ネヴァーウィンター・ナイツとは、TRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版(D&D第3版)』を題材にしたPCゲーム、およびそれを元としたPCゲームシリーズである。
販売はAtari社。開発はObsidian Entartainmentで現在は権利を取得した同社から、Steamなどのダウンロード販売などで比較的安価に購入できる。※これを加筆している現在はGoG.comでの販売を確認。時々サイトから消える。
第1作目 概要
| ゲーム情報 | |
|---|---|
| ジャンル | RPG |
| 開発元 | BioWare |
| 販売元 | ATARI セガ (JP) |
| 機種 | Windows |
| 発売日 | 2003年3月20日 |
| 価格 (税別) |
6090円(税別) |
| 対象年齢 | -- |
| その他 | -- |
| ゲームソフトテンプレート | |
D&Dベースでシナリオをつくって遊べる海外のRPGツールと思えば良い。 ツールセットを使ったシナリオ作成、DM(ダンジョン・マスター)としてのゲーム介入などをサポートしており、マルチに最初から対応しているのでTRPGに近いプレイも可能である。 準備や内容の変更にはツール自体への慣れも必要だが、上手に使えば戦闘の処理を大幅に簡略化できるメリットがある。経験者いわく複雑な処理は自動化しないほうがスムーズではないかとのことである。
もちろん、公式の一人向けのキャンペーンが用意されており、それだけでもかなりのボリュームがある。公式シナリオではプレイヤー有利になっているが、ハードコアに設定すればD&D3.5eに近づける事も可能。
マニュアルは400ページほどに及び、ほとんどはルールブックの抜粋版。そんなわけで初見であれシステムはある程度理解しておくと良い。マニュアルがない場合、流れをくむPathfinderなどを参考にすると理解の助けとなる。ニコニコならば動画である程度の流れを掴んでおくと制限の多いクラスで自爆する事は回避できる。
戦闘はTRPG側の説明や動画などで見てもらえばよいが、リアルタイムで入力するものの内部的には毎ターンイニシアティブロールのあと、『行動順』に動く、半ターン制のタクティカルバトルのRPGである。 その為Diabloの様な戦い方ではなく、防御魔法を固めて突入するファンタジー版XCOMの様なバランスといえばしっくりくる。 敵の近くで魔法や飛び道具を使ったり、無理やり横を通り抜けたりすれば機会攻撃の洗礼を受けることになる。
とは言え、公式シナリオでは休息がほぼ自由に取れることや治療だけでHPだけでなく状態異常も回復し死亡時のペナルティも無いに等しい。 イージーにすれば明らかな戦闘力欠如に育てなければキャンペーンはほぼクリアできるので、詰まってしまった人は回復アイテムや支援魔法を揃えて挑み、どうしても厳しければ難易度面で調節をすると良い。(ノーマル以上だと準備不足だと攻撃自体が通らない事もある)
主な世界設定はフォーゴトン・レルム。タイトル通り、バルダーズゲートの北、ネヴァーウィンターの街を主な舞台とする。この辺りはD&D関係では共通していることが多いのでホビージャパンなどのWebをあたるのも面白い。
シリーズ
一部がSEGAより日本語化された。続編は有志の手で日本語フォントと翻訳データーが作成、公開されている。
- ネヴァーウィンター・ナイツ
- ネヴァーウィンター・ナイツ:シャドウ・オブ・アンドレンタイド
- ネヴァーウィンター・ナイツ:ホード・オブ・ジ・アンダーダーク
- Neverwinter Nights: Darkness over Daggerford
- Neverwinter Nights: Kingmaker
- Neverwinter Nights: Pirates of the Sword Coast
- Neverwinter Nights: Infinite Dungeons
- Neverwinter Nights: Wyvern Crown of Cormyr
- Neverwinter Nights 2
- Neverwinter Nights 2: Mask of the Betrayer
- Neverwinter Nights 2: Storm of Zehir
- Neverwinter Nights 2: Mysteries of Westgate
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関連項目
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