ハジメテノオトとは、malo作の初音ミクオリジナル曲である。
初音ミクオリジナル曲の中ではかなり古参の方で、再生数が上位である名曲のひとつである。
未だにP名がつけられていない事やアップロード者と作者が別人であるなど、作者については不明な点が多い。
作者名は、ニコニコ動画以外ではmaloで統一されており、タグには入っていないがニコニコ動画上でもmaloで良いらしい。
ハジメテノオトの概要
VOCALOIDの切なさを歌っているバラード曲。
「言葉では伝えることはできないけど歌なら歌うことができる」というVOCALOIDらしい歌詞である。
2007年10月14日に投稿され、当初から目立った荒らしなどの被害に遭うこともなく、また心に響く歌詞とメロディーから「神曲」「心曲」等と呼ばれることがしばしばある。
再生時間0:00~0:25の間のツーという音は、密かにモールス信号と解釈して聴き取ることができ、それらを解読すると「HAJIMETENOOTO(ハジメテノオト)」と読むことができる。
また、この曲に心を動かされた視聴者のコメントが全体的に多く、「涙腺崩壊」「いつ聞いても泣ける」とコメントする人までいる。
このことから、タグ欄にはそれを象徴するように「職人とみんなの暖かいコメで作る動画」「心の休憩所」等のタグが常時つけられている。
2008年9月21日4:27にめでたくミリオン再生を達成した。また、お祝いのコメント等でコメントも同日4:57に10万を達成した。なお、記念すべき10万番目のコメントは『この曲好きになれてよかったよ』だった。アップされてから一年たってもなおこの曲が愛されている証拠である。
グッドスマイルカンパニーがこの曲を用いたTVCMを製作し、2009年1月5日(25:30)テレビ東京「宇宙をかける少女(そらをかけるしょうじょ)」中で放送された。このバージョンは、現在、グッドスマイルカンパニーのウェブサイトで試聴できる。また、別バージョンが、2009年1月10日(25:55) TBS「アニメロサマーライブ2008」中で放送された。
尻P、もとい野尻抱介のある小説作品中にもこの歌が登場するのだが、どこに登場するのかを明記してしまうのは作品の文脈上ひどいネタバレになってしまう。気になった読者諸氏にはぜひ尻Pの『南極点のピアピア動画』(ハヤカワ文庫)を読んでいただきたい。
シングル『ハジメテノオト/未来の歌』がiTunes Storeにて2009年4月3日より配信。
ハジメテノオトの関連動画
PVやアコギアレンジ、歌ってみた等が多数存在する。
特に3DPVはVOCALOID-PVの中では本家の再生に追いつきそうなぐらいのクオリティがある。
また、長細PはハジメテノオトPVにより「長細いミク」というキャラを世に送り出した。
ハジメテノオトに感動した他のPによる返歌もつくられており、いずれも、タグやコメントにて本家とセットで聞く事が推奨されている。
8月31日ミク一周年記念に投稿された動画。
ゆにめもPのアレンジ曲が投稿され、さらに間もない頃にハジメテノオトの作者さんの新曲が投稿された。 また、初音ミク8人にアカペラで歌わせた作品も投稿された。
実写要素を取り込んだMikuMikuDance動画作品も投稿されている。
作者なりすまし事件
ハジメテノオト作者なりすまし事件を参照。
ハジメテノオトの関連商品
関連コミュニティ
「ハジメテノオト」と「未来の歌」の兼用のコミュです。
(元々はハジメテノオト作者さんのコミュだった)
関連項目
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