ニコニコスマホSDKとは、ドワンゴが提供する、スマートフォンアプリ用ソフトウェア開発キット(SDK)である。
概要
スマホアプリにこのSDKを組み込むことで、ニコニコ動画へプレイ動画のアップロードを行う機能や、ニコニコ生放送にて実況プレイを行う機能などを、アプリへ導入することができる。
2014年8月8月に最初のバージョンがリリースされた。当初はiOS版のみであったが、およそ1年後の2015年6月25日にAndroid版もリリースが行われている。
ニコニコ生放送配信機能は、一般会員の場合30分枠を1日3回まで、プレミアム会員は最長6時間放送できる。
ニコニ広告、ニコニコ市場は使用できない。2018年4月13日のアップデートよりPCからの枠名変更もできなくなった。
2018年9月28日 15:00 をもってサービスを終了する予定。
同等サービスとして、スマホアプリ版nicocas(現「実験放送」)で提供していくとのこと。
提供する機能と対応するOS
ニコニコスマホSDKが提供する機能と、それを利用できるOSの対応は下表の通り。2016年6月時点では、iOS版ではフル機能が利用可能だが、Android版はニコニコ生放送用の機能のみの提供となり、ニコニコ動画用の機能は利用することができない状況である。
提供機能 | 対応OS | ||
---|---|---|---|
iOS | Android | ||
ニコニコ生放送 | ワイプ映像+音声で実況 | ○ | ○ |
コメント | ○ | ○ | |
視聴プレイヤーの背景機能 | ○ | ○ | |
番組情報の入力・シェア | ○ | ○ | |
ポータル機能 | ○ | ○ | |
ニコニコ動画 | ワイプ映像+音声で実況 | ○ | × |
リプレイ | ○ | × | |
トリミング | ○ | × | |
番組情報の入力・シェア | ○ | × | |
ポータル機能 | ○ | × |
ニコニコスマホSDKの歴史
- 2014/08/08 - 「iOS版ニコニコスマホSDK」リリース
- 2014/09/30 - 株式会社カヤック「Lobi REC SDK」からニコニコ動画への動画投稿が可能
- 2015/02/12 - Kamcord Inc.「Kamcord SDK」からニコニコ動画への動画投稿が可能
- 2015/04/16 - ニコニコ生放送配信に対応
- 2015/06/25 - 「Android版ニコニコスマホSDK」リリース
- 2018/03/12 - 「ニコニコスマホSDK」の新規クライアントID申請を停止
- 2018/07/頃 - 提供終了のお知らせを発表
- 2018/09/28 - 「ニコニコスマホSDK」サービス終了予定
外部リンク
関連項目
主要サービス | 動画 - 静画 - 生放送(公式/ユーザー) - チャンネル(ブロマガ) コミュニティ - 広告 - 実況 - コモンズ - アプリ - モバイル 大百科 - 市場 - 直販 - ニュース - ニコニ立体 |
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