ネコギツネ(英:cat-fox/仏:chat-renard/コルシカ語:ghjattu volpe)とは、ネコとキツネの特徴を持った動物の一種とされるものである。
まだ「ネコギツネ」は仮の名前であり、新種と確定したわけではないので注意。
曖昧さ回避
概要
フランス・コルシカ島(コルス島)で2016年に初めて捕獲され、2019年6月にONCFS(フランスの国立狩猟野生生物局)によって新種の動物として発表された。現時点で16匹が確認されている。
ただし、「ネコギツネ」はあくまで仮称であり、「キツネネコ」という呼び名もある。まだ新種であることが学術的に認められたわけではないため、学名はついていない。
通常のネコよりも体長が大きく、犬歯が発達していることが特徴。しっぽは太く、輪状の模様が入る。外見はキツネよりもネコに近い。むしろ、外見はネコそのものである。どっちにしてもかわいい。
種としてはヨーロッパヤマネコとは別種であり、リビアヤマネコに近いと考えられている。リビアヤマネコはアフリカ北部のネコの野生種である。コルシカ島は地中海に浮かぶ島であり、アフリカにも近いため、リビアヤマネコと近縁である可能性は(DNAの鑑定結果が詳細に出ていない現時点では)完全には否定できない。
一方で、新種ではなくヤマネコとイエネコの交雑種であるという指摘もあり[1]、まだ新種かどうかは断定できない状態にある。
関連リンク
関連項目
- ナマズ(catfish/ネコウオ)
- ネコマネドリ(catbird/ネコドリ)
- ビントロング(cat bear/ネコグマ)
- メインクーン(coon cat/アライグマネコ)
- トラザメ(cat shark/ネコザメ)
- レッサーパンダ(小熊猫)
- ジャイアントパンダ(大熊猫)
脚注
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