概要
ネズミの怪物の名前を挙げていくと切りがないことになりそうだが怪獣やキャラクター……さまざまなネズミもどきを含めるとネズミが基となった存在はたくさんいることだろう。
ある意味では某夢の国のネズミもネズミ怪物と言えるのではないだろうか。ハハッ。
とある動画の影響で怪獣ネズラが頭に浮かんだが、そのようなものをネズミ怪物という。
ピカチュウやらジェリーといったキャラクターはネズミ怪物というよりは化けネズミというほうが正しいかもしれないが、結局、現実に現われたら怪物に違いないので、それもネズミ怪物なのだと考えられる。
クトゥルフ神話におけるネズミ怪物
ネズミ怪物(Rat-Things)はH・P・ラヴクラフト著『魔女の家の夢/The Dream in The Witch House』に登場する魔女の家に住む魔女キザイア・メイソン(Keziah Mason)の使い魔ブラウン・ジェンキン(Brown Jenkin)に代表される人間の頭部をもつネズミのような奉仕種族である。
別名〈邪悪なあざけるもの〉、〈ちょろちょろするスパイ〉。
その姿は大型で毛が生えた鼠の姿をしているが、鋭い牙や髭の生えた顔は明らかに人間のものである。前肢は人間の手のようになっており、忍び笑いのような声であらゆる言語を話すという。
キザイア・メイソンやその他の魔女の血を餌とし、ときに命令により人を殺すことがある。この存在は魔術によって作られた存在で、従者を死後も奉仕させるためにこの姿になったのだろう。なので死ぬことはなく存在し続けるというがあまり見かけられることはなくなった。
とはいえ、ネズミじゃなくてもいいじゃないか。なんてことを思ったりするわけだが……
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