ハッフルパフとは、ハリー・ポッターシリーズに登場するホグワーツ魔法魔術学校の4つの寮のうちの1つである。
概要
ホグワーツの創設者の1人のヘルガ・ハッフルパフに名前が由来する。シンボルカラーは黄色と黒、象徴となる動物はアナグマ。寮監はポモーナ・スプラウト。
所属者の傾向としては勤勉かつ誠実で努力家な生徒が多い。創設者のヘルガが差別主義的ではなく、全ての生徒を幅広く受け入れる方針を採ったため、他の3寮からあぶれた落ちこぼれが入寮することが多いと思い込まれやすい。しかしその分闇の魔術に対する耐性が強く、唯一この寮からは死喰い人が輩出されていない。また、三大魔法学校対抗試合でホグワーツ代表となったセドリック・ディゴリー、魔法省で最難関とされる闇祓いに採用されたニンファドーラ・トンクス、「幻の動物とその生息地」の著者であるニュート・スキャマンダーなど、ごくまれに突出した才能を持つ生徒が入ることもある。
寮は厨房近くの地下にあり、多数の樽が積まれた場所の二つ目の列の真ん中の樽の底を2回叩くと入口が現れる(ハッフルパフ・リズム)。間違えるとセキュリティーとして高温に熱したビネガーが噴出される。内部は黄色を基調とした落ち着いた部屋となっており、アナグマの巣を彷彿とさせる通路にある樽底のような戸が一つ一つの部屋に繋がっている。作中では唯一ハリーが入室する機会がなかったため、どのような部屋なのかはJ.K.ローリング・ライブ・チャットで明かされるまで長らく不明であった。
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 2
- 0pt