ニューイングランド・ペイトリオッツ (NewEngland Patriots(NE))とはボストンを中心としたアメリカ北東部6州のニューイングランド地域を本拠地として活動するNFLのチームである。AFC東地区所属。ファンの間ではPATS(パッツ)と呼ばれることもある。パンツじゃないもんっ
創設年 | 1960年 |
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スーパーボウル進出/優勝 | 11/6 |
チームカラー | ブルー・レッド・シルバー・ホワイト |
スタジアム | ジレット・スタジアム (マサチューセッツ州フォックスボロ、68756人) |
概要
1960年、AFLのチームとして創設。チーム名の「愛国者ども」は本拠地としているニューイングランド地域が、アメリカ独立戦争の舞台だった事から来ている。ミサイルと語源は同じなのだが、あちらは「パトリオット」でこちらは「ベイトリオッツ」になるのは何故?
チーム創設当初は低空飛行を続け、ようやく1985年と1996年にスーパーボウルに進出するも敗戦。主力やらコーチやら大量に引き抜かれるものの、2000年にビル・ベリチックがチームを率いるようになると、就任1年目こそ負け越したが、それ以降は勝ち越し、13シーズンのうち10シーズンはプレイオフに進出するなど強豪への道を歩み出すことになる。
そして、あの男がやってくる。
2001年に正QBの負傷によってトム・ブレイディが登場すると、その豪腕とベリチックの指揮がかみ合ってプレイオフの壁を突破、4年間で3回のスーパーボウル制覇の偉業を達成、毎年、プレイオフのみならずスーパーボウル優勝の筆頭候補に挙げられるなど今に至っている。
今年もAFC東地区の鉄板に上げられているが、ブレイディがデビューしてから早13年。そろそろ引退の二文字が見え始める頃でもあり、世代交代の時期も差し掛かってきたのでPATSといえど安泰ではない。しかし、ベリチックが健在な限りは強豪で有り続けるだろう………というのはサラリーキャップの大半をブレイディとベリチックで占めている。つまり、他のチームよりも有力選手に回せる額が少ないのにも関わらず、スーパーボウル常連ともいえる成績を挙げられるのは驚愕以外の何者でもない。このやりくりの上手さが持続する限りにおいては常勝軍団で有り続けるのだろう。
………道理で「たとえスターであってもチームの和を乱すような奴は、いらない」と言えるわけだ。
注目人物
- トム・ブレイディ
- ボジション:クォーターバック
- 背番号:12
- NFLに於いて最強の一角を占めるQBの1人。
- 名門ミシガン大学の出身でありながら、身体付きの悪さからドラフトではなかなか声がかからず、結局指名されたのは6巡目だった。ちなみに、彼より前に6人のQBが指名を受けており、彼らはブレイディ6と呼ばれている。
- ルーキーシーズンは4番手QBとしての評価がされず、1試合の出場で終わる。
- 翌年のシーズンは最初は控えであったものの、エースQBであったブレッドソーが負傷欠場を余儀なくされたため、代役として出場、それ以降は圧倒的なパフォーマンスを発揮し、最年少スーパーボウル優勝QB、連覇QB、複数回のリーグMVP、4度のスーパーボウルMVPなど様々な栄誉に輝いた。
- 2019年シーズン終了後に退団し、翌シーズンはタンパベイ・バッカニアーズに移籍した。
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関連項目
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