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ニンテンドーeショップとは、任天堂が運営するコンテンツ配信サービスである。
概要
「ニンテンドー3DS」「Wii U」「Nintendo Switch」に本体機能として搭載されているサービス。ニンテンドー3DSでは2011年6月7日に、WiiUでは2012年12月8日に、Nintendo Switchでは2017年3月3日にそれぞれサービスを開始している。
ニンテンドー3DSとWii Uにおいては、「Miiverse」や「Wii U Chat」といったニンテンドーネットワークのひとつという位置付けだったが、Nintendo Switchではニンテンドーネットワークの廃止により単独のサービスとして独立化している。
ゲームソフトのダウンロード購入のほか、動画を視聴することなどができる。Wiiにおける「みんなのニンテンドーチャンネル」と「Wiiショッピングチャンネル」を統合したような内容である。
※ニンテンドー3DSとWii Uについては、2023年3月に実質的に終了することが予告されている。[1]
ニンテンドーeショップの利用に必要なもの
- ニンテンドーネットワークID、ニンテンドーアカウント
- ニンテンドー3DSとWii Uの場合はニンテンドーネットワークIDを、NintendoSwitchの場合はニンテンドーアカウントの作成が必要となる。それぞれのアカウントを利用してニンテンドーeショップへとログインする。
- 残高のチャージ
- ソフトの購入には無料のものや体験版を除き、ニンテンドープリペイドカードかクレジットカードを利用して、必要な分の残高を追加する必要がある。また、一部のダウンロードソフト(カードソフトのダウンロード版も含む)は事前にダウンロードカードやダウンロード番号を購入し、記載されている引き換え番号を入力する事でも購入する事ができる。
ニンテンドーeショップで購入できるコンテンツ
- バーチャルコンソール(ニンテンドー3DS / WiiU)
- 詳細は記事「バーチャルコンソール」を参照。過去に発売されていた様々なゲームをダウンロード購入することができるシステム。ニンテンドー3DSでは「ゲームボーイ」「ゲームボーイカラー」「ファミリーコンピュータ」「ゲームギア」「PCエンジン」、WiiUでは「ファミリーコンピュータ」「スーパーファミコン」「NINTENDO64」「ゲームボーイアドバンス」「ニンテンドーDS」「PCエンジン、MSX」のソフトが配信されている。
- ダウンロードソフト(ニンテンドー3DS / WiiU / Nintendo Switch)
- パッケージ版がなく、ニンテンドーeショップでの専売ソフト。従来のWiiウェアやDSiウェアと同じ位置付けとなる。
- ダウンロード版ソフト(ニンテンドー3DS / WiiU / Nintendo Switch)
- 2012年7月28日よりニンテンドー3DSカードソフト(パッケージ)のダウンロード版の配信を開始。ニンテンドー3DSダウンロードソフトに振り分けられる。内容はパッケージと変わらない。購入方法はニンテンドーeショップの他に店頭ダウンロードカード(または、ダウンロード番号のみ)の販売もある。WiiUでは発売日当日からダウンロード版ソフトの販売を開始。プレミアムセット購入者限定で購入金額の10%を還元するサービスも行っている。
- 3Dクラシックス(ニンテンドー3DS)
- 昔のゲームを3D化して作り直した物。3D表現独自の奥行き感や飛び出す表現を楽しむことができる。ニンテンドーeショップ開始と同時に発売されたのは『エキサイトバイク』と『ゼビウス』の2種類。『エキサイトバイク』は2011年7月31日まで無料配信された(現在は有料)。また、2011年12月19日より2012年1月15日まで、キャンペーン応募者全員に『光神話 パルテナの鏡』の3Dクラシックス版が無料配布された。
- DSiウェア(ニンテンドー3DS)
- 詳しいことは「DSiウェア」の記事を参照。従来のDSiウェアをニンテンドー3DSでもダウンロードすることができる。ただし、SDカードに保存することはできず、必ず本体メモリに保存される。また、ニンテンドーDSiのDSiウェアをニンテンドー3DSにお引越しさせることができる。引越しの最中にはピクミンがデータを運んでくれる動画を見ることができる。DSiウェアという名前でありながらニンテンドー3DS専用のソフトもある。
動画
配信された動画を視聴することができる。2015年5月現在、動画は全て無料で視聴することができる。ニンテンドー3DSで見る場合は3D動画では3DのON/OFFは可能だが、強弱を変更することができない。
視聴できる動画は
- ゲームPV(ニンテンドー3DS/WiiU)
- ニンテンドー3DSでは、3D化されている物とされていない物がある。
- ゲームセンターCX 有野の挑戦(ニンテンドー3DS/WiiU)
- Wiiで配信されているものに加え、3D化したニンテンドー3DS専用の映像も配信されている。ニンテンドー3DS限定、WiiU限定の映像もある。
- ソフトの紹介映像(ニンテンドー3DS/WiiU)
- 各ソフトの詳細ページで見ることができる。
- E3やWiiソフトなどの特集映像(ニンテンドー3DS/WiiU)
- 期間限定やSDカードに保存する必要がある物も存在する。
など、非常に幅が広い。
他にもE3で米国の映画配給会社3社(ディズニー、ワーナーブラザーズ、ドリームワークス)から3D映画コンテンツがニンテンドー3DSに供給されることが発表されている。日本では日本テレビとフジテレビが提供する3Dショートムービーを日替わりで毎日・無料で配信されることが発表されており、「いつの間にテレビ」という形で実装された。
試遊版(体験版)
2011年12月7日の本体更新により、ニンテンドーeショップからパッケージソフトの機能制限した試遊版(体験版)をダウンロードできるようになった。ソフトごとSDカードに保存するため、SDカードの容量が不足しているとダウンロードできない。
試遊版には起動回数制限があり、ニンテンドー3DSの電源を切ったり、他のソフトに切り替えて再度プレイしようとする時に起動回数が消費され、一定回数を超えると自身の持つニンテンドー3DSではプレイできなくなってしまう。ソフトを削除して再ダウンロードしても起動回数は記録されているので無意味である。基本的に30回遊ぶ事ができるが、それ以下の回数しかプレイできないゲームもある(『花といきもの立体図鑑』(10回)、『クレヨンしんちゃん 宇宙DEアチョー!? 友情のおバカラテ!!』(5回)、『エースコンバット3D クロスランブル』(3回))。
WiiUにも体験版はダウンロードできる。(ニンテンドー3DSと大体同じ)
その他の機能
- ニュース(ニンテンドー3DS/WiiU)
- 更新情報を見ることができる。
- 新着情報(ニンテンドー3DS/WiiU)
- 新しく出るソフトや映像を確認することができる。
- ランキング(ニンテンドー3DS/WiiU)
- ソフトと映像のランキング。ソフトのランキングは以下の4つに細分化されている。
- オススメ投票(ニンテンドー3DS/WiiU)
- いわゆるレビュー。投票する際には年齢と性別を入力する必要がある。レビューできる内容は
- と非常にシンプルである。
- 残高の追加(ニンテンドー3DS/WiiU)
- ゲームの購入に使うお金を登録する。登録にはクレジットカードかニンテンドープリペイドカードが必要である。
- 検索機能(ニンテンドー3DS/WiiU)
- 条件指定による検索、単語入力による検索、おすすめキーワードによる検索の3種類がある。
- 設定・その他(ニンテンドー3DS/WiiU)
- 履歴の閲覧や設定の変更ができる。
関連動画
外部リンク
関連項目
- 任天堂
- ニンテンドーネットワーク / ニンテンドーアカウント
- ニンテンドー3DS / Wii U / Nintendo Switch
- バーチャルコンソール
- ニンテンドー3DSのソフト一覧
- ニンテンドー3DSダウンロードソフト
- ニンテンドーDSiウェア / Wiiウェア
- ニンテンドープリペイドカード
- コンテンツ配信サービス
脚注
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