ハイゴッグとは、ジオン公国軍が開発した水陸両用モビルスーツの1機種である。
概要
初登場は『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』。
宇宙世紀0079年3月1日、ジオン公国軍は地球への降下作戦を開始。地上の7割を占める海洋を支配するため水陸両用モビルスーツMSM-03「ゴッグ」を量産していた。しかし、ゴッグは重装甲を持つ代わりに機動性が著しく損なわれており、また固定武装のメガ粒子砲には収束率が低い難点を抱え、大出力の熱核反応炉冷却のため大量の冷却水(主に海水)を用いる関係上、地上での活動時間にも限りがあった(ちなみにこの冷却水も機動性低下の原因である)。
一方で、同じ水陸両用モビルスーツであるズゴックと同時に運用出来るのはゴッグしかいないというのも事実。このため統合整備計画の対象となり、機体に様々な改良が加えられた結果、誕生したのがハイゴッグだった。外観は僅かにゴッグの面影を残すものの、事実上ゴッグから受け継がれたのは水陸両用機というその機体コンセプトただ一点であり、ほぼ新規設計といっても差し支えない。
統合整備計画に基づく他のモビルスーツとの部品の共有、操縦系統の共通化によって操縦性が向上。部品のユニット化や武装のオプション化で機体を低コストに抑えている。機体の軽量化で機動性を飛躍的に高め、新型ジェネレーターの搭載により出力を上昇、その他新技術の投入で総合的にゴッグより性能が上がった。これらは統合整備計画によるところが大きく、ズゴックEに関しても同様の事が言える。その代わりゴッグの最大の特徴であった重装甲が失われジムのマシンガン程度でも撃破されるようになってしまった。故にハイゴッグはゴッグよりも強襲に適した機体として仕上がっている。
統合整備計画自体は地球降下作戦前の2月に始まっていたが、本機がロールアウトしたのは一年戦争末期。量産されたとはいえ数は少なかった。最初に確認出来るのは、12月9日に行われたサイクロプス隊による北極基地襲撃で、この時はズゴックEとともに運用された。
なお、ハイゴッグのデータは後にネオ・ジオンのカプールを生み出している。
余談だが、『0080』に登場するモビルスーツ(ザクⅡ改、ズゴックE、リック・ドムⅡ、量産型ガンキャノンなど)は既存のモビルスーツを再デザインして名称違いのバリエーション機としていたが、唯一ハイゴックのみ元のゴッグからかけ離れたデザインになったため新規設計という設定が盛り込まれた。
各作品での活躍
12月9日午前9時、ユーコン級潜水艦U-99より発進したサイクロプス隊所属機3機が、連邦軍の北極基地を強襲。守備隊のジム寒冷地仕様と交戦しながら新型ガンダムの捜索・破壊を試みる。パイロットの卓越した腕前とハイゴッグの性能が上手く噛み合った結果、多くのジム寒冷地仕様を撃破し、基地施設にも大きな損害を与えたが、シャトル打ち上げを妨害しようと攻撃を強行したアンディ機がジムの反撃の受けて撃破されてしまった。その後は宇宙に戦場が移行したためハイゴッグの出番は無かった。
漫画版『機動戦士ガンダム外伝 ブルーディスティニー』ではゴッグとともに海中から連邦軍基地を襲撃。迎撃に現れたジムを壊滅させる戦果を挙げた。海中から出現する際、長い手でジムの頭を掴んで別のジムへと投げつける姿はイケメンである。基地の奥深くまで侵攻したところでモルモット小隊と交戦し、全滅させられた。
武装
- ビームカノン
ゴッグでは腹部に内蔵されていたものを、ズゴックなどと同様腕部に移設している。射角の制限を受けにくくなったため、運用性が大きく向上した。また、ジェネレーター直結方式ではなくECAPを採用したため連射性能に優れており、作中の描写はビームカノンというよりもむしろ、ビームマシンガン的である。1発1発の威力は低いものの、コックピットや急所を狙う事で威力の低さをカバーしている。
- 魚雷発射管
頭部に4門搭載。水泳部の装備としては連邦・ジオンを問わずありふれた物。ミサイルとして使用する事も可能で、0080本編では基地施設の攻撃に使用していた。
- 120mmマシンキャノン
ゴッグではメガ粒子砲が装備されていた腹部に計2門を装備。0080本編でスルーされたこともあり、ゲームなどに登場する場合省略されていることが多い。
- バイス・クロー
ジオン水泳部のお約束とも言うべきクローアーム。ゴッグの物と比べるとクロー自体は小型化しているが、腕部のリーチが伸びている上に零距離ビームカノンも可能となっているため、格闘戦能力はむしろゴッグよりも強化されている。加えて物を掴めるようになっており、ガルシア機がジムの頭部を掴んで盾にしている。
- ハンドミサイルユニット
腕部に追加装備されるオプション。腕部先端、ビームカノン砲口部にミサイルを取り付ける構造で、非使用時には整流及び防護用のカバーで覆われている。カバーはミサイル発射時の排煙を利用してパージされる。0080本編では「ロケット弾」と呼称されていた。
関連動画
関連静画
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
-
「チームリーダー候補」サーバーサイドエンジニア/システムインテグレータ・ソフトハウス年収504万円~1,008万円
-
「3DCGデザイナー」フルフレックス×リモート勤務/体験のリアリティをビジュアルで支えるCGデザイナー年収400万円~600万円
-
「ゲーム開発・運用」2Dデザイナー/高単価案件/一部リモート月給51万円
-
「定員残りわずか!」未経験採用枠/Webデザイナー/研修充実月給25万円~60万円
-
CADオペレーション/玩具等の製品デザイン・商品企画オペレーター時給1,540円~
-
ゲームクリエイター総合職 プランナー・ディレクター・デザイナー等 正社員で賞与年2回/豊富な案件月給23万円~70万円
- 4
- 0pt

