ノンステップバスとは、出入口付近のステップ(段差)を無くしたバスである。
概要
現在主流となりつつある低床バス。スロープを出せば車椅子での乗り降りが出来る上、足腰の不自由な人でも乗り降りしやすい。現在販売されているノンステップバスは前中ドア配置で、中ドアから後ろの床を段上げし、段上げした床下スペースにエンジンやトランスミッションなどを配置している。
初期のノンステップバスには車体後部までステップのないエリアを設けたバスもあったが、車両価格が高い上にエンジンルームが客室へ飛び出しており、追突時の安全性を担保できないことなどを理由に2005年までに製造が終了している。
いくら現在主流のバスとは言え車両価格が高いのはあまり変わらない(参考までに現行のエルガノンステップAT車が税込みでおよそ2715万円、エアロスターワンステップの最高値でおよそ2490万円)ので、行政の補助金がないと導入できない事業者もあるし、中には収容力の低下を嫌い、大型車はノンステップバスではなく、ワンステップバスでバリアフリー対応としている事業者もある。(西鉄バスや豊鉄バスなど)
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関連項目
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