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ノルアドレナリン
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ノルアドレナリン(Noradrenaline)またはノルエピネフリン(Norepinephrine)[1]とは、神経伝達物質である。

概要

有機化合物
ノルアドレナリン
ノルアドレナリンの構造式
基本情報
英名 Noradrenaline
略記 NA, NAd, NE
化学 C8H11NO3
分子量 169.18
テンプレートボックス

ノルアドレナリンはカテコールアミン(カテコールとアミンの構造を有する化合物)の一つである。生体では、チロシンからドーパ、ドーパミンを経て生合成される。生成されたノルアドレナリンは、チロシン化酵素を阻し、ドーパの生合成を抑制する。また、副腎髄質において、ノルアドレナリンはN-メチル転移酵素によってN-メチル化され、アドレナリンとなる。なお、ノル(nor-)は格原子(メチレン基など)が除去された化合物に使われる接頭辞であり、ノルアドレナリンはアドレナリン格原子1つが除去された構造をもつ。

大神経伝達物質(セロトニンドーパミン、ノルアドレナリン)に数えられる。中枢神経系において、ノルアドレナリンが関係している生体機としては「覚醒」「意欲」「集中」「記憶」などがある。分泌が低下(原因としては長期間ストレスにさらされるなど)すると、になったり意欲が低下したりするほか、うつ病の原因となる。逆に分泌が進すると躁状態を引き起こす。

また、アドレナリンと同じく、交感神経系の神経伝達物質である。ただし、緊急時のためのホルモンであるアドレナリンと異なり、ノルアドレナリンは常時、心血管系の調節に携わっている。心血管への作用として、格筋や内臓の血管を収縮させ、血圧を上昇させるα1作用がある。また、心拍数はβ1作用によって上昇するが、静脈内注射の場合は末血圧が上昇することにより反射的に副交感神経奮し、心拍数が減少する。

医薬品としては、急性の低血圧状態や、手術時の血圧維持に用いられる。アドレナリンと異なりβ2作用が弱いため、α受容体遮断投与後の血圧反転アドレナリン反転)は起きない。

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関連項目

脚注

  1. *2つの名称があるのは、「アドレナリン」と「エピネフリン」が発見された当時、それぞれ別の物質だと考えられたため。

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