ハイネ・ヴェステンフルスとは、アニメ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に登場するパイロットの一人である。声優は西川貴教。
概要
ザフトの戦艦ミネルバに配属されたFAITH所属のエースパイロットで、その気さくな態度からシン・アスランらのパイロット達とすぐに打ち解ける。
ステラの搭乗するガイアガンダムとの交戦時、圧倒していたもののフリーダムの乱入によって武装を破壊され、気を取られた隙にガイアにコクピット部を両断され戦死した。このことから犬(アーモリーワンの強奪機体)が天敵であり、MAD等では死亡フラグとの戦いが日常となっている。
高山瑞穂の漫画版(ボンボン版)では、シンの窮地に現れ鬼神のごとき強さでザクと違うところを見せ付ける他、死亡シーンも満身創痍の状態(両腕喪失)でシンをガイアから庇い戦死するなど、アニメとは打って変わってエースパイロットとして描かれている。アニメと異なりシンとの会話が多くなっている。
「ああ・・・ヴェ、ヴェステンフルス隊長・・・!!」
「ふっ・・・だーかーらハイネだって・・・」
「ハイネー!!」
中の人が前作で「ミゲル・アイマン」を演じていたが、完全な別人である。
パーソナルカラーも同じオレンジ色だった上に両者ともアスラン達と親しくかつ真っ二つにされたが、別人である。
名前の「ハイネ」はLuis-Mary時代に西川氏が名乗っていた「灰猫」から、「ヴェステン」「フルス」は、それぞれ西、川の意。
余談・その他
- 後付け設定であるが「ハイネ専用デスティニーガンダム」が存在している。機体のカラーはハイネのパーソナルカラーであるオレンジが中心の配色。
設定としてはザフトの各戦線のエースパイロットを集めてデスティニーを主力MSとした部隊「コンクルーダーズ」の構想により機体の開発も行われていたが上述のようにハイネは戦死。本機は実戦には投入されず、今も格納庫で眠り続けている・・・とのこと。
他作品において
スーパーロボット大戦
『スーパーロボット大戦Z』では、第29話にて1度だけ戦闘シーンが見られるものの、西川ボイスは収録されていない。なので、戦闘シーンの台詞は必ず「・・・」となる。
『スーパーロボット大戦K』では、携帯機なのでボイスが不要である点を逆手に取り、なんと説得して仲間にできる。戦闘シーンは当然のこと、仲間入り後もブリーフィングでちょくちょく出番があるのでそれなりに救済されている。また、シナリオ上ガイアガンダムとの交戦そのものがカットされているので、恒例の戦死シーンはない。ただし、説得しないで撃墜するとそのまま死亡するので注意(イザークやディアッカは撃墜しても何事もなく自軍入りするのでタチが悪い)。
『スーパーロボット大戦L』ではついに無条件で生存した。今回はザフト側が主でミネルバ勢がずっと味方なので敵になる事もない。ベルリンまで専用ザクで戦っていたらしくグフはベルリン戦で入手。
今回もブリーフィングの出番は多く、アスランにアドバイスしたり、他作品のキャラクターとの絡みも多い。
能力や乗機の性能も良く一軍で活躍させるチャンスも十分ある。
Gジェネレーションシリーズ
やはり中の人の都合か参戦する事が希。『ワールド』では敵限定かつ声無しという扱い。
『クロスレイズ』では久し振りに登場かつ西川氏の新録台詞も多数。シナリオでも登場する。
そのシナリオでは撃墜されると戦死してしまうのだが撃墜時はなんとTVアニメ版ではなく漫画版の散り際のやり取りになっている。戦闘シーンでも音声付きで散り際の台詞が再現されている。
また上述のハイネ専用デスティニーガンダムも無料DLCで登場。性能は本家と変わりなし。ハイネを乗せるとコンクルーダーズについての台詞も喋ってくれる。
ところがハイネ自身の能力の伸びが悪く、一軍で活躍させるならば能力上昇は莫大なキャピタルの使用が求められてしまう。(限界突破を行うなら尚のこと。)
EXVSシリーズ
『フォース』にて主題歌担当となったT.M.Revolutionとのコラボの一環でグフイグナイテッドで参戦。
ハイネ専用デスティニーガンダムも参戦した。
『EXVSMB』でも登場。両機体とも西川氏の新録台詞満載。漫画版の台詞も一部収録されている。
グフはコスト2000。格闘よりの万能機で2000コストでは鞭系の武装を使う唯一の機体。アシストではセイバーガンダムを呼び出す。
デスティニーはコスト2500。シン機よりコストが下がった事によりコスト相応の機体調整となっている。
コンパチ機体ではあるがモーションの殆どが異なる物となっている。また武器の弾数も異なっている。
関連動画
関連項目
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