概要
ハクメイとミコチ | |
漫画 | |
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作者 | 樫木祐人 |
出版社 | KADOKAWA |
レーベル | HARTA COMIX |
掲載 | ハルタ |
掲載期間 | 2012年4月 - |
巻数 | 既刊12巻(2024年1月時点) |
漫画テンプレート |
「ハクメイとミコチ」とは、樫木祐人作の漫画作品、および、これを元にしたテレビアニメである。
背丈9センチメートルの小人、ハクメイとミコチたちによる森の小さな日常劇。
掲載当初の2回は「足下の歩き方」という作品名で掲載されていた。
その後、「こびと日和」⇒「ハクメイとミコチ」の順に名前が変わっている。
登場人物
小人の登場キャラクター
- 23歳。外ハネの栗毛とマロ眉が特徴的な小人の女の子。
- 引越し先の住所を間違えてミコチの家に押しかけてきてそのまま定住。
- 食べることが好きでしょっちゅう飲み食いしている(特にミコチの作った料理が好き)。かなりの大食らい。
- 思ったら即行動に移すワンパク娘であり、肉体労働も難なくこなす。そのため、男だと勘違いされたことがある。ミコチはハクメイの嫁。
- カナヅチ。
- ギャンブル好き。一見何も考えていないようにも見えるが、意外と頭は切れる。
- 仕事は、修理屋。非常に器用で腕が良く、修繕の他にも刃物研ぎや大工仕事なども請け負う。
仕事モードになると普段の気の抜けた表情から打って変わり、キリッと引き締まった職人顔になる(男前度120%UP)。 - 音痴。
- かわいい。
- 24歳。ハクメイと共に大楠の家に住んでいる小人。黒髪のストレートロングが特徴的な女の子。
- ハクメイとは対極的で理論派。綺麗なソプラノの歌声を持つ。
- 突然やってきた同居人(ハクメイ)の餌付けに見事成功した。ハクメイに負けず劣らずの大食らい。
- 面倒見がよくしっかり者で料理などの家事スキルはMAX。ハクメイと港町アラビの積み木市場へ行った時には馴染みの人々(動物なので大体人外だが)から料理の味見を頼まれるなど、何かと頼りにされていた。
- 仕事は、雑貨屋に卸す保存食と日用品作り。
- 基本的に無駄遣いはしないが、上質な布地を見ると我を忘れてしまう。
- 体力は人並みだが、人並み外れて元気なハクメイに付き合わされることが多いため、よくへばっている。
- 姉と弟がいる。自由奔放な姉のことを苦手にしているが、内心では大切に思っている。
- かわいい。
- 26歳。吟遊詩人の小人。金髪ツインテールの女の子。
- プライドが高く少々高圧的な態度を取ってしまい、空回りすることが多いが、根は優しい子。
- 艶やかでよく響く低音の歌声が持ち味。ファン多し。しかし同じく人気のあるミコチにライバル心を抱いている。
- 石鹸作りなど、おしゃれに関することには敏感で知識もあるが、料理はできない。
- 登場キャラ内では比較的常識人。
- 無法地帯の一角にある変わり者だらけの集合住宅「蜂蜜館」に住んでおり、時折厄介事に巻き込まれているが割と順応している。
- 寝る時は全裸。
- かわいい。
- 19歳。とある沼で暮らしている科学者。銀色のポニーテールとネコ目が特徴的な女の子。
- 基本的に落ち着いていて物静かだが、科学の話になると意気揚々と流暢に語りだす。
- 研究内容は「生命」。生物の骨に特殊な音ランプを心臓代わりに設置し、コードでビードロ(作中ではびいどろ)と繋ぐ。びいどろを吹いて生物の心臓のリズム通りに鳴らすことで、骨を生きているように動かすことができる。
- 彼女の家であり相棒でもあるジョージ(亀【骨】)は、彼女の研究成果の産物。特製の鹿威しで動いているため、雨の日は行動の幅が激しいらしい。ジョージ以外にも骨っ子は多数存在する。
- 半ば故郷を追放される形で引っ越してきたらしいが経緯は不明。
- ある機会にハクメイたちの家を匠の腕で“素晴らしく”リフォームしてみせた(恰好いいだろう!?)。
- 研究以外にはあまり興味を傾けない性格だったが、ハクメイたちとの交流を経て少しずつ変わりつつある。
- 賑やかな事が好きなコンジュに対して静かな事が好きなので彼女とは水と油だが度々関わり合いになる。
- かわいい。
- 33歳。港町アラビの積み木市場にある喫茶店兼吞み屋「ポートラウンジ小骨」のマスター。本名はマヤ。ミコチはここの常連客だが、コーヒー代を払ったことは一度も無い。
- バンダナと丸眼鏡が特徴的。性格は気さくで面倒見がよく愛嬌もある。中性的な外見だが一応女性。
- 語尾が間延びする話し方が特徴的(~だぞぉや~だろぉなど)。
- 経営しているお店は母親から譲り受けたもの。ちなみに、母親は死ぬほど元気に長期旅行中。
- かわいい。
- 28歳。田楽・炉ばた焼の店「呑戸屋」を切り盛りしている姉妹の姉。ハクメイは個人的に店を訪れているらしい。
- ウェーブのかかった長髪と頭に載せた頭巾、三白眼が特徴的。
- ハクメイとは博打仲間。
- 勝気な性格で姉御肌。男勝りな言葉を使う。
- お酒好きではあるが、強いわけではない。喫煙家でキセルを使用する。
- 吹雪の日に外に出て帰れなくなったハクメイとミコチを宿泊させた時に、ハクメイ・ミコチと箸と輪っかを使った勝負を行った。
- カナヅチ。
- かわいい。
- 22歳。姉のシナトと共に「吞戸屋」を切り盛りしている姉妹の妹。
- ハネの強いベリーショートな髪型にヘアバンドをつけている。
- 勝気な姉とは対照的に、礼儀正しく落ち着いた性格。
- 語尾に「っス」をつける。
- 泳ぎが得意で姉のシナト曰く「アメンボより速い」。9cmの体でアメンボより速いのだから相当なのだろう。
- かわいい。
- 50歳。大工組合「石貫會(いわぬきかい)」の会長を務めるナイスミドルな男性。既婚者。
- 咥えたキセルと三白眼、右眉に縦に一本剃りこみ(ケガによるもの?)が入っているのが特徴的。
- おもわず後ずさりしたくなるような威圧感を放つ(決して高圧的なわけではなく、貫禄から来るものと思われる)。
- 寡黙ではないが多くは語らない。根っこからの職人気質。
- 実は小心者。あと奥さんには頭が上がらない・・・。
- かっこいい。無論かわいい。
- 30歳。美容室「翡翠の卵」を営む美容師。
- 自由気ままでマイペースな女性。
- くせの強いベリーショートな髪とアヒル口、派手な服装が特徴。
- 卵の殻で作った美容室兼自宅に住んでいる。自宅が強風で飛ばされた際、たまたま通りがかったイワシにリフォームしてもらった。
- 基本自身の気分が乗った時しか店を開けない。
- 謎のモヒカン推し(モヒカンいいのに・・・)。
- かわいい。
- 72歳。集合住宅「蜂蜜館」の2代目館守。もじゃもじゃの髪と髭を持つ壮年の男性。
- 親友のウカイが遺した蜂蜜館を受け継ぎ、その管理・保全を行っている苦労人。
- 元々物静かで主張の弱い性格であり、ウカイのようにみんなをまとめる力がないことを自覚している。
- 一癖も二癖もある住人たちには手を焼いているが、その「なんでもあり」な蜂蜜館の有り様を誰よりも深く愛している。
- ウカイに関する記憶はやや美化されているようで、ウカイのジュレップを魔法の酒と呼んでいた。なお実物は・・・。
- 渋い。若い頃はかわいい。
- 28歳。ミコチの姉。劇作家をしている女性。
- 艶のある黒髪を毛先の跳ねたショートにしている。
- 性格はとにかく掴み所がなく、自由気まま。思いつきで行動することも多く、巻き込まれるミコチは辟易としている。
- 身の回りのことには非常に疎く、掃除炊事洗濯や金勘定に至るまでいい加減。その世話を焼いていたのは主にミコチで、その際に培った家事能力と自立心は独り立ちしてからも大いに役に立っている。
- アイデアを閃くと筆を取り出し、執筆に没入する癖がある。こうなると空腹になるまで現実に戻ってこない。
- 一見すると自由人のようだが、実は本心や弱みをさらけ出すのが苦手。
- 劇団員との結婚が決まっており、左手の薬指に指輪をはめている。
- 愛煙家で、常に愛用のパイプを携帯する。
- かわいい。
小人以外の登場キャラクター
- 32歳。ハクメイ曰く、通称“イワシ”(親方って呼べ!)。ニホンイタチの大工で、頭にタオルを巻き、咥えタバコをしている。ハクメイは時と場合によって“イワシ”と呼んだり“親方”と呼んだりするが彼自身も時と場合によって“親方って呼べ!”と言ったり“その呼び方(親方)はやめろ!”と言ったりする。
- ハクメイとはとある建築物の修理現場で出会い、以後人手が足りない時などに仕事を依頼をしている模様。
- 基本、口と目つきは悪いが情に厚く、子分(ハクメイ)の危機には身を挺して守ってくれる漢気に溢れた良き兄貴分。
- 周囲の後押しにより、オシャレの道に足を踏み入れつつある。目指せマキナタのファッションリーダー!
- やだ・・・かっこいい・・・
- 43歳。「石貫會」の副長を務めるハクビシンの男性。
- 古くからのナライの相棒。
- ナライの妻のハクヨとも親しく、彼女の事は「ねえさん」と呼んでいる。
- 何かと威圧感を放っているナライとは対照的にのんびりした性格。
- デカァァァァァいッ説明不要!! かわいい!
- 16歳。改修後、いつの間にか集合住宅状態となっていたハクメイとミコチ宅の樹に越してきたコクワガタの女性。
- 都会的な生活に憧れマキナタに越してきた。(ハクメイ「マキナタも都会じゃ(ry」)
- しかし気が小さく何かと要領が悪い。
- 虫が苦手なミコチは最初の顔合わせでは仰天していたがすぐに打ち解け友人となる。
- かわいい。
- 37歳。マキナタ市街に古着屋を構えるキイロマングースの男性。
- サングラスとモヒカンがオシャレ。(無論、アニメではモヒカン推しのジャダに弄られていた。)
- ミコチに連れられてきたイワシにブランド「ナイトスネイル」の衣服を薦める。そして猛烈な値切り交渉を迫られた。
- かわいい。
- 21歳。旅のカメラマンのヨツユビトビネズミの女性。
- 大木の根元で雨宿りをしていたところその樹にハクメイとミコチが居住を構えている事を知らず、二人に一晩泊まっていく事を勧められる。
- 自然な生活風景を撮影する主義で、カメラを意識した者を撮影する事を良しとしない。
- 彼女が撮影した写真を収めたアルバムにはハクメイとミコチらのよく知る人物も多く写っている。
- かわいい。
- 35歳。コンジュも居住を構えている蜂蜜館で古参組の中でも最古参の一人で中心的存在のレインボーアガマの男性。
- 蜂蜜館では古参と新参で対立が発生している。(コンジュは新参)
- 同じく最古参であるヒガキとも対立しているようだが…?
- 新参に与するハクメイやミコチを手助けしたり異性は同族より毛がフサフサの種が好みだったりやたらジャラジャラして派手で重そうなコートを選んだりとなんだかんだでかわいい。
- 年齢不詳。商業都市ヤシロを拠点とした大規模な商隊を束ねるオオカミの老女。彼女の商隊は国の治安維持部隊も兼ねている。
- ハクメイは一時期彼女の商隊の本隊に世話になっていた。
- 穏やかな性格をしている一方とても強く、かなりの切れ者で彼女を襲撃してきた野盗を返り討ちにして仲間に引き入れるなどして商隊の規模を拡大していった。
- やだ・・・かっこいい・・・
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ユーザー動画
TVアニメ
スタッフ
- 原作:樫木祐人(「ハクメイとミコチ」/KADOKAWA刊)
- 監督:安藤正臣
- シリーズ構成:吉田玲子
- キャラクターデザイン・プロップデザイン:岩佐とも子
- 総作画監督:岩佐とも子/伊藤麻由加
- 背景美術:草薙(KUSANAGI)
- 美術監督:栗林大貴
- 美術設定:須江信人/綱頭瑛子
- 色彩設計:南木由実
- 撮影監督:中川せな
- 編集:及川雪江(森田編集室)
- 音響監督:飯田里樹
- 音楽:Evan Call
- 音楽制作:ランティス
- アニメーションプロデューサー:比嘉勇二
- アニメーション制作:Lerche
- 製作:ハクメイとミコチ製作委員会
主題歌
放送情報
放送局 | 放送開始日 | 曜日 | 時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
AT-X | 2018年1月12日 | 金曜 | 21:00 | リピート放送あり |
TOKYO MX | 2018年1月12日 | 金曜 | 22:30 | |
2018年1月14日 | 日曜 | 11:30 | 再放送 | |
BS11 | 2018年1月12日 | 金曜 | 23:00 | |
サンテレビ | 金曜 | 24:30 | ||
KBS京都 | 金曜 | 25:30 | ||
テレビ愛知 | 金曜 | 27:05 | ||
TVQ九州放送 | 2018年1月15日 | 月曜 | 26:30 |
配信情報
配信サイト | 配信開始日 | 備考 |
---|---|---|
Amazonプライム・ビデオ | 2018年1月12日 | 見放題配信 |
dアニメストア ニコニコ支店 | 2019年6月28日 | |
ニコニコ動画 | 2018年1月20日 | 個別課金制配信 |
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