ネオナチ(ネオナチズム)とは、ナチスの思想を信奉する人物・団体が行う政治運動のことを指す。
それらの主義に傾倒する人物・団体そのものへの総称でもある。ここでは団体や人物について記述する。
概要
ネオナチは主に、ナチズムに傾倒し反社会的行動をとる者たちとして定義される。ネオナチの掲げる主な思想としては民族主義、ファシズム、反共産主義、外国人排斥、反米主義、反イスラエル、同性愛嫌悪など。つまり排他的な思想があげられる。
特にロシアではアメリカ中心主義や不況からネオナチの台頭が顕著である。あれ?「ロシアにとってナチスは侵略者なのでは?」「ヒトラー総統はロシア人を二流民族と見下していたのでは?」という事にあまり深く突っ込んではいけない。
また、具体的な"思想の指導者"というものがおらず、各々がナチズム信奉を掲げて勝手に動いているだけであり、別に統率された行動がとられているわけではない(つまりスタンドアローンコンプレックスのような感じである)。しかし、獄中で死去するまで腐敗・権力闘争・保身に走ることなく連合国相手に「退かぬ・媚びぬ・省みぬ」をリアルで貫き通した元・副総統のルドルフ・ヘスは、ネオナチからナチズム体現者・精神的指導者として崇拝されている。
ただし当の本人に言わせれば、「正当なナチズムを歪曲している」としてネオナチをむしろ嫌っていたという。
現実のネオナチ
- 国家社会主義者連合(世界)
- ドイツ国民民主党(ドイツ)
- 国家社会主義日本労働者党(日本)
- イタリア社会運動(イタリア)
- 国家社会主義協会(台湾)
- イラン国家社会主義労働者集団(イラン)
- アフリカーナー抵抗運動(南アフリカ)
- 国家社会主義運動(アメリカ)
- シリア社会民族党(シリア)
- 黄金の夜明け(ギリシャ)
他にもセルビア、モンゴル、イスラエル、コスタリカ、ボリビア、東欧などにも多くのネオナチ団体が存在するがいずれも多数派になった事はほぼない
ネオナチが登場する作品
関連動画
関連項目
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