ニョロボンとは、ポケットモンスターに登場するNo.0062のポケモンである。初登場は赤・緑。
基礎データ | |||
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名前 | ニョロボン | タイプ | みず かくとう |
英語名 | Poliwrath | 高さ | 1.3m |
分類 | おたま | 重さ | 54.0kg |
性別比率 | ♂:50.0% | 特性 | ちょすい |
♀:50.0% | しめりけ | ||
グループ | すいちゅう1 | 隠れ特性 | すいすい |
孵化歩数 | 5120歩 | 捕捉率 | 45 |
世代 | 第1世代 | 努力値 | 防御+3 |
進化 | ニョロモ→ニョロゾ(Lv25) →ニョロボン(みずのいし) →ニョロトノ(おうじゃのしるしを持たせて通信交換) |
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図鑑データ | |||
全国図鑑 | #0062 | 図鑑の色 | 青 |
ジョウト | #074 | ホウエン | #― |
シンオウ | #― | イッシュ | #― |
カロス | #035(マウンテン) | アローラ | #151(アローラ) #078(アーカラ) #070(ウラウラ) (USUM) #184(アローラ) #085(アーカラ) #076(ウラウラ) |
ガラル | #― | ヒスイ | #― |
パルデア | #041(キタカミ) |
図鑑説明
- ポケットモンスター赤・緑、ファイアレッド
- およぎが とくいで クロールや バタフライが できる。 オリンピックの せんしゅも かなわないほど はやい。
- ポケットモンスター青、リーフグリーン、Y
- クロールや バタフライが とくいで オリンピックの せんしゅでも ぐんぐんと おいぬいていく。
- ポケットモンスターピカチュウバージョン、Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ
- ぜんしんの きんにくを つかった ちからづよい およぎで オリンピック せんしゅも おいぬいていく。
- ポケットモンスター 金、ハートゴールド
- バタあし だけでも たいへいようを おうだん できるほど およぐのが じょうずだ。
- ポケットモンスター 銀、ソウルシルバー、スカーレット
- きんにくを すべて つかった ダイナミックな およぎが とくいだが なぜか ちじょうで せいかつする。
- ポケットモンスター クリスタルバージョン
- はったつした てあしを つかって ほんの いっしゅん だけなら みずのうえを はしることが できる。
- ポケットモンスタールビー・サファイア、エメラルド
- はったつした きょうじんな きんにくは どんなに うんどうしても つかれる ことは ない。 たいへいようも かるく おうだん できるほどだ。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナ、ブラック・ホワイト、X
- きょうじんな きんにくを もつ。 たいへいようを やすむことなく およぎつづけることが できるのだ。
- ポケットモンスターサン
- アローラの ニョロボンは ひらおよぎが とくい。 ニョロボンの マネで およぎを まなぶ こどもも おおい。
- ポケットモンスタームーン
- たいしぼうりつは だいたい0%。 ぜんしん きんにくで おもいので およぐ ちからが はったつした。
- ポケットモンスターウルトラサン
- みずポケモンの なかでも かなり およぎは たっしゃな ぶるい なのに ふだんは りくで すごしている。
- ポケットモンスターウルトラムーン
- およぎで きたえた きんにくは ふとく たくましい。 せいけんづきで おおきな いわも こなごなに する。
- ポケットモンスターソード
- ぜんしんが きんにくの かたまり。さむい うみでも たくましい うでで りゅうひょうを くだき つきすすむ。
- ポケットモンスターシールド
- およぎ だけでなく かくとうぎも とくい。きたえあげた うでから ごうかいな パンチを くりだす。
- ポケットモンスターバイオレット
- 発達した 手足を 使って ほんの 一瞬だけなら 水の上を 走ることができる。
概要
- ニョロゾをオタマジャクシのまま進化したら格闘タイプが付いた。
- 筋肉が付きすぎてしまったのか、ニョロゾの頃よりも素早さが下がってしまった。
- 図鑑の説明文にはオリンピック選手のことか、泳ぎと筋肉のことしか書かれていない。
- お腹のぐるぐるは透けた内臓である。
- 赤・緑の開発段階では「ニョースカ」というポケモンで、デザインはほぼ同じながらも、座り込み鼻をほじっている怠け者のようなシルエットだった。しかし「せっかく進化したのに強そうじゃないと嬉しくないだろう」としてリテイクがかかり、ニョロボンになったという経緯があるという(デザイナー・西田敦子氏(現:にしだあつこ)談)。
- ポケスペでは主人公レッドの手持ちに入っており、幼馴染で厚い信頼を得ている。ニックネームは「ニョロ」。
割と優遇されているが、先陣を切る事が多いせいか、相手に対するかませ犬的な扱いになってしまうこともしばしば。しかし、次に繰り出すポケモンのためにあまごいの先駆けともいえる布石を残したり、ロケット団幹部が使用するフォレトスの自爆を防ぐべく、自身の特性をデオキシスに託したりと、縁の下の力持ちとして、いぶし銀な活躍を見せることも少なくない。
また、シロガネやまで共に修行したゴールドのポケモンとは影で連携技を開発していたのか、ニョロトノの「ニョたろう」とのかげぶんしんによる連携プレイを見せるという熱いシーンもある。 - 金・銀では、タンバシティのジムリーダーシジマの切り札として登場。ばくれつパンチで戦局をひっくり返される恐れがある難敵である。
- 第2世代ではレベルアップでこころのめ、第1世代ではわざマシンでじわれを覚える。史上初めて、こころのめ→じわれによる必中一撃コンボを可能にしたポケモン。しかし第3世代からこのコンボは使えなくなってしまった。
- 第5世代では野生で出現するようになった。また、隠れ特性として「すいすい」を獲得した。
- 第6世代で攻撃種族値が85から95に変更された。しかし残念ながらインファイトもドレインパンチも相変わらず覚えず、フェアリータイプの登場で弱点も増えてしまった。
- 第7世代では、バーチャルコンソールを利用して初代からじわれを覚えたニョロボンを連れてくることで「こころのめ→じわれ」のコンボが再び使えるようになった(およそ15年ぶりである)。ただし金銀時代よりも遥かに火力インフレの環境になっているため、うまくコンボを活かせるかどうかは難しいところ。また、仕様上必ず特性がすいすいになる点、第3世代以降のわざマシンやタマゴ技と両立できない点などについては注意が必要。
- ピカブイではばかぢからを習得し、剣盾で念願のインファイトとドレインパンチを習得した。
対戦におけるニョロボン
- ステータスはどれも平均的で、7世代まではクロスチョップ、ドレインパンチ、インファイトなどの有力な格闘技を覚えない。
ゆえに決定力不足な点は問題である。覚えるのはかわらわり、じごくぐるま、ばくれつパンチ、きあいパンチと威力不足か当てにくい技しかない。 - 特性は3つあるが、じばく・だいばくはつは近作では弱体化されているため、「ちょすい」か「すいすい」にするとよいだろう。基本的にはちょすいで、雨を利用する場合や相手の雨を意識する場合にはすいすいを選ぶといいだろう。
- 補助技ではさいみんじゅつ、アンコール、はらだいこが差別化に重要な技となっている。特に特性「すいすい」発動下におけるはらだいこは雨による水技の威力上昇も相まってかなりの爆発力がある。アンコール、さいみんじゅつ、みがわりときあいパンチを組み合わせる戦術では相手の行動を読む必要はあるがハマればかなりの高火力を叩きだすことが出来る。また珍しい特殊の先制技「しんくうは」を覚えるため、これを中心に据えた特殊型にすればパルシェンなど一部のポケモンに大変強くなる。しかし、特殊火力はあまり高くないため弱点をつくことを心がける必要がある。しんくうはは第4世代のROMがないと覚えさせることができないことには注意。
- さいみんじゅつ+ともえなげで眠りを撒く戦術は第5世代では有効だったが、第6世代からは流した際に眠りターンがリセットされなくなったので大きく弱体化した。
- 剣盾ではインファイトを習得し雨パーティのエースとして活躍できるようになったほか、ドレインパンチを習得したことではらだいこ→ドレインパンチで体力回復のコンボができるようになった。
- 同じみず/かくとうタイプは長らく幻ポケモンのケルディオしかいなかったが、第8世代以降連撃ウーラオス、ウェーニバル、パルデアケンタロスウォーター種と準伝説や一般のポケモンが立て続けに登場している。ケルディオ以外はいずれも高速物理アタッカー気質であるため特性や補助技の違いを使って上手く差別化したいところ。
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