ニャイキングとは、ポケットモンスターに登場するNo.863(ガラルずかんNo.183)のポケモンである。初登場はポケットモンスターソード・シールド。
基礎データ | |||
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名前 | ニャイキング | タイプ | はがね |
英語名 | Perrserker | 高さ | 0.8m |
分類 | バイキング | 重さ | 28.0kg |
全国図鑑 | #863 | 特性 | カブトアーマー |
ジョウト | #― | かたいツメ | |
ホウエン | #― | 隠れ特性 | はがねのせいしん |
シンオウ | #― | グループ | りくじょう |
イッシュ | #― | 孵化歩数 | 5120歩 |
カロス | #― | 性別比率 | ♂:50% |
アローラ | #― | ♀:50% | |
ガラル | #183 | 努力値 | 攻撃+2 |
世代 | 第八世代 | ||
進化 | ニャース(ガラルのすがた)→ニャイキング(LV28) |
図鑑説明
- ポケットモンスターソード
- あたまの たいもうが こうしつかして てつの ヘルメットのように なった。 とても こうせんてきな せいしつ。
- ポケットモンスターシールド
- たたかいに あけくれて しんかした けっか のばすと たんけんに かわる ぶっそうな ツメを てにいれた。
概要
ガラル地方のニャースのみが進化する、今作で初登場となったリージョンフォーム独自の進化形態(タチフサグマなどとは異なり、追加進化ではなく分岐進化ともいえるもの)。ペルシアンとは異なり重量級のポケモンとなっている。
頭を覆う鉄兜状の体毛とバイキングヘルムのような角、まるで銛や鉤爪のように変形する爪、蓄えられた口髭、キャンプでの豪快な笑い方、そしてそもそもの名前からして元ネタは恐らく「海賊」そのものである。非常に好戦的な性格であり、こちらを発見するとナワバリから出るまで追いかけ回してくる。
種族値の合計値こそペルシアンと同じ440だが、かなり高めのすばやさとそれ以外は全体的に低めの能力値という配分であったペルシアンに比べ、こちらはとくこう&すばやさをかなり削り取り、その分すべてをこうげきとぼうぎょに回した配分となっている。
単鋼タイプという属性もあり、敵の物理わざを受け止めてお返しに一発返すということには非常に向いており、特性のかたいツメを併用すればバカに出来ない程の突破力を持つ。しかも元がニャース故に繰り出せる接触技の範囲が幅広く、一致技のアイアンヘッドは勿論、じゃれつくやじごくづき、インファイトにとんぼがえり、ジャイロボールにすてみタックル、アイアンテールと選び放題である。かたいツメ適応外の技にダストシュートやたねばくだんもあり、重戦車アタッカーとしての適性は割と高めである。
さりげなくバトンタッチも修得可能で、つるぎのまいやのろい、つめとぎ、てっぺきにどわすれにわるだくと積み技も豊富。というか、回避とすばやさ以外を積む手段は何かしら存在するという謎の器用さをもつ。
弱点は特殊耐久は低めで役割破壊の大文字等であっさり天に召されるという点。ナットレイ対策の技がそのまま刺さる可能性があり、繰り出す相手は選ばなければその鈍足さも相俟って何もできないまま沈む可能性がある。それどころか相手が交代まで見据えた安定択のボルトチェンジなどを選んだ時でも重たい一撃になるほど特殊方面は脆い。選出するときには炎・電気・水・ゴーストなどの等倍以上で受ける特殊技を後退から受けれるポケモンもセットで用意する必要が出てくるだろう。
また、別のベクトルで注目されているのが隠れ特性で与えられた専用特性「はがねのせいしん」である。この効果は「味方全員の鋼タイプの技の威力を1.5倍にする。この効果は重複する」…という複数戦を想定したものとなっている。
この文章だけならイマイチ効果が注目される理由がピンと来ないかもしれない。だが、この特性の最大のポイントは二点あり、「対象が味方」である点と「この効果は重複する」という点。チェリムのフラワーギフト同様に対象は「味方全員」なので、自分自身も含むのである。そして鋼の精神ニャイキング4匹による海賊団を結成しマックスレイドバトルに挑んだ場合、一匹のニャイキングのアイアンヘッドの火力はタイプ一致補正も含めて7.59倍まで跳ね上がる。もはや半減だろうとお構いなしにアイアンヘッドを撃つだけで敵が紙きれのように吹き飛んでいくようになるのである。全員が鋼の精神ニャイキングである必要があるため、野良では実質的に不可能ではあるが、レイドバトルの周回ではこれが最も早い方法となりえることから話題となっている。
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関連項目
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