ハリボテエレジーとは、JAPAN WORLD CUPに登場する、無冠の手作りサラブレッドである。
概要
ハリボテエレジーは主にダンボール、ガムテープ、接着剤による手作りのサラブレッドである。
サラブレッドでありながら側対歩とはどういうことだ、という指摘もあるが、どこからどう見てもシマウマやウシやキリンなサラブレッドもいるので、間違いなくサラブレッドである。
人が入ったハリボテのようにも見えるが意外と足は速い。ゆえに馬である事は間違いない。中の人などいない。
未勝利だが、必死な走りがひそかな人気。
ごく稀に2つに分かれても走っている姿が目撃されているが、体が伸びる馬もいるので間違いなく馬である。
未勝利なのになぜGⅠレースに出場できるのか誰も知らないが、競馬ファンの間では取るに足らないので見過ごしてやろうという暖かい空気が漂っている。
主戦騎手の手作騎手は181cmの長身で、普段はチューリップハットを好む。
一切しゃべらない為、伝説のあの人では?との噂も絶えない。
なお、全くの余談ではあるが、1マイル(1609メートル)走の人間の世界記録は3分43秒13。ハリボテエレジーの1600メートルレコードは3分41秒5である。もっとも、1マイル走は五輪、世界選手権など主要な国際大会の競技種目としては採用されていないため世界記録と言っても必ずしも人類の限界とはいえないが、陸上トラックではなく芝コースで人間がこのペースで走ったとすれば、それは偉業というにふさわしい。しかも身動きのしにくいハリボテを纏い、二人の人間が歩調を合わせ、さらに一人の人間を載せて走るという凄まじいハンデを背負ってこれを成し遂げたとすれば、それは最早超人の所業、正に奇跡と呼ぶ他ないであろう。
もちろん、サラブレッドである彼らにとって人間の世界記録など無意味なものである。
つまり、何度も言うが中の人などいないのである。
血統
父馬にダンボウルガクエン、母馬にガムテイプマツリを血統に持つ牡馬。
父親譲りの軽く丈夫な体と、母親譲りの粘り強さを併せ持つ隠れた名馬だといわれているが、
父馬、母馬とも経歴は一切不明、未だ未勝利の未完の大器。
騎手
騎手は手作 好太郎。
チューリップハットの似合う好青年騎手である。
名馬ハリボテエレジーを1から作り上げ育て上げた天才調教師でもある。
その名の通り工作が趣味なことは有名。
その他のハリボテ
ハリボテエレジー2.0
第2回JAPAN WORLD CUPにもハリボテエレジー2.0として出場。
胴体が破れやすいという弱点を克服するために、馬体重を54kgほど増量。
馬体重の影響でタイムを落としてしまったが、コーナーに負けない強靭なボディを手に入れた。
今日もファンからは、「曲がれええええええええ」と熱い声援が送られる。
ハリボテエレジー3.0
前回、金属質なボディで重量を得たハリボテの3度目の挑戦は、なんと体長を伸ばして参戦。
リムジン種ならではの直線での伸びに期待がかかる。
・・・足が6本に増えているような気がするが、立派な馬である。
更に今回は、メカハリボテと言うアメリカからの刺客が登場。夢のハリボテ対決が実現。
実況には「やはり勝てそうにありません」と言われるが、是非とも勝って欲しいファンは数えきれない。
ハリボテ記念
絶大なハリボテエレジー人気にあやかり、ハリボテ種ばかりを集めたレースが特別開催されることになった。
詳細は→ハリボテ記念
関連動画
野生の手作好太郎が現れたようです。
関連静画
関連漫画
関連項目
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