ハテール地方単語

ハテールチホウ

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ハテール地方とは、ゲーム『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』（以下『BotW』）及びその続編『ゼルダの伝説ティアーズオブザキングダム』（以下『TotK』）に登場する地方である。

概要

その名の通りハイラルの東の果てに位置する地方である。「ハテノ」という地名も形容詞系なのか各地に存在する。
北でラネール地方、西で中央ハイラル、南でフィローネ地方と接する。

三方を山で囲まれた地方である。東ではハテール海に接しているが、沿岸には山と海に挟まれたビーチしかなく平野は存在しない。

主な地名・名所

※：『BotW』のみで存在

＊：『TotK』のみで存在

西ハテール

双子山を中心とした地域。東ハテールと比べて開けた地形である。

双子山: 西ハテールの中央に位置する高山。; 南北に割られたような形の2つの山からなり、「かつて龍に割られた」という伝説がある。間にノッケ川と街道が通っている。; 『BotW』では周囲に4つの祠があり、中でも南北の山頂に位置するシベ・ニーロの祠/シベ・ニャスの祠『双子の記憶』は、本作では珍しい、祠間でギミックが連動している祠である。『TotK』でもギミックが連動している洞窟である「双子山北の洞窟」と「双子山南の洞窟」がある。; 『TotK』では北岳の西の麓にモルドラジークをかたどった地上絵が描かれている。多くのプレイヤーから最も泪を見つけにくい地上絵と言われている。
ノッケ川: 東ハテールを流れるモミ川の下流の呼び名。ハイラル平原でハイリア川と合流する。
双子山の塔※: 双子山北岳の西の麓に位置するシーカータワーで、西ハテールの地図が手に入る。
順当に進めた場合初めて自力で登るシーカータワーになると思われる。それゆえ高さはなく、これといったギミックも存在しない。
アデヤ村跡: 双子山南岳の西の麓の、周囲を丘に囲まれた盆地状の地形に位置する村跡。その見通しのきかない地形ゆえに大厄災時は状況を把握する前に滅んだと予想されている。; 現在では盆地の底に水が溜まり、アデヤ湖となっている。
ポプラー高地鳥望台＊: アデヤ湖の南東、ポプラー高地に建てられた鳥望台で、西ハテールの双子山以西部分とハイリア湖及びフィローネ地方西部の地図が手に入る。最初に訪れた時は故障しており、修理に来た作業員はとある場所で遭難している。
サハスーラ平原鳥望台＊: 双子山の北、サハスーラ平原に建てられた鳥望台で、双子山とカカリコ村周辺、ラネール参道及びラネール湿原の地図が手に入る。最初に訪れた時は何故か戸が開かなくなっており『TotK』のとある基本テクニックで侵入することになるのだが、比較的監視砦に近い位置にあるために多くの未熟なプレイヤーが侵入できずに苦しむことになる。
クロチェリー平原: 双子山の東にある平原。周囲を山に囲まれている。; 『BotW』では一面に瓦礫やガーディアンの残骸が残されており、100年前ここでガーディアンと大厄災を逃れたハイリア人たちの攻防が行われたと伝わる。そのためかつては荒廃していたが、現在では野生馬が自由に駆ける自然豊かな地である。
双子馬宿: クロチェリー平原の西に位置する馬宿。始まりの台地から双子山を経由してカカリコ村に向かった場合最初に訪れることになる馬宿である。; 南にふたご橋が架かり、双子が経営し、従業員に双子の子供がおり、『BotW』では双子のトレジャーハンターが拠点としている双子尽くしの馬宿である。; 『BotW』で滞在している旅人の一人ヒナバガンはブラッディムーン現象の研究をしており、その日の月齢とブラッディムーンの出現予測をしてくれる。; 『TotK』では南のふたご橋を渡った先に大妖精クチューラの泉が移転してきている。
ハテノ砦: クロチェリー平原の東の谷間を塞ぐ形で建っている砦。現在では上部が崩れており、木材を使って簡易的な修復が為されている。; その実態は砦と言うより関所であり防衛機能はあまり無かったが、砦に逃げ込んだ兵士や民間人、そして伝説の剣士の奮闘により奇跡的にガーディアンからの防衛に成功したと伝わる。; 『TotK』では魔物たちに占拠されており、ブラッディムーンの度に魔物討伐隊が派遣される。
カカリコ村: クロチェリー平原の北、ボヌール山地に囲まれた盆地にあるシーカー族の村。; 代々シーカー族の長が村長をしており、『BotW』では最初に訪れるよう指示される。

東ハテール

ハテール地方東部からフィローネ地方東部^[1]にかけて存在する地域。そのほとんどを山岳地形が占める。

当記事ではハテール地方に当たる地域のみについて記述する。

ハテノ塔※: モミ川の源流であるジャラ湖の西に建っているシーカータワー。東ハテールとハテール海北部及びラネール山の地図が手に入る。
棘の付いた蔦が絡みついている。そのままでも十分登れるが、蔦を燃やしてしまうことで登りやすくなる。
ハテノ馬術訓練場跡: かつてハイラル軍の馬術訓練施設であった廃墟群。『BotW』では魔物の巣窟となっている。; 『BotW』『TotK』共に何故か地図に地名が登録されない。
ハテノ村: 東ハテール東部に位置する村。; シーカー族の研究者が運営するハテノ古代研究所が所在する。
エボニ山: ハテノ村の南にある中規模の山。偽のラブポンドがあり、ハテノ村から登山道が延びていることもあってか間違えて訪れる旅人もいる。

ハテール海

ハテール地方及びフィローネ地方の東にある湾。

ハテノコ島: ハテール海の中央に浮かぶ小島。; 『BotW』ではチャス・ケタの祠『力の試練極位』が建っている。一応陸地からは離れているものの南西にあるウーロコ岬からパラセールで飛べば容易にたどり着けるので、序盤に入って地獄を見るプレイヤーが後を絶たない。
サイハテノ島: その名の通りハテール海の南東の果てに位置する島。; 『BotW』では最初に訪れた際に一切の装備やアイテムを没収され「野生の試練」が始まる。
コホリット台地: サイハテノ島の南東に位置する台地で、『TotK』では地下に海賊の拠点がある。; リト族のミモジが住み着いており、『BotW』では空中に浮かぶリングをくぐる風になる訓練を、『TotK』ではハイリア人の学者のブートと共にゾナウギアの翼の正確な操縦を競う鳥人間コンテストを実施している。