ハピナスとは、ポケットモンスターに登場するNo.242のポケモンである。初登場は金・銀。
基礎データ | |||
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名前 | ハピナス | タイプ | ノーマル |
英語名 | Blissey | 高さ | 1.5m |
分類 | しあわせ | 重さ | 46.8kg |
性別比率 | ♂:0.0% | 特性 | しぜんかいふく |
♀:100.0% | てんのめぐみ | ||
グループ | ようせい | 隠れ特性 | いやしのこころ |
孵化歩数 | 5120歩 | 捕捉率 | 30 |
世代 | 第2世代 | 努力値 | HP+3 |
進化 | ピンプク → ラッキー (まんまるいしを持たせて朝・昼にレベルアップ) → ハピナス (なつき) | ||
図鑑データ | |||
全国図鑑 | #242 | 図鑑の色 | 桃 |
ジョウト | #218 #223 (HGSS) |
ホウエン | #― |
シンオウ | #098 | イッシュ | #― |
カロス | #― | アローラ | #034 (アローラ・メレメレ) #018 (アーカラ) #017 (ウラウラ) #010 (ポニ) #041 (USUM/アローラ・メレメレ) #017 (USUM/ポニ) |
ガラル | #008 (ヨロイ島) | ヒスイ | #088 |
パルデア | #045 |
図鑑説明
- ポケットモンスター金、リーフグリーン、ハートゴールド、スカーレット
- ハピナスが うんだ タマゴを ひとくちでも たべた ひとは だれにでも やさしく なれる。
- ポケットモンスター銀、ファイアレッド、ソウルシルバー
- こころやさしい せいかくで びょうきの ポケモンを みつけては なおるまで かんびょう してあげる。
- ポケットモンスタークリスタル
- ひとくちでも くちに したなら どんなひとでも えがおになる という しあわせが つまった タマゴをうむ。
- ポケットモンスタールビー・サファイア、エメラルド、オメガルビー・アルファサファイア
- ふわふわの たいもうで かなしんでいる こころを キャッチすると どんなに とおくでも かけつけて えがおに なる しあわせタマゴを わけてあげる。
- ポケットモンスターダイヤモンド、Y、ブリリアントダイヤモンド
- よわった ポケモンを なおるまで かんびょうする やさしい ポケモン。 かなしい きもちを キャッチする。
- ポケットモンスターパール、シャイニングパール
- ハピナスの タマゴを くちにすると だれにでも やさしくなれる という。しあわせを はこぶ ポケモン。
- ポケットモンスタープラチナ、ブラック・ホワイト、ブラック2、ホワイト2、X、バイオレット
- ハピナスの うむ タマゴは しあわせが つまっていて ひとくち たべると だれでも えがおになる。
- ポケットモンスターサン
- しあわせが つまっていると いわれる ハピナスの タマゴを たべれば どんな きょうぼうな ポケモンも おだやかに。
- ポケットモンスタームーン
- ふわふわの たいもうは センサー。 ポケモンや ひとの きもちを キャッチすることが できるのだ。
- ポケットモンスターウルトラサン
- タマゴは たべると しあわせになると いわれるほど ぜっぴん。 しじょうで 1ばん たかい ねだんが つく。
- ポケットモンスターウルトラムーン
- あいじょうに みちあふれた ポケモン。 トレーナーと こころを かよわせた ラッキーだけが しんかできるという。
- ポケットモンスターソード
- よわった ポケモンを みつけると じぶんの タマゴを わけあたえ なおるまで かんびょうを つづける。
- ポケットモンスターシールド
- しあわせが つまった ふしぎな タマゴを うむ。 たべた ひとは だれにでも やさしく なれるという。
- Pokémon LEGENDS アルセウス
- なさけぶかく やまいの ひと や ポケモン あらば なおるまで かんびょうす。 うみし たまご これ ぜっぴんなりて しょくしものに さちを もたらす。
概要
- 通称ピンクの悪魔。全ポケモン中でぶっちぎり1位のHP255に加え、特防も135とかなり高い最強の特殊受けポケモン。「たまごうみ」でHP回復能力まで完備。特殊ポケモンはハピナスを繰り出されるだけで突破不能になるので「ハピで止まります」という定型句が生み出された。物理防御は10と異常に低く見えるが、実際は努力値ステ振りの増加分が乗算ではなく加算なので実際のステータスはそこまで圧倒的な低さにはならず、HPが高い分むしろ「物理耐久も一般水準より高い」。下手に物理で攻撃すると、高HP低防御を利用して、被ダメージの倍を返す「カウンター」が飛んでくる場合も。
- この手の耐久系ポケモンは毒に弱かったり攻撃力が皆無なケースが多いが、ハピナスは特性しぜんかいふくである程度の毒耐性もあり、特攻も75と最低限攻撃できる程度は備えている。実際はステ振りや一度に持てる技が4つなので全てを両立している事はないが、型次第で様々な動きをしてくる点が厄介。
- 初登場の「金・銀」以降、長期間に渡って対戦における強ポケモンの地位に居座り、殆どのパーティはハピナスを意識して何かしらの対抗策を備える必要があった。だがハピナスの真に恐ろしい点は、単に強いというより、その耐久泥沼戦法により対戦時間が長期化する事だろう。最近では火力ゲーの促進により世代を重ねる毎に耐久系であるハピナスの採用率は下がっている傾向があるが、無警戒で遭遇すると危険な点は変わりない。
- 第四世代では新技「インファイト」の登場や「ばかぢから」が多数のポケモンに配られる等格闘ポケモンの強化が目立ったが、ハピナスの台頭と関係があるかもしれない。
- 第五世代においてはちいさくなるが回避率2段階UPに強化され、更に凶悪になった。だが、進化前であるラッキーが「しんかのきせき」を手に入れたことでハピナスを越える受け性能を得てしまった。
一応ハピナスは道具を自由に持てるという強みはあるがラッキーは素の耐久も並みの特殊受けより遥かに高いため他のきせき耐久ポケモンと違い、トリックなどで容易に機能停止とはならず対策必須となっている。 - 一方で、アニメや漫画等ではポケモンセンターでナースをしていたりと、心優しい一面が取り上げられている。
ハピナス道場
- 使用するトレーナーがほとんどいないため気づきにくいが、ハピナスを倒した時の獲得経験値はタブンネの比でないほどに非常に多い(進化前のラッキーの時点で既にタブンネより少し上)。
- そのため、オメガルビー・アルファサファイアではハピナス3匹のひみつきちが非常に優秀な経験値稼ぎとして利用されており、ハピナス道場と呼ばれている。
- 経験値の多さだけでも十分なのだが、技や持ち物などもひみつきち作成者が自由に決められるため、この道場のハピナスは攻撃してこず放置しているだけで勝手に倒れていくものが多い。そのため必ずしも攻撃用のポケモンを用意する必要がなく、6匹全員を育成したいLv1ポケモンにすることも可能。
ポケモンGOにおけるハピナス
- ポケモンGOでは2017年2月17日にジョウト地方のポケモンが追加され、それに伴いハピナスも実装された。進化前のラッキー共々かなりレアなので入手難易度は高い。
- このハピナス、ポケモンGOにおいても「ピンクの悪魔」「ハピで止まります」の言葉に相応しい凶悪な性能になっており、今も全世界のジムに鎮座している。
というのも、ポケモンGOには物理・特殊の概念がないため、原作の種族値の高い方を大きく参照する仕様になっている。その為「こうげき」と「とくこう」・「ぼうぎょ」と「とくぼう」はどちらかに偏っている種族値配分の方が強く、ノーマルタイプと高いHP・防御力を併せ持つハピナスの能力値・種族値はまさしくこのゲームにとって理想的なのである。その結果、ジムに挑む数々のトレーナーをその圧倒的な耐久力で時間切れに追い込む防衛最強ポケモンと化している。CP3000以上のハピナスを見ただけで眩暈がするという人もいるとか…。
またラッキーとは違い攻撃力もある程度あり、サイコキネシスやマジカルシャインといった豊富な種類のゲージ技を覚える為、練度の高いポケモンや、数少ない有利なポケモン(カイリュー/カイリキー/バンギラス)で挑んだとしても、逆に押し切られてしまうこともしばしば見られる。特にマジカルシャインを覚えているハピナスの場合、かくとう・あく・ドラゴンに対応できるという壊れっぷりで、他のあらゆるポケモンの3倍の堅牢さを誇ると言われる。 - 防衛だけでなく攻撃側に回っても、その耐久力を盾に幅広い相手にゴリ押しで戦うことができる。
- ただ現在ではアップデートにより、多くの通常技に(サイレント)修正が行われ全体的にDPSが上昇し、公開当初と比べれば倒しやすくなっている。
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