ニール・アームストロングとは、人類で初めて月面着陸を果たしたアメリカの宇宙飛行士である。
概要
1930年8月5日アメリカ合衆国オハイオ州ワパコネタ生まれ。2012年没。
海軍のパイロットとして朝鮮戦争に従軍後、アメリカ航空宇宙局NASAの前身、
国家航空宇宙査問委員会NACAのテストパイロットを務める。
1962年に宇宙飛行士として選抜され、1966年にジェミニ8号のコマンドパイロットとして
アジェナ8号との史上初の軌道上ドッキングに成功。
その後1969年7月にアポロ11号の船長として人類初の月面着陸に成功。
彼の言葉『これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。』は、
月着陸を見守る人々に大きな感動を与えた。
共に月面に降り立った月着陸船イーグルのパイロット、バズ・オルドリン、
司令船パイロットのマイケル・コリンズと共に
無事地球へ帰還したニール・アームストロングはその後宇宙飛行士を引退し、
1971年のNASA退官後にシンシナティ大学で航空宇宙工学の教鞭をとった。
さらに複数の企業からも誘いを受け実業家としての活動もしたが、
2012年8月に心臓手術後の合併症のため82年の生涯を閉じた。
アポロは11号以降合計6度の月面着陸を行ったが、
月には南極のように各国が基地を造ることなく現在に至っている。
1961年にアメリカ大統領ジョン.F.ケネディが宇宙開発の未来像を熱く語ったことが
月着陸の偉業へつながったが、
今では一般の起業家が火星移住計画の構想を語るなど、人類の宇宙への夢は尽きない。
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