ヌギル=コーラス(Ngyr-Khorath)とは、クトゥルフ神話の神の名前である。
概要
ヌギル=コーラスはW.C.ディベルJrの『ヌギル=コーラス/Ngyr-Khorath(短篇小説)』で登場した神性である。
ヌギル=コーラスは狂える神であり、原初の宇宙で眠っていたが、太陽系誕生とともに悪夢を見るようになり太陽系を破壊しようと考える外なる神。
イムナール(Ymnar)という存在はこの神の代わりに地球のどこかでそのものの意志を代行している。
ヌギル=コーラスは〈究極の憎悪〉、〈死の夢〉、〈空間の狂った神〉と呼ばれる神であり、惑星が生まれる前から宇宙空間にいた星を捕える神話的存在であり、近づくほどに恐怖を覚える暗い青緑色の霧の姿で現れるといわれ、誕生した際に怒り狂って星を食べ始めたという。
ヌギル=コーラスは核分裂によってイムナールを産み出し地球に送り込むが、旧神ペイホン(Paighon)と敵対しているといわれている。
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