ハッサムとは、ポケットモンスターに登場するNo.212のポケモンである。初登場は金・銀。
基礎データ | |||
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名前 | ハッサム | タイプ | むし はがね |
英語名 | Scizor | 高さ/重さ | 1.8m / 118.0kg(通常) |
分類 | はさみ | 2.0m / 125.0kg(メガ) | |
性別比率 | ♂:50.0% | 特性 | むしのしらせ |
♀:50.0% | テクニシャン | ||
グループ | むし | 夢特性 | ライトメタル |
メガ特性 | テクニシャン | ||
孵化歩数 | 6400歩 | 捕捉率 | 25 |
世代 | 第二世代 | 努力値 | 攻撃+2 |
進化 | ストライク→ハッサム(メタルコートを持たせて通信交換) ストライク→バサギリ(黒の奇石) |
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図鑑データ | |||
全国図鑑 | #212 | 図鑑の色 | 赤 |
ジョウト | #111(GSC) #112(HGSS) |
ホウエン | #355 |
シンオウ | #196 | イッシュ | #― |
カロス | #137(マウンテン) | アローラ | #276 |
ガラル | #119(ヨロイ) | ヒスイ | #074 |
パルデア | #??? |
図鑑説明
- ポケットモンスター金・ポケットモンスターリーフグリーン
- めだまもようの ついた はさみを ふりあげて あいてを いかくすると あたまが 3つ あるように みえる。
- ポケットモンスター銀・ポケットモンスターファイアレッド
- ハネを つかっても とべないが こうそくで はばたかせることで たいおんを ちょうせい できる。
- ポケットモンスタークリスタル、ポケットモンスターX
- こうてつを ふくんでいる ハサミで とらえたものは どんなに かたくても こなごなに くだく。
- ポケットモンスタールビー・サファイア・エメラルド
- はがねの かたさを もつ からだは ちょっとや そっとの こうげきでは びくとも しないぞ。 ハネを はばたかせ たいおんを ちょうせつする。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール、ポケットモンスターY
- はがねの からだを もつ。めだまもようの ついた はさみを ふりあげて あいてを いかくする。
- ポケットモンスタープラチナ、ポケットモンスターブラック・ホワイト
- めだまもようの ついた はさみを ふりあげて いかくする だけでなく そのまま ふりおろすので きけんだ。
- ポケットモンスターサン
- 通常
- ハネを つかい たいおんちょうせつ。 たたかいで あつくなりすぎて きんぞくの からだが とけないため。
- メガハッサム
- かじょうな エネルギーを あびて つねに オーバーフローぎみ。 ちょうじかんは たたかえないのだ。
- ポケットモンスタームーン
- 通常
- ひとたび てきと にんしきすると こうてつの こうどを もつ ハサミで ようしゃなく たたきつぶす。
- メガハッサム
- メガシンカの えいきょうで ハサミは はさんだ ものを ズタズタに さく きょうあくな かたちに へんかした。
- ポケットモンスターウルトラサン
- 通常
- はがねの ような からだを もつ。ごつくて おもい ハサミは てきを はさむより たたきつぶすのに むく。
- メガハッサム
- かじょうな メガシンカのエネルギーを たくわえているため ちょうじかん たつと からだが とけはじめてしまう。
- ポケットモンスターウルトラムーン
- 通常
- 1ど てきと はんだんした ものは こうてつの かたさを もつ ハサミで こなごなになるまで なぐりつづける。
- メガハッサム
- はさむより なぐるほうが とくい。 ながいじかん たたかうと ハサミの おもさに たえられなくなる。
- ポケットモンスターソード
- おおきな ハサミは たいじゅうの 3ぶんの1の おもさ。 ふりおろせば がんせきも いっぱつで こなごなだ。
- ポケットモンスターシールド
- からだは ほそいが こうげきりょくは すさまじい。 からだの きんにくも きんぞくで できているのだ。
- Pokémon LEGENDS アルセウス
- きてれつな どうぐにより しんかせしすがた。ぜんしんをおおう からは たんれんされし はがねに まさる たかいきょうどを きろくするものなり。
概要
- ストライクにメタルコートを持たせて通信交換をするとハッサムに進化する。鋼のからだを手に入れたことにより、タイプが「むし・ひこう」から「むし・はがね」に変化した。
- なぜかはさみの模様がナックラーに似ている。
- 「はさみポケモン」であり、更にこんな名前ではあるのだが、「はさむ」は今のところ覚えない。
- 図鑑説明でやたら「はさみで相手をいかくする」といわれているが、特性は「いかく」でも「かいりきバサミ」でもなく「むしのしらせ」と「テクニシャン」である。
- 第5世代で夢特性が登場したが、まさかの「ライトメタル」である。けたぐりとくさむすびの威力が100から80になるよ!やったね!
くさむすびは元々1/4なので例え威力120で食らっても痛くないし、けたぐりも等倍止まり、なのでテクニシャンを捨ててまで選ぶ価値はない。いわゆるハズレ特性である。
まあ体重を半分にするアイテム「かるいし」を併用しない限り威力120圏内を脱せないメタグロスさんに比べたら遥かにマシではあるが。
対戦でのハッサム
- ストライクの進化形であるが合計種族値は変化していない。アニメではストライク以上の素早さと評されたくせに実は進化すると素早さは40下がる。その代わりに攻撃と防御が20上がっている。半減無効タイプが10個(第6世代は9個)で弱点は炎のみ、と非常に優秀な耐性をもつ。
-
- 第2世代では使えるタイプ一致技がはがねのつばさとめざめるパワーの虫くらいしかなかった(れんぞくぎりやメタルクローではどうにもならない)ため、つるぎのまい、こうそくいどう、バトンタッチといった補助技と高防御と耐性の多さを生かして敵の攻撃を受けつつ積みバトンや天候操作、という使い方が主だった。
- 第3世代ではバトンと相性のいい一致虫技であるぎんいろのかぜ、第4世代では特殊化したぎんいろのかぜに代わり威力80の虫技シザークロスや、攻撃しながら交代できる便利なとんぼがえり、ひるみ3割のはがね技アイアンヘッド等が続々追加。
- 第4世代以降は新特性テクニシャン(威力60以下の攻撃技を使うと威力が1.5倍になる)が追加され、でんこうせっかを撃たせるだけでもそこそこ強いアタッカーとなった。
さらにプラチナで新たにバレットパンチ(でんこうせっかのはがね版)が覚えられるようになり、「テクニシャン+バレットパンチ(通称:テクバレ)」型ハッサムが氾濫した。他には攻撃・防御ダウンのマイナス効果がある代わりに 威力120の格闘技・ばかぢからが追加された。
- 第5世代では同タイプのシュバルゴ、アイアントが新たに登場した。特にシュバルゴは種族値の傾向が似ておりハッサムの立場を脅かすのではと一部で囁かれたこともあったが、現状シュバルゴは深刻な技不足。一致メガホーンという大きな一撃は持っているもののハッサムのようなテクニカルな技はほとんどなく、非常に扱いやすいテクバレ&とんぼがえりという武器を持つハッサムはまだまだ現役である。
- また同じく第5世代では「ジュエル」というアイテムを獲得。特定のタイプの技を一度だけ1.5倍に強化するこのアイテムによって、割と色んな相手を開幕テクバレの1発でノックアウトする事ができるようになった。
これ自体は今まででもこだわりハチマキで同じ事はできたが、ハッサム自体が小技を多用して立ち回る事が多いポケモンであるため行動を縛られるデメリットが無視できず、ジュエルの登場によって使われるようになった。また小技多用である関係上、器用に色んな相手に立ち回る事はできるがどれも止めを刺すに至らない・・・なんてケースも割とあったハッサムにおいて、大技を入れなくても相手を1匹仕留めておけるようになったというのも大きい。
- また同じく第5世代では「ジュエル」というアイテムを獲得。特定のタイプの技を一度だけ1.5倍に強化するこのアイテムによって、割と色んな相手を開幕テクバレの1発でノックアウトする事ができるようになった。
- 第5世代のブラック・ホワイトには「りゅうせいぐん」などのごく一部以外の教え技がなかったため、ブラック・ホワイトで育成したハッサムは先述のばかぢからの他、威力60(テクニシャンの恩恵を受ける最大威力)で尚且つ一致物理技でそこそこ良い効果を持つ技「むしくい」、耐久型には必須の回復技「はねやすめ」等の多くの基幹技を習得する事ができず、ハッサムにある型のうち大半は第4世代以前からの古参ハッサム使いしか使用することができなかったが、ブラック2・ホワイト2にて教え技が復活。再び自由に習得できるようになった。
第6世代は、めざめるパワーを含む主要な特殊技の多くが威力を若干落とされたため、特殊技で不意に落とされるという事は少なくなった(それでも技によっては致命傷になるが)。また、メガシンカを獲得し、そのままで引き継がれたテクニシャンと相まって破壊力も強化され、その他の方面の能力も上がった。さらに、はがねタイプを弱点とするフェアリータイプの登場で相対的にはがねタイプ自体の需要も高まり、先制のテクニシャンバレットパンチで強烈な一撃を加えられるハッサムには追い風となっている。
- だが決していい事尽くめではなく、はがねタイプの相性変更でゴーストタイプとあくタイプの攻撃が等倍で入るようになった。これにより、従来のようにおいうちを決めるためにゴーストタイプの技を受けつつ繰り出すという行為は迂闊にはできなくなった。
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- つるぎのまい+テクバレの一辺倒だけでも大概な威力なのだが、他にも逃げようとするエスパー・ゴーストを仕留める追い討ちもテクニシャンでバッチリ強化、エテボース以外で唯一ダブルアタックを有効活用できる。こうそくいどう+アイアンヘッドで相手の連続怯みを狙う戦法に、はねやすめでダメージを回復しながら戦う耐久型、後攻からのバトン・とんぼがえりを利用して無傷での目的ポケモン降臨、従来からのバトン役・天候パ先鋒など何でもござれ。こいつの強みは自身の性能や型の読みにくさだけでなく、弱点をカバーする控えとの連携にもあると言える。
- だが唯一の弱点である4倍炎を喰らうと、たとえタイプ不一致のかえんほうしゃ程度でも死ねる。不用意に炎弱点を補おうとオッカのみを持たせたり雨乞いをしてみても、逆に水でゴリ押されたり普通にオーバーキルされたりと徒労に終わることが多いので、無弱点化・万能化を狙うのではなく、いかに相手の炎技を読んで炎に晒さないようにするかが肝要。
- 第五世代の通信対戦では、ナットレイなど炎が非常によく効く(そして他はあまり効かない)有力な耐久ポケが台頭している事もあり、炎技自体の需要が高まっている。そのため炎ポケそのものだけでなくサブウェポンでも炎技を搭載するのが流行っており、弱点を突かれる可能性が以前にも増して高くなっている。
- シングルバトルでは炎技で狙われるであろうことを利用して、控えに「もらいび」持ちの炎ポケモンを入れておけば「炎技読み交代」というパターンをちらつかせ相手を牽制できる他、ランターンならハッサムの苦手とする炎および等倍以上喰らってしまう水・電気の特殊技を全部受けきれるので組ませると良いとされる。
- しかしダブルバトルでは電気技に対する「ひらいしん」、水技に対する「よびみず」のような都合の良い物がないため、ただランターンやシャンデラを隣に置いただけでは意味がない。相手の炎技持ちを全部潰してから降臨させるか、ジュエルテクバレなどで奇襲してやられる前に仕事を終えるか等、一層の工夫が必要となる。
アニメでのハッサム
- DP編のとある回で登場。エアバトルとは、名前通り空中でのバトルである。
おいかぜに乗って戦うハッサムを見ることができる。
※後にアニメベストウイッシュで登場する某ジムリーダーが「最初に使用ポケモンを全部見せて頭の中で勝負をし、どちらが勝つかを決める」というルールでバトルを行っており、このバトルをエアバトルというが、これとDP編のエアバトルは関係ない。 - 劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアークではグーンの手持ちとして2匹登場している。
グーンのハッサムは2010年6月18日〜2010年7月14日の期間にWi-Fiコネクションで配信されていた。
技構成はシザークロス、つるぎのまい、てっぺき、こうそくいどう。
このように二段階上昇技を三つ覚えているだけではなく、スターのみを所持しており持ち主の名前をネタにしている。
ぼくのかんがえたさいきょうハッサム
タイプ一致「シザークロス」を覚えさせる事でエスパー・ゴースト・あくタイプのポケモンへ対抗出来るポケモンの筆頭格。
- 弱点の無いミカルゲだって「シザークロス」一撃で倒せちゃうかも! ※悪・霊なので等倍。別にシザクロの必要性皆無
- シザークロスを生かすためにも特性は「むしの知らせ」一択だ! ※前述の通りテクニシャンの方が何かと安定
- 従来はザコ技だった「れんぞくぎり」もハッサムの特性なら超強力に! ※ポケモン不思議のダンジョンなら正解
- 炎対策に特にダブルバトルを考慮して絶対みずタイプと組もう! ※不一致でも死ぬので炎タイプだけ注視しても無駄
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