ニート三国志とは、多数のアニメゲームキャラを新規武将として登録した三国志Ⅸプレイ動画であり、架空戦記の1つ。 正式名称「新世紀東方三国志 ~ひぐらしの憂鬱~」
概要
「働いたら負けかなと思ってる」と言い放った伝説のニートが主人公の三国志Ⅸプレイ動画。ちなみに全てのステータスが最低値の1である。
最大の特徴は登録キャラの多彩さ。タイトルを見てなんとなく想像できるが、新規武将には「新世紀エヴァンゲリオン」「東方Project」「ひぐらしのなく頃に」「涼宮ハルヒの憂鬱」が登録されている。またタイトルにあるもの以外でも「ローゼンメイデン」「遊戯王(社長のみ)」や外山恒一やビリーズブートキャンプのビリーなどが登録されている。
縛りとして登録キャラ以外は戦闘に使用禁止というものがあり、三国武将は一切使わなかった。そのため、登録キャラが暴れまわるプレイ内容になっており、本来の主役であるはずのニートはプレイパートではほとんど目立たなかった。その分はプレイパートとは切り離された紙芝居パートで補充され、こちらではそれなりに目立っている。
現在はほぼ全ての登録キャラを仲間にした時点で第一部完となっている。再開は2010年4月を予定していたが、マシントラブルによりさらに無期延期となっている。
特に目立ったキャラについて
登録キャラが多すぎるせいで、どうしても他のキャラに埋もれてしまうキャラが出てくる一方、ひときわ異彩を放つキャラも出てきた。彼らをちょっとだけ取り上げる。
- 社長・・・ニート軍の初代軍師にして、その後も参謀を務める。外交にも活躍。
- 小此木・・・一騎打ちに負け続け山狗ならぬ負け犬と呼ばれていたが、中盤からは非常に頼れるようになった。関の守りに定評がある。
- 八意永琳・・・ニート軍の三代目軍師にして主力の一人。仲間になってからは最終局面まで出ずっぱりだった
- 鈴仙・優曇華院・イナバ・・・敵将を射殺し、「座薬で人は殺せる」の名言を残した。タグにもなっている。
- 十六夜咲夜・・・コメントによるPAD合戦はうp主まで巻き込んだ。
- ニート・・・全ステータス1の超絶ダメ君主ながら人材育成に定評がある。弟子に幻術や妖術を教えながら、自らも習得する。ほとんど戦場に出ることはなかったが最後の海戦には自ら弟子を率いて参戦する。
他のシリーズに対する影響
07年の7月から9月というニコニコ動画(RC)時代の作品であるため、後の動画はこのシリーズから大きな影響を受けていることが多い。
大きなところでは複数の作品から新規武将を登録した上での紙芝居によるそれらのキャラたちによるクロスオーバーがあげられる。これ以前の作品でも新規武将にアニメキャラなどを登録した作品などは存在したが、それらを能動的に絡ませたのはおそらく三国志動画ではこの作品がはじめてである。これ以降の動画シリーズでは紙芝居にも力が入る作品がほとんどとなった。
細かいところで言えば、この作品でこれ以降の三国志動画の定番ネタが決まってしまったことがあげられる。『ひぐらしのなく頃に』の小此木は『関の守りに定評のある小此木』というネタがほかの動画でも使われているし、あえて低能力の武将に抜擢武将を育てさせ反面教師を期待するという楽しみ方もおそらくこの動画のニートが(ニコニコ動画においては)元祖であると思われる。
関連動画
関連用語
関連リンク
ニコニコ動画 歴史戦略ゲープレイ動画まとめwiki
ニコニコにおける三国志・信長の野望その他プレイ動画のまとめサイト
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