ハヤテのごとく!TCGとは、週刊少年サンデーに連載されている 「ハヤテのごとく!」を原作とした KONAMIから発売されたトレーディングカードゲームである。
概要
キャラクターのカードのみしか存在せず、単一キャラクターのみで組んだデッキを組めるのが売り。後に、構築済みデッキとしてナギたんデッキ、ヒナたんデッキが発売された。
原作同様、カードもパロディ要素が強く、イラスト、カード名、フレーバーテキストなど様々な場所にパロディが仕込まれている。また、カードのイラストは複数のイラストレーターによるもので、同人作家なども参加している。
2007年8月9日に1弾が発売され、2008年1月12日から公式大会が開催された。しかし、2010年3月25日に最後のブースターが発売され、2011年3月をもって、公式大会が終了となった。
カードの種類
ゲームの基本となるカード。カードがバトルゾーンに移動するための条件、アドヴァンスが特徴的。自分の場にあるそのカード以外に書かれたジョブ(属性)がアドヴァンスに書かれた数以上あるならバトルゾーンに移動できる。
コスプレという同キャラカードに重ねて使用するためのカード。Bキャラより強力な能力を持つ。
ゲームの展開をサポートするカード。キャラのパワーアップ、2ドロー、キャラの破壊など効果は様々。
デッキの方向性を決めるカード。自身は能力を持たないが、他のカードにAキャラがいる時のみ効果発動といった能力があるため、デッキによっては必要となる。7弾で新たに追加された種類。
ゲームの流れ
お互いにターンを繰り返して、ゲームを展開していく。先に相手のライフをゼロにしたプレイヤーの勝利。フィールドはスタンバイゾーンとバトルゾーンが存在し、BCSキャラはバトル・スタンバイ合わせて5枚まで、Aキャラはバトル・スタンバイ合わせて1枚まで出せる。また、重ねられているカードを全て合わせて、1枚として扱う。
- ドローフェイズ
手札のカードをスタンバイゾーンに出す、手札のカードをスタンバイゾーンにセットする。場のカード能力を使う、手札を捨ててカードのアドヴァンスを満たす、などの行動ができる。
- バトルフェイズ
自分の場のカード1枚で相手に攻撃をする。防御側は場のカードでガードするか、直接攻撃を受けるかを選択する。また、バトルに参加しているキャラにカードを重ねる「コスプレ」が行える。ダメージは直接攻撃ならDS、ガードしたならPSの値になり、パワーの低いカードが捨場送りとなる。ただし、カードが重ねられている場合は、一番下のカードが場に残る。
- エンドフェイズ
使い終わったSキャラカードを捨場に置き、ターンプレイヤーの手札が6枚以下かチェックする。
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関連項目
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