ネコアルクとは、『月姫』作品に登場する謎の生命体である。声の出演は柚木涼香。
概要
初出は『月姫』の「教えて!知得留先生」に生徒役として登場する、極端にデフォルメされたアルクェイド。その後、『歌月十夜』のころから一個のキャラクターとして独立。『MELTY BLOOD』シリーズでは「Re:Act」から登場、「Act Cadenza」からプレイヤーキャラとなった。
その正体はとにかく謎。アルクェイドとの関係も不明でありとにかく訳が分からない。地下に自分の王国である「グレートキャッツヴィレッジ(GCV)」を持つ。
自由奔放でメタ発言連発するキャラクターは、『MELTY BLOOD』シリーズで遺憾なく発揮され、シオンを「エジプトニーソ」、琥珀を「腹黒割烹着」、七夜志貴を「ポエマー」、有間都古を「ロリチャイナ」呼ばわりしている。特に都古に関してはライバル視しているらしく、都古のストーリーモードでは3度ラスボスとして登場している。また、同じ猫系の白レンには「関わっているとどんどんイロモノになりそうだから」と忌み嫌われている。そして『Actress Again』では自身が映画化される予定が『空の境界』に阻まれたと逆恨みし、両儀式を襲撃している(タイトルは『NEKO-ARC the Movie』。ちなみにエイプリル・フールネタである)。
Ver1.07のメカ&ネコもしくはリーズバイフェの追加シナリオではシエルと10年越しの因縁をつけるべく対決することとなった。
・・・メカヒスイ(もしくはリーズバイフェ)の力を借りて。汚いなネコさすがきたない。
余談だが、このシエルは完全武装状態。だが彼女のシナリオとは違い色モノ属性である。
月を操作する能力があるようで、リーズバイフェのスタイルを強制的にハーフムーンにしようとしたが手違いでボス専用のイクリプスにしてしまった。後は言うまでもない。
『MELTY BLOOD』シリーズでは、鋭い爪とビーム、あえてジェットで戦う。性能は、短いリーチと低い防御性能により常に最下位クラスだが、対空等に便利な目からビームの「おぷばっ!」やラストアークがなかなか強力なため、立ち回り次第では戦えるキャラとなっている。
なお、声は上記の通り柚木涼香だが、「『ネコアルクは6人存在している』という都市伝説の設定」を反映し、PS2版『Act Cadenza』では一定の条件をクリアすることにより、夏樹リオ(シオン)・ひと美(秋葉)・佐久間紅美(シエル)・水橋かおり(レン&白レン)・倖月美和(都古)の声に替える事が出来る。ちなみに奈須きのこ氏によるともっと増やしたいらしい。
派生ネコ
何故か派生ネコが多く、当初はネコアルク・カオスだけだったが、カーニバル・ファンタズムで一気に増え、現在は以下の4匹。
ネコアルク・カオス(CV:常連の人)
MBACからスタッフの暴走によって登場した新種。
見た目はネコアルクにネロ・カオス成分を足したような風貌で渋い声を持つネコ。
とにかく色々とカオスだが、たまにド正論をぶつけることも。
ネコアルク・ディスティニー(CV:若妻の人)
カーニバル・ファンタズム1巻で突如登場した新種のネコ。
見た目はピンクの髪に糸目のどこか大人の女性な雰囲気がするネコ。
割と悲観的でヤケになることがある。
ネコアルク・バブルス(CV:カレーの人)
同じく1巻初登場の新種。見た目はそこらへんのネコアルクとあまり変わらない。
「うんうんうん(ふんふんふん)」と首を縦に振るだけで全然喋らない。こいつの作るラーメンは美味だが見た目がとにかく酷い。
ちなみに、某キャラはコイツだけはかわいいと言ってる。
ネコアルク・エボリューション(CV:悪いね☆の人)
2巻から登場の新種。ネコアルク達とは面識がなかったようで初登場時に「誰?」と一蹴。
オス(?)らしく、見た目は上記3匹とかなり違っており、数年前の秋葉原にいそうなキモオタ風のネコ。喋りがたどたどしい。
関連動画
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関連項目
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