本記事では、ニコニコ動画およびニコニコ生放送で配信されているアニメのOPにおいてその由来を問わず汎用的に用いられるコメントを便宜上合いの手として紹介するものである。
概要および注意書きの詳細はニコニコ配信アニメにおけるテンプレコメント集の一覧をご覧ください。
概要
合いの手とは歌と歌の間にとる拍子や掛け声のことである。本記事では、アニメのOP楽曲や映像などからくるテンプレコメントのほかに、汎用的一般的すぎて元ネタという元ネタが無いものについてもあわせて掲載解説する。
注意
- 汎用的としましたが、乱用など怒られることが無いよう使用には十分に注意してください。
- 流行り廃りもあるかとおもいます。加筆修正、ご意見などぜひともご協力願います。
- 字列そのものに問題がない限り、元ネタが何であれ掲載の是非は問いません。
一覧
使用の様子としてできるだけ作品本編を挙げていますが、後期OPなどは有料化されるため視聴できません。
代わりにOP曲の検索へ誘導しますが、本編にくらべるとコメントが少ない場合が殆どです。有料動画になっても
課金せずそのまま再生することで、動画の視聴はできませんがコメントの確認・再生をすることができます。
曲始め
- 「OP」
そのまま「OPだ」という意味。場合によって「良OP」や「神OP」と評価を言うこともある。実際には第一話や最終回でよくあるその回の最後にOPを流すパターンで「OP」と書かれることが一番多い。間違いなくOPの曲始めであるが、稀に「ED」と書かれる作品がある。
参考 - ノーゲーム・ノーライフ 第1話「素人《ビギナー》」
- 「もどして」
そのまま「戻してほしい」という意味。 主に新OPに変わり「以前の曲のほうが良かったから元に戻せ」という意味合いで曲始めに用いられるが、稀にもっと重要な点で「もどして」と書かれる作品がある。流行出したのは『てーきゅう』(せかつよ)だが淫夢語である点注意。詳しくは該当記事参照。
参考 - てーきゅう3期 ゆり&なすのの年末特別編
- 「さぁカメラが下からグイッとパンしてタイトルロゴがドーン!」
パンとはカメラを振ること。良くあるのは空まで飛び上がってロゴがバーンと表示されるさま。『てさぐれ!部活もの』のOP「Stand Up!!!!」にあるネタが語源。詳しくはそちらの記事を参照。
参考 - てさぐれ!部活もの OP「Stand Up!!!!」
歌いだし
- 「ズコー」
ズコーとはずっこけること、あるいはずっこける際の擬音のことである。 「なんだそれ」とガッカリしたときや拍子抜けしたときに使われるギャグの一つで、意味はそのままである。 良く言えば愛らしい、悪く言えば心許ない歌い方だった場合に使われる。必ずしも批判というわけではない。 ズコーさんという愛称のアーティストが居る。
参考 - のんのんびより 第1話「転校生が来た」
- 「え?なんだって?」
なんだって?とはつまり歌詞を聞き返すさまで、ようするに滑舌が悪くて聞き取れないという意味である。「え?なんて?」や「なんだって?」と略されることも多い。よくマンガやラノベで主人公などが真実に直面しそうなときに都合良く聞き逃してフラグ回避させる手法のひとつ。ニコニコ動画での流行りだしで言うと『僕は友達が少ない』、有名なギャグでいうと志村けんの「ひとみばあさん」。
参考 - 弱虫ペダル 第2クールOP「弱虫な炎」 (13話~25話)
曲終わり
- 「うん!」 「もん!」
これらは締めの言葉である、意味は特にない。うん!は『人造昆虫カブトボーグ V×V』のED「VICTORY ROAD」の最後にうん!と放ったのが語源。もん!はその派生とされている。詳しくは該当記事を参照。用法はうん!と全く変わらない。また文面が非常に短いため歌詞にこれを含むことがあり、この場合曲終わりでなくても発生することがある。歌い方などで印象的な二音があった場合その二音で「○○!」と派生することがある。
参考 - ファンタジスタドール 第1話「うずめうずうず 忍び寄る怪しい影?」
- 「くん!」
上記の「うん!」あるいは「もん!」がさらに派生したもの。『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』の挿入歌「魚心くんソング」にて、「うおごころくん」というフレーズでくんを全音符分ためることから。
参考 - 普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。 挿入歌「魚心くんソング」
場面不問
- 「どんちき♪└(^ω^ )┐♫┌( ^ω^)┘どんちき♪」
とあるキャラクターの発言から生まれたAA。詳しくは「ドンチキ田中」参照。リズミカルなドラムで、バスドラムなど低い音とスネアやハイハットなどの高い音のオノマトペとして使われる。
参考 -
- 「○ー」 (例:「がー」「もー」)
語尾を伸ばすさまをそのままコメントする。音程をとって「が↓」「も↑」などとする場合もある。 曲、あるいは歌い方に特徴があり、語尾が耳につくような場合にコメントされる。
参考 - エスカ&ロジーのアトリエ~黄昏の空の錬金術士~ 第1話「ようこそアトリエへ!」
- 「ここ○○」 (例:「ここすき」)
ここ、つまり今映っているOP映像のそのシーンについてただ感想を述べるコメントである。ただ感想を述べているので、好きと思ったら「ここすき」、例えば曲が軍歌っぽいと思ったら「ここ軍歌」などとパターンは様々であるが大元は「ここすき」だと思われる。語感が似てるが淫夢語ではない。詳しくは該当記事参照。
参考 - シドニアの騎士 OP「シドニア」
- 「誰?」
誰か分からない人が映っていたときに困惑する旨のコメントである。とくに本編未登場の人物に言うことがほとんどで、ネタとして影が薄いキャラクター、逆に容姿や人格が変わりすぎる(すぎた)キャラクター、事情により居なくなったキャラクターにも使われる。『カードファイト!! ヴァンガード』のEDにて、本編未登場のキャラクターに言われたのが始まりだと思われるが、誰だっけ。
参考 - カードファイト!! ヴァンガード 第1話「運命の先導者(ヴァンガード)!!」
- 「※○○です」 「※○○ません」 (例:「※言いません」)
OPの歌詞と映っている映像、あるいは作品本編との矛盾を指摘するコメントである。例えば「皆は彼のことをこう呼ぶ」などというセリフに、呼ばれてるところ見たことねえぞと違和感を持ったときには「※呼びません」とこうツッコまれるわけである。よくあるのは「呼びません」「言いません」。
参考 - ご注文はうさぎですか? 第1羽「ひと目で、尋常でないもふもふだと見抜いたよ」
- 「○○じゃねーか!」 「○○じゃねーじゃねーか!」 (例:「やればできるじゃねーか!」)
△△かな?違う、○○じゃねーか!と、歌いだしあたりで逆振りしておいて事実が分かったところで使う。『ぎんぎつね』のED「月光STORY」がミスチルっぽいと思ったら違ったことをキレるコメントが語源である。元々は「○○じゃねーじゃねーか!!」であるが、流用先では簡単に「○○じゃねーか!」とされる。また、一見無関係に起こる「名倉やないかい!」のコメントもこのテンプレコメントの流れの一つである。詳しくはこちらの記事を参照。
でもいい曲じゃねーか!
参考 - ぎんぎつね 第1話「十五代目と銀太郎」
関連項目
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