ノーチラス(鋼鉄の咆哮)とは、ゲーム「鋼鉄の咆哮」に登場する超兵器である。
概要
鋼鉄の咆哮2で初登場した超兵器。レムレース、ドレッドノートに続く3番目の潜航型超兵器である。肩書きは「超巨大高速潜水艦」だがシリーズによって変わることがある。
イギリスの超兵器「ドレッドノート」にそっくりであるが、ノーチラスはアメリカの超兵器であり、浮上はせず、同型艦と明記されたこともない。一方後にコーエーが開発したPS2版ではドレッドノート級の2番艦という設定で登場し、同じく浮上して砲撃戦を挑んでくる。
どのシリーズにおいても安定した強さを持ち、PC版とPS2版の両方において多くのプレイヤーが苦戦しただろう。特にPS2版WSC2のノーチラスは登場時期の件から多くのプレイヤーにトラウマを植え付け、挫折させた。
PC版での全長は、ドレットノートと同じく推定300~350mだと思われる。
鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー
基本性能 | |
---|---|
耐久力 | 2500 |
装甲 | 対31cm砲防御 |
速力 | 42.0kt |
兵装1 | 誘導魚雷2 |
兵装2 | 感応機雷敷設魚雷 |
兵装3 | 超音速魚雷1 |
兵装4 | ミサイル発射器2 |
兵装5 | 誘導魚雷2 |
兵装6 | 多弾頭ミサイルVLS2 |
兵装7 | 超音速魚雷2 |
最初に目にするのは大量の魚雷だろう。ノーチラスの最大速力は42kt、そして武装には超音速魚雷と誘導魚雷、高威力の多弾頭ミサイルVLSなどの高ランク兵器を搭載している。ドレッドノートとは比べ物にならない雷撃能力を持ち、浮上もしないため終始対潜兵器に頼ることとなる。
この時点で対潜兵器を搭載できるのは巡洋艦と駆逐艦であり、鋼鉄の咆哮2では戦艦に対潜ミサイルVLSが搭載できないため、プレイヤーは巡洋艦クラスでの出撃を強制させられる。更にノーチラスは「目標と一定距離を保つ」という行動パターンを持つ、ためこちらが接近すると逃げていく。厄介なことに感応機雷敷設魚雷で機雷をばら撒きつつ逃げるため、プレイヤーはばら撒かれた機雷と魚雷を回避しつつ、42ktで逃げ回るノーチラスを追い掛け回すこととなる。
明らかにドレッドノート級との関連性を思わせる形状だが、浮上はしないため砲は撤去されている模様、よく見ると艦尾が太くなっており、推進器の数が増えているようだ。しかし同型艦と明記さたことはないため、依然としてドレッドノートとの関連性は謎のままである。
鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー エクストラキット
ノーチラス
強すぎると判断されたのかまさかの弱体化、速力は42ktから37ktまで下げられたため前作ほどの脅威は無くなった。エクストラシナリオには登場せず。
改良型
『本国より大型潜水艦を向かわせた。 何としても敵艦を撃沈せよ・・・』
βエリアのとあるステージに登場。エクストラキットの中でも屈指の難所である。
機関が大幅に強化されており、最大速力は58kt。超音速魚雷と誘導魚雷による攻撃は変わっていないが、射数が2倍近くとなっており、改ノーチラスから途切れることなく魚雷が発射される。更には巡航ミサイル発射機まで搭載している。
そして改良型ノーチラスは3隻同時に登場する。3隻から飛んでくる魚雷とミサイルの量はお察し状態である。
実はノーチラス同様弱体化されており、前作の特別作戦には登場していたのだが、その時の速力はなんと65ktもあった。弱体化にも納得してしまうほど強かったのだ。
鋼鉄の咆哮2 ウォーシップガンナー
デザインはドレッドノートと同じになり、2番艦という設定で登場、そのため耐久力が減ると浮上し砲撃戦を仕掛けてくる。PC版のノーチラスと改ドレッドノートを足した性能になっており、潜航中は前者、浮上後は後者のようにβレーザーや50.8cm砲、超音速魚雷などを撃ってくる。
幻の3番艦?
WSGには幾つかの没データがあり、その中に「ドゥールム・レムレース」という名のユニットが存在する。この没ユニットはドレッドノートのモデルが指定されているため、ドレッドノート級3番艦として登場する予定だった可能性がある。
鋼鉄の咆哮2 ウォーシップコマンダー PS2
とある隠しステージに登場、多くのプレイヤーにトラウマを植えつけた。
肩書きは「超巨大高速潜水戦艦」に変更された。性能自体は前作とほぼ変わらない高性能にも関わらず、序盤の隠しステージに登場し、50.8cm砲や光学兵器をぶっ放してくる。この隠しステージの出現条件も簡易なため、多くのプレイヤーがノーチラスを出現させてしまい、長期間詰まるという問題が発生した。
耐久力と装甲はドレッドノートより若干高い程度なものの、50.8cm砲、超音速魚雷、多弾頭ミサイル。更に拡散荷電粒子砲、試作βレーザーなど終盤クラスの兵器を装備している。
更に難易度HARDでは拡散荷電粒子砲が「誘導荷電粒子砲」になるため、更に難易度が上がる。
悪魔のような強さを持つが、難易度HARDでもプレイヤーの知識と腕次第ではドレッドノートに挑んだ技術レベルでも突破可能。それでもかなりの運が絡むのは間違いない。簡易攻略として。
これらをうまく使うことによってミサイルや電磁防壁が開発できない低技術レベルでも勝つことが可能である。
試作βレーザー
今作のノーチラス専用兵器として「試作βレーザー」というものがある。登場時期に反して反則級な気もするが、解析によると威力はたったの80(3本命中で80×3=240)ということが判明した。電磁防壁を装備していたり、戦艦クラスなら未装備でも無視できる威力だが、まだ開発できない序盤ではダメージ軽減が不可能、更に回避が難しいので低威力でも瀕死状態では危険な装備となる。ちなみに通常のβレーザーの威力は1000以上もある。
ウォーシップガンナー2 鋼鉄の咆哮
2週目以降に出現する追加ステージに登場。
他の超兵器同様弱体化された他に、悲惨な運命を辿ることとなる。
リヴァイアサンを囮にしたヴァイセンベルガーが逃走用に用意した超兵器として登場する。
特殊弾頭魚雷を装備しているが、旧作と異なりそこまで速力がないというか、ドレッドノートに毛が生えた程度の性能なので、2週目に到達したプレイヤーによって即撃破されてしまう。
ただし、この地点では轟沈される事はできず、そのままヴァイセンベルガーごと北極に逃亡してしまう。
その後、フィンブルヴィンテルを覚醒させるために北極海に向かうが、覚醒したフィンブルヴィンテルの反物質砲によって対消滅するという結末を迎える。
なお、他の超兵器が軒並み強化されたPSP版でも性能が据え置きなので、恐らく最も不遇な超兵器だと思われる。パーフェクト・プラッタ...?知らない子ですね…
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関連項目
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