ネオクラシカルメタル(英:Neo Classical Metal)とは、ヘヴィメタルのサブジャンルの1つである。
「ネオクラ」という略称で呼称されることもある。
概要
70年代のRainbowなどの様式美的なハードロックを
より極端なまでに追求したロックである。
70年代末期から80年代初頭にかけて創始されていった。
音楽的特徴としては、それ以前のロックに多かったブルースの影響が薄い事、
暗くマイナー調の曲が多く、ストリングスやクワイヤなどのサウンドが多い事、
ハーモニック・マイナー、ディミニッシュ・スケールなどのスケールを
極限の速さで弾くギターソロが多く取り入れられている事などである。
このジャンルの確立に大きく貢献した人物としてイングヴェイ・マルムスティーンが挙げられる。
リッチー・ブラックモア、ウリ・ジョン・ロートなどに影響され、
それらをさらに洗練させていった曲とサウンドで、その後のメタルシーンに多大な影響を及ぼした。
彼の確立した音楽性は後のメロディック・メタル、ゴシック・メタル、シンフォニック・メタルなど
様々なサブジャンルを生み出しており、今なおネオ・クラシカル・メタルのカリスマ的存在として
多くのフォロワーを生み出している。
なお「クサメタル」というジャンルの礎はネオ・クラシカル・メタルにあると思われる。
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