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概要
1cm弱程の小さなクモで、シャカシャカと足を動かして移動はせず、小さく飛び跳ねるように移動する。
クモは気持ち悪いと思われがちだが、このハエトリグモは体が小さく、足が短く目が大きいため見た目の嫌悪感が少なく、むしろ可愛らしいとされる事もある。
コバエやダニ、その他に自分より小型の蜘蛛やGの子供等も捕食する。またダニはGの餌にもなっているので、間接的に大型のGに対しても多少効果がある。一方で人間の体や食料・財産の類には手を出さない。糸は一応出すが移動や捕獲用の飛び道具として用いるのみで、蜘蛛の問題点である定点に巣を張る習性も無い。このように外見以外に実害がほぼ皆無で益虫である事も好感を持たれやすい要因であろう。どこからともなく屋内に入り込む場合もあるが、餌が無くなると勝手に去っていくので棲みつく心配もない。邪魔な場合、視力が良く自分の体より大きいものからは逃げる習性があるので手を振りかざすだけで簡単に追い払えるし、大人しいのでその気になればいつでも簡単に捕まえて始末する事もできる。ただし頻繁に見かける場合はそもそもの発生原因として餌となる虫が既に居る状態の為、むやみに蜘蛛だけを駆除すると捕食されていたダニ等が猛威を振るうので注意。
ほとんどが地味で猛烈に逃げるコモリグモと違って眺めやすいし、鮮やかな種類が多い。青っぽくシンプルな物や茶色くフサフサした物など、幾つかの種類があり見た目のバリエーションが豊富だが生態はほぼ同じ。
クモの中で最も高等なものの一つで、一番の特徴は正面二つの目（正中眼）が大きく 視力が優れていることだ。人間の動きに反応したり、マウスポインタを追いかけるほどである。 動きも個性的で、ピョンピョンと跳ね、アニメーションのような動きをする。 英名はjumping spiderである。
雌雄で色が違ったり、オスがやせ型で足が長いことが多い。
仲間には、メスがアリにそっくりなアリグモがいる。
ちょっとアリに似ていて、アリを食べるアオオビハエトリなんかもいる。
よくクモを食べ、海外にはクモの網に侵入してそこにいるクモを食ってしまう種がいる。
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関連項目
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