ハルオーブとは、2020年3月24日生まれの競走馬である。鹿毛の牡馬。
概要
半姉に笠松競馬所属(2022年7月10日現在)地方5勝のサイレントシズカ(父アイルハヴアナザー)、伯母に2012年TCK女王盃優勝馬のハルサンサンがいる。6代母はワカクモ(1966年桜花賞馬で、テンポイントの母)であり、9代母が下総御料牧場の基礎輸入牝馬である星若である(同時期に輸入された星友はトウカイテイオーの7代母、星旗はゴールドシップの8代母)。
馬名の由来は母ハルダヨリからの連想で、枕草子「春はあけぼの」よりハル+オーブ(フランス語で夜明け)
母ハルダヨリがニコニコの企画であるリアルダービースタリオンの所有馬シュシュブリーズの僚馬のため、産まれる前から様々な人々に見守られて来た。
また本馬自身も生まれて間もなくTwitterアカウントを開設、情報を発信している。中の人などいません。
経歴
2020年3月24日、ハルダヨリの5番仔として生を受ける。幼名ははるお
デビュー戦は2022年7月10日福島第6R芝1200m メイクデビュー福島。好スタートを切った後、すぐにモンサンスヴニールに先に行かせる。その後先頭600m通過が36秒1とややゆったり目のペースで進む。そして後半600mを34秒9でまとめ上げた彼女を捕まえることはできず、かといって後ろからくるサトノミネルヴァは1馬身しのぎ切って1馬身半差の2着となった。
次走は8月14日新潟第3R芝1200m 2歳未勝利。先頭集団中ほどにつけ、最初の600mを33秒9で先頭が通過。残り200mのあたりで一度先頭に立つが、内のリバーラに差し返されクビ差2着となった(上がり600mはどちらも34秒9なので、ずっと並走してたたき合いに負けたというのが妥当か)。
3戦目は9月4日新潟第2R芝1400m 2歳未勝利。3コーナーで他馬の斜行に巻き込まれてつまづき、鞍上の三浦皇成が落馬、競走中止となった。人馬ともに大きな怪我はなし。
4戦目は10月8日東京第3R芝1400m 2歳未勝利。鞍上は三浦皇成が引き続き務める。4コーナーまでは2番手で粘ったが、ついていけなくなっておいていかれてしまう。その後マルチャンが中団からまとめて差し切っていく中、3着のルーフから4馬身ちぎられてしまうも、5着のピンクジンの追撃からは半馬身しのぎ切り、4着は確保した。
5戦目は11月13日東京第4Rダート1400m 2歳未勝利。終始中ほどでの競馬となってしまい、9着に沈む。
6戦目は12月25日中山第3R芝1600m 2歳未勝利。距離延長で初のマイル戦となる。先行グループを見るような位置でレースを進めたが、最後方からまくってきたスズハロームに3コーナーであっという間に抜き去られ、4コーナーを過ぎてほかの馬を抜き去ったが、5馬身ちぎられた2着となった(なお3着のトクシーカイザーは彼よりもさらに3馬身後ろ)。
その後、3歳になって10戦し、掲示板を外したのは不良馬場の1回のみという安定感抜群の成績を残し、総額で2216万円の賞金を獲得するも、ついに勝利には届かず未勝利戦が終わってしまう。このため、門別競馬場へ移籍して再起を図ることとなった(3歳末までに2勝するか、3勝するかで中央競馬へ復帰することが可能)。
血統表
ディーマジェスティ 2013 鹿毛 |
ディープインパクト 2002 鹿毛 |
*サンデーサイレンス | Halo |
Wishing Well | |||
*ウインドインハーヘア | Alzao | ||
Burghclere | |||
エルメスティアラ 1998 鹿毛 |
*ブライアンズタイム | Roberto | |
Kelley's day | |||
シンコウエルメス | Sadler's Wells | ||
Doff the Derby | |||
ハルダヨリ 2012 栗毛 FNo.3 |
*ファルブラヴ 1998 鹿毛 |
Fairy King | Nothern Dancer |
Fairy Bridge | |||
Gift of the Night | Slewpy | ||
Little Nana | |||
ハルワカ 2003 鹿毛 |
ワカオライデン | ロイヤルスキー | |
オキワカ | |||
ホリワカ | ホリスキー | ||
ダスシェーネ |
クロス:Sadler's Wells・Fairy King 4 x 3、Hail to Reason 5 x 5
関連動画
外部リンク
関連項目
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