ノーベルガンダムとは、機動武闘伝Gガンダムに登場する、ネオスウェーデン代表のモビルファイターである。
登録番号はGF13-050NSW。搭乗者はアレンビー・ビアズリー。
概要
アレンビーが得意とする新体操を取り入れた、細身で奇抜な外観をしたモビルファイター。
その外観と裏腹に、ネオロシアのボルトガンダムを秒殺するなど凄まじいポテンシャルを誇る。
この機体の真価はバーサーカーモードにあり、搭乗しているガンダムファイターから理性を奪って外部コントロールして、暴走させるというシステム。
これはある意味シャイニングガンダムの怒りのスーパーモードが行き着く先だったかもしれない。
あくまで一時的な暴走によるブーストであるが、その性能は前述したボルトガンダムを秒殺するほどに向上する。
しかし理性を奪われるこのシステムをアレンビーは嫌っており、一度ノーベルガンダムがウォルターガンダムと化して破壊された後、登場した新しいノーベルガンダム(通称「ノーベルガンダムMk-II」)には搭載されていないようである。
ちなみに必殺技、と言えるものは存在しないが、ときた洸一版のGガンダムでは最終回に強化版である高機動ノーベルガンダムが搭乗し、「クレッセントフープショット」という必殺技が与えられていた。
また、正規の機能ではないが、ゴッドガンダムとタッグを組んだ際にノーベルガンダムもゴッドフィンガーを放ったことがあり、これによって合体技「ダブルゴッドフィンガー」が誕生した。
ただしこれは一時的な採用だったようで、以降は見られなくなってしまった。
このことから正規の武器としてゲームで採用されることは少なかったが、時代の流れからか徐々に技として採用されるようになった。
ちなみに……実はノーベルガンダムのデザインベースは、模型企画であるガンダムセンチネルの展開中に、カトキハジメが発表した、カトキアレンジのRX-78-2 ガンダムであり、これを女性的にさらにアレンジしたのがこれである。
カトキ版とはいえ、まさかファーストガンダムがベースになっているとは、一体どれくらいの人が一目で気づいたことだろうか……。
更に言うと今川泰宏は別に茶化してこんなデザインを求めたわけではなく、カッコイイと思って形成したそうな。
武器
- バルカン砲
ガンダムと言えばよく装備されている武器。 - ビームフラフープ
通称「ノーベルフラフープ」。ビームの輪を生成して投げつける武器、何故自分の手は切れないかって?こまけぇこたぁいいんだよ!! - ビームリボン
その名の通り、ビームで形成されたリボン。ヒートロッドのビーム版のようなもので、ビームロッドとも言える。出力変化によってはサーベル状にすることも出来る。
外部作品などでの扱い
何気にシャッフル同盟よりスパロボの参戦回数は多い。パイロットであるアレンビーがヒロインの立ち位置で、かつゴッドガンダムとタッグを組んだ関係もあるだろうか。合体技「ダブルゴッドフィンガー」はほぼデフォルト装備されている。
しかし、性能としては武装が少なく、必殺武器と言えるものも高火力にしづらいこともあり、ちょっと残念な傾向がある。
ガンダムVSシリーズではNEXTでマンダラガンダムをアシストに携え中コストで参戦したものの、あまり性能面では評価されておらず、マイナーな扱いだった。EXVSでは完全にリストラされてしまっていたがEXVSFBでゴッドガンダムの覚醒技で復活した。3作目のEXVSMBではついにプレイヤー機体に復帰した(家庭版EXVSFBにも追加DLCとして登場)。残りのシャッフル同盟の3人が泣いている。EXVS初登場時ではやはり低評価だったものの、シリーズが進むにつれてグングン強化されており、特にタイマンにおいては高コストですら喰うポテンシャルを持つに至った。流石に上位陣と対等に渡り合うには足りないが、性能を引き出せるトッププレーヤーが乗れば劇中さながらの活躍が可能。シリーズ通じてバーサーカーモードが再現されており、発動時は機体性能が跳ね上がる。更にEXバースト時には一度きりだがDG細胞による自己再生も可能になっている。
あと、ガンプラビルダーズの外伝ではやたらと優遇されていたりする。
関連動画
関連商品
HGFCシリーズにおいて、ゴッドガンダムの次にキット化された。しかもゴッドガンダムが本機をお姫様抱っこするための手パーツ付き。すごい優遇である。
関連項目
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