ハイルディンとは、漫画「ONE PIECE」の登場人物である。
概要
新巨兵海賊団船長で「海賊傭兵」の異名を持つ、エルバフ出身の巨人族の戦士。
夢は全巨人族の王になること。
ドレスローザ編で闘技大会の参加者として初登場し、モンキー・D・ルフィに敗れる。
その後、他の闘技大会の敗退者と同様におもちゃの姿にされた上で奴隷として扱き使われてしまうが、麦わらの一味の活躍により解放される。このことにはエルバフの戦士としての矜持からか人一倍の恩義を感じており、特にその起点となったウソップを『神(ゴッド)・ウソップ』と祭り上げた。
ドンキホーテファミリーとの全面衝突では、幹部のマッハバイスと交戦。
一度は力尽きて倒れたが、「死ぬ気で臨んだ恩返しなら、しくじった今生きているはずがない」と自らを奮起させて立ち上がり、逆転勝利を収めた。
ドレスローザの脱出後は、自身が率いる新巨兵海賊団ごと麦わらの一味の傘下に加わることを約束して彼らと別れた。
ただし、作中の海賊社会における本来の「傘下」とはやや形が異なる。その詳細は「麦わらの一味」の記事を参照。
新巨兵海賊団
かつて世界を震撼させた「巨兵海賊団」を現代に復活させようという一味。メンバーはドレスローザ編時点でハイルディンを含めて5人で全員が巨人族。
ルフィたちと出会う前は海賊派遣会社「バギーズデリバリー」に所属していたが、麦わらの一味の傘下に加わる際にそこを脱退。一応は正規の手続きを踏んだうえでの脱退ではあるものの、稼ぎ頭が5人も抜けたことにバギーは憤慨し、彼らを『脱走者』として扱った。
船員
ドレスローザ編終了時点での5人は、いずれも扉絵連載「押し掛け麦わら大船団物語」にて紹介された。(巻八十九~九十)
実はハイルディンを含めて全員がビッグ・マム(シャーロット・リンリン)の回想で登場、またはその存在に触れられている。
- 船大工 スタンセン
- ハイルディンの幼馴染。
- ビッグ・マムの回想では修行をしているハイルディンの近くで何かを食べているシーンがある。
- シャボンディ諸島編にて人間オークションで売られそうになっていた巨人族であり、麦わらの一味との縁はそこそこ深い。
- 航海士 ロード
- ビッグ・マムの回想では、ちょうどそのころに生まれた子供として名前が出てくる。
- コック ゴールドバーグ
- ビッグ・マムの回想では、ちょうどそのころに生まれた子供として名前が出てくる。
- 船医 ゲルズ
- 新巨兵海賊団の紅一点。
- ビッグ・マムの回想では、幼少期の彼女と仲良く遊んでいる姿が描かれている。
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関連項目
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