ネオニートとは、ニートであるにもかかわらず何らかの方法で収入を得ている人たちの総称である。
概要
この言葉が広まったのはかつてテレビ東京系列などで放送されていた「給与明細」にてネオニートが紹介されたことにある。「ネオニート」と検索しようとすると関連用語に「矢野」と出てくるあたり、ある界隈に於いて一躍有名人になったぐらいである。彼のその後がどうなったのかははっきりしていない。
それはさておき、所得は大きく分けて労働所得と不労所得の2つに分けられる。労働所得とは労働から得られる所得であり賃金やボーナスなどがこれに該当し、サラリーマンや公務員など国民の多くがこれに該当する。そして不労所得は働かずとも得られる所得の事を指す。株の売買、不動産収入、転売などが思いつきやすいがいずれの場合においても元手が必要なので誰しも簡単に始められるものとは言い難い。だが近年広告収入やyoutuberをはじめインターネットを介する必要があるものが殆どである。
冒頭で何らかの方法と書いたがニート=定職に就いていない ことから一般的に不労所得で収益を得ている人たちになる。例えば日雇い派遣など労働所得を収益を得ていた場合はネオニートとされないことが多い。というのも具体的にネオニートの定義は定められていないが親や同世代と比較して彼らと同等もしくはそれ以上の収入がある事が前提とされている。そのため例え日雇い派遣で月20日前後働いたとして下手な正社員より多くもらえることがあるにせよ、親や同世代の平均を超えることはまずありえない。尤も、彼らの場合はフリーターと呼ぶのが相応しいだろうし日雇い派遣の頻度が低くて且つ就職意思がないのならネオニートではなくニートと何の変わりもないだろう。
ネオニートは善か悪か?
ニートは一般的に収入が無くダラダラしていることが多い反面ネオニートは自炊できるだけの最低限の収入を得ているためニートよりはマシとされる意見は多い。しかし古来から続く日本の風習に汗水垂らして働くことが美徳とされる事や幼少期に昼間っから働きもせずブラブラしている人を見てあんな人になっちゃダメって言われた人もいるだろう。いわゆる世間体の問題である。[1]
家族や親戚にも波及するため本人だけの問題とは言い切れないのが現状である。それを逆手にとってyoutubeでは「好きな事で、生きていく」をキャッチフレーズに自作の動画投稿者に対して一定の割合の広告収入を認める制度「YouTubeパートナープログラム」を開始した。詳しくはYouTuberの項目を参照されたし。
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関連項目
脚注
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