「ネットは広大だわ‥‥‥」とは、漫画『攻殻機動隊』に登場する台詞。
概要
士郎正宗による漫画作品『攻殻機動隊』(副題『THE GHOST IN THE SHELL』)の最終話「GHOST COAST」の最終コマにて、主人公の「草薙素子」が夜の大都市を見下ろしつつ独りごちた台詞。すなわち同作を締め括る台詞である。
バトー「何 ワケの判んねー事言ってんだか‥‥‥‥ で それからどこへ行く? また9課に戻るのか?」
草薙素子「ネットは広大だわ‥‥‥」
なお、この場合の「ネット」とはインターネットの事ではなく、凄腕のハッカー「人形使い」との邂逅の中で草薙素子が見出した、宇宙を満たす非物質的なネットワークの事を指していると思われる。
ちなみに「最終話」「同作を締め括る台詞」と言っても、その後に続編の『攻殻機動隊1.5』(副題「HUMAN-ERROR PROCESSER」)や『攻殻機動隊2』(副題「MANMACHINE INTERFACE」)が発表されているため、あくまで「第1作『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』の最後の台詞」ということである。
インターネットスラングとして
なお、上記のような元々の由来とは別に、「広大なインターネット上では、想像もつかない変なのが見つかるなあ」という感嘆を示すためのネットスラングとしても広まっている。
具体的には、かなりニッチな変態性癖を目にした時の反応として使用されていたりする(本記事「関連動画」参照)。
こちらの用法では、「ネッ広」と略されることもある。読み方は、略される前の「ネットは広大だわ‥‥‥」の読み方が「ねっとはこうだいだわ」なので、「ねっこう」だろうか。
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関連項目
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