ネコザメとは、鮫の一種である。
概要
ネコザメ目ネコザメ科に属する。体長は最大で1.2mほどの小さな鮫。眼の上が隆起しているのと、背鰭の前縁に2本の棘があるのが特徴。おとなしい底生性の鮫で、人を襲うことはまずないので、癒し系の鮫として人気が高く、水族館などでもよく飼育されている。触れるプールを設置している水族館もあり、触感を確かめる事が出来る。
夜間に餌を求めて動き回る夜行性の鮫で、サザエや棘皮類、甲殻類などを好んで食べる。ほとんどの歯が癒合して臼歯状の歯を形成しており、これでサザエなどの堅い殻をかみ砕いて食べるため、サザエワリの異名を持つ。
ちなみに英名はJapanese bullhead shark。ネコザメの仲間は世界中で10種ほど発見されているが、日本でよく知られている「ネコザメ」は"Japanese"の名の通り、日本近海の固有種である。
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