で背景色が変化するようになった。)
なお、「ニコられた」コメントが動画上でも目立つようになる機能(太文字になる、色つき文字になる、特殊なエフェクトが表示されるなど)については動画やコメントへの影響を加味し提供が断念された。
今後の予定
現在実装されているものはα版であり、今後ユーザーからのフィードバックをもとにして機能追加、バグ修正が行われる予定。
また、PC版での利用状況に応じて、その他のデバイスでの提供も予定されている。
- 2019年秋ごろ:β版リリース
α版と同様にプレミアム会員が対象となり、「動画プレーヤー上で流れているコメントを直接ニコれる機能」「コメントへのニコるを取り消せる機能」「ニコられたコメントが動画上でも目立つようになる仕様」が実装される予定。
2019年10月にリリースされた。 - 多くのユーザーが楽しめるクオリティに達したタイミング:正式版リリース
プレミアム会員だけでなく一般会員も利用可能になる予定。(一般会員は機能制限付き)
また、「投稿したコメントがニコられたことが通知される機能」が実装される予定。
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関連項目 |
外部リンク旧ニコる関係新ニコる関係 |
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