ハイレゾとは、ハイレゾリューション(high resolution。高解像度)の略である。2015年現在では「ハイレゾ音源(高解像度な音源)」のことを指す事が多くなっている。
歴史
元々「ハイレゾ」「ハイレゾリューション」とはディスプレイの画質やオーディオの音質など様々な分野で使用される言葉である。
20世紀中にはどちらかと言えば画質に関する文脈で使用される事の方が多かった。例としてはNECのパソコン「PC-9800」シリーズにおける「ハイレゾモード」や、任天堂のゲーム機「ニンテンドウ64」の周辺機器「ハイレゾパック(後に「メモリー拡張パック」に商品名変更)」など。
1999年頃にスーパーオーディオCD(Super Audio CD:SACD)やDVD-Audioなどの高音質規格が登場。オーディオマニアの間で「ハイレゾオーディオ」「ハイレゾ音源」などの呼称の普及が進み始めた。
21世紀に入って間もない00年代中盤にはハイレゾ音源データを配信するウェブサイトe-onkyo music(2005年)、HDtracks(2008年)などが立ち上がり、ブロードバンド環境の普及に伴って少しずつ勢力を伸ばす。SACDやDVD-Audioといった物理ディスクではなく、オンライン配信されたデータをPCを通して楽しむというスタイルも普及し始める。
こういった流れに合わせるように、2013年にはソニーからハイレゾ音源対応の製品が多数市場に投入された。これらの製品では「ハイレゾ」というキーワードを強調して広告し、「Hi-Res AUDIO」との共通ロゴマークも使用する事で周知を図った。
そしてソニーは更なるハイレゾ音源の普及・拡大を目指してこのロゴマークを日本オーディオ協会に譲渡。これにより、2014年にはハイレゾ音源再生に対応してこのロゴマークを利用した機器がソニー以外の各社からも一斉に発売され、急速に「ハイレゾ音源」が普及することとなった。
ハイレゾ音源
定義としてはリニアPCM換算でサンプリング周波数(kHz)、量子化ビット数(bit)の一方がCDスペック(44.1kHz/16bit)を超えていれば、ハイレゾ音源となる。
簡単にいえば、CDより凄ければハイレゾ音源と言える。
- PCM方式以外に、DSDという別の方式もある。
- リニアPCM(wav)
- 可逆圧縮フォーマット(FLAC、Apple Lossless、AIFFなどのロスレス音源)
- DSDフォーマット(DSF、DSDIFF、WSD
一般的に人間が聞き取れる周波数は20kHzが上限といわれており、CDスペックで十分にカバーできているといえるが、「音としては聞き取れないが、なんか凄いから良い!」のである。「なんか良い音に聞こえる気がする」のがオーディオでは何より大切で、その自分を説得する根拠の一つが「ハイレゾ音源」でもある。
ハイレゾ対応オーディオ機器
対応ロゴマークは、ソニーのハイレゾロゴマークをそのまま流用している。アナログとデジタルでは定義が異なり、デジタルの方がよりハイスペックとなっている。
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関連項目
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