ハレゼナとは、ソーシャルゲーム「グランブルーファンタジー」の登場人物である。
CV:上坂すみれ
概要
年齢 | 19歳 |
身長 | 128cm |
趣味 | 壊天刃(キルデスソー)のチューニングおよび改造 |
好き | メカメカしい奴、サイコーにクレ~ジ~な奴! |
嫌い | 怖い人、ネバネバしたもの |
2016年3月18日のレジェンドガチャ更新で登場したヒャッハー系少女。
元々は期間限定キャラだったが、のちに恒常ガチャへ追加された(後述参照)。
エルステ帝国のスラム街出身。その過酷な環境で生き抜こうとする中で現在のハレゼナが形成され、「歩く天災」と呼ばれるまでに至った。
そのため一見攻撃的な性格だが、プロフィールに「嫌い:怖い人」と言う事からも分かるように、自身を守る為虚勢を張っているというほうが正しい。詳細は関連動画参照。
性能
ガチャ排出ドラフキャラとしては初のSSRで土属性。得意武器は斧。
最終上限解放追加とバランス調整を経て、2024年1月現在の性能は以下の通り。
奥義「ベリナイ・ディス・アセンブリ」
土属性ダメージ+壊天刃レベルに応じた追加ダメージ(最大5回)
最終後は「ベリベリナイ・ディスアセンブリ」に変化し、自身にハイテンション効果(3ターン)付与が追加。
ハイテンション効果は「テンション」という攻撃力アップ効果のレベル(最大4)が毎ターン上昇する効果で、被ダメージで解除されてしまう。テンションの仕様については攻略サイト参照。
1アビ「あたらねーッ!!」
敵の全ての攻撃を2回回避できるようになる。
2アビ「ミンチにしてやる!!」
敵ターゲットに関わらず6回土属性ダメージ+連続攻撃確率ダウン。
最終後は壊天刃レベル+2が追加される。
3アビ「キメてやるぜぇ!!」
壊天刃レベルが5の時のみに使用可能で、自身に確定トリプルアタック+攻撃大幅アップ(1回)を付与。
最終後は追撃と通常攻撃ダメージ上昇が追加され、どちらもテンションのレベルに応じて効果量が増える。
サポアビ「サイコーにクレ~ジ~!」
壊天刃レベル(最大5)に応じて攻撃性能アップ。
壊天刃レベルは毎ターン1上昇、被ダメージで2減少する。
サポアビ「みんなのあんぜんあんしん」
バランス調整で以前の「ちょ、ちょっと待って!」と入れ替えで名称も効果も一新された。
最終後に習得できる2つ目のサポアビで、トリプルアタック発動時に3回目の攻撃ダメージが最大5万上昇する。
最大火力を発揮するためには壊天刃レベルとテンションの維持が重要となる。
前者は土属性キャラには恒常キャラのサラやソリッズ、限定キャラの水着ブローディアような優秀なかばう持ちキャラが多いため、手持ちの盾役キャラと組み合わせよう。
後者は敵の強化消去を受けると消えてしまうのでディスペルガードを用意したいが、使用できるキャラや召喚石等がまだ少ないのが難点である。
武器はドラフとハーヴィンの攻撃力が上昇する「バハムートアクス」や得意武器が斧または格闘キャラのトリプルアタック攻撃の3回目の攻撃ダメージが上昇する「虚空の晶塊(虚空斧)」と相性が良い。
ハロウィンバージョン
2019年に実装された光属性SSRで、ハレゼナ初の季節限定バージョン。
サポアビ「朝までハッピィ~!」効果で防御力と奥義ゲージ上昇量ダウンのデメリットはあるものの、常時確定トリプルアタックとなっている。
壊天刃レベルが「ベリナイレベル(最大5)」となり、レベルに応じて攻撃アップと防御ダウンの効果量が増加する。恒常版と同じく被ダメージで2減ってしまうが、こちらは次のターン敵対心ダウンが発動する。
奥義「ベリベリ・マッド・ナイ」は恒常版最終後と同じくハイテンション効果とレベルに応じた追加ダメージが発生するが、サポアビ効果で奥義ゲージ上昇量が低い上に2アビ使用時に30%消費するため低頻度の発動となる。
1アビ「くり抜いてやるぜぇ!!」は敵単体に4回ダメージ+攻防ダウンを付与し、ベリナイレベルが1上昇。2アビ「ネバーフロリック」は自身に2ターンの回避カウンター効果と光属性追撃効果を付与する。
ベリナイレベル3以上の時に発動できる3アビ「パーリーナイトメア」は敵へ攻撃力と連続攻撃確率アップ、光属性キャラに確定トリプルアタックと与ダメージ最大10万上昇を付与できるハイリスクハイリターンな効果。
通常攻撃で高火力を出し、バトルメンバーと召喚石の追撃や火力アップ系効果を合わせて瞬間火力を狙うのに最適なアタッカーとなっている。
実装後~恒常追加までの経緯
実装直後から検証が開始され、そのバフの強さが判明していく。
攻撃力の上昇量は当時の十天衆・シスをも超える上がり方(推定値毎ターン+60%、シスは毎ターン+30%)であり、3ターンも持たせれば破壊的な火力を手に入れられる。デメリットを差し置いても上がり方が異常で、4ターン目には元の攻撃力の約3倍(280%)になっていると聞けばおかしさが分かるだろうか。
ところが実装から1時間45分後に突如として運営からのお知らせが公開。
要するに下方修正のお達し。
告知後に修正され、不具合告知前に引いたプレーヤーは補償された(課金して引いた場合金銭は戻らないが同額の石は戻り、チケットや石の場合は同等のものがそのまま返却されるので引き得)。
修正後は最大火力が大幅に落ちた上に定期的にデメリットを抱えることとなり炎上騒ぎに。
とても介護してまで使う価値があるとは言えないため、当時のガンダゴウザに並ぶかそれ以上の産廃として名乗りを上げてしまった。
しかし、同年6月2日の大幅修正によりこのような不名誉が返上されることとなる。
当時のサポアビ「ちょ、ちょっと待って!!」のデメリットから防御関係の弱体効果が削除され、1ターン攻撃力減少のみに変更。
「サイコーにクレ~ジ~!!」も攻撃力上昇・上限などが上方修正され、立派な通常攻撃特化キャラクターになり、当時「ハズレナ」などと呼ばれていた不名誉な扱いを返上した。最初からやれ。
このように大騒動を巻き起こした彼女の調整だが、1か月後に実装された期間限定SSRキャラクター・コルワもハレゼナ同様の下方修正&補償という流れになってしまった。まるで成長していない・・・。
バランス調整だけでなく、この「期間限定」という売り出し方自体も問題になり、2016年7月中旬より順次復刻され、恒常キャラクターとして復活した[1]。
それに先駆け、5月末の「サプライズ!!スペシャルガチャセット(サプチケ)」でハレゼナの解放武器「ソウルイーター」などの期間限定として実装されたキャラの一部が選択できるようになり、最終的にこの問題の対象となったキャラクターは全て恒常キャラとして追加された。
ロボミZ
と、このように紆余曲折を経て落ち着いたハレゼナだが、「ロボミ」シリーズ三作目となるイベントシナリオ「ロボミZ」にて追加メインキャラクターとして抜擢される。
彼女が所持していた機械技師としての素養がフルで発揮され、彼女の存在がロボミにある変化を与えた一方で、素の彼女の性格が大きく垣間見える。
最終上限解放フェイトエピソードではハレゼナが羅生門研究艇を訪れ、機械技師繋がりで親交を深めていた。
今回のイベントへの参戦はそれを踏まえてのものだと思われる。
Shadowverseでの性能
カード名 | 壊天災・ハレゼナ |
クラス/レアリティ/タイプ | ヴァンパイア/シルバー |
コスト 攻撃力/体力 | 3 進化前:2/1 進化後:4/3 |
効果 | (進化前) 攻撃されない。 攻撃時 +1/+0する。 ファンファーレ 「次に受けるダメージを0にする」を持つ。 (進化後) 進化前と同じ能力。(ファンファーレ 能力を除く) |
第19弾カードパック『十天覚醒』で登場。原作での攻撃回避と攻撃力上昇をイメージした攻撃特化性能でヴァンパイアクラスをクラスハレゼナ呼びする原因になったフォロワー。
体力は1しかないが、「攻撃されない」と「次に受けるダメージを0にする」の組み合わせが極めて厄介で非常に場残りがよい。フォロワーの攻撃でダメージ無効の解除が行えないので、軽量除去スペル2枚を使って倒さなければならない。都合よくダメージを与えるカードが2枚あればそれでいいのだが、無ければハレゼナが攻撃の度に攻撃力を上げていくのを黙って見ているしかない。守護で受ける手もあるが、Shadowverseの攻撃対象の選択権はターンを持っているプレイヤーが選択できるので、ハレゼナ以外のカードで守護を持つフォロワーを倒してしまえるのであまり有効な対策とは言えない。もっとも確実なのは相手フォロワー1体に確定破壊効果を持つカードの使用だろう。
ローテーション環境の構築ではバアルの融合の弾として3コスト以下が重要な背徳ヴァンパイア、次の弾の『暗黒のウェルサ』では進化ヴァンパイアの序盤戦に出すフォロワーとして採用。フォロワーへの干渉手段がフォロワーの交戦に大きく寄ったセッカエルフはハレゼナの処理に大いに苦しみ、似たようなアーティファクトネメシスに至っては、RAGEの予選大会突破デッキリストに大して相乗効果のない確定破壊スペルの堕落の決意3積みにして、本来の構築を歪ませてまでしてハレゼナで詰まないように対策するほどであった。
2Pickでもシルバー枠の最優先獲得カードとして積極的に確保される。ハレゼナが取れずに一方的な攻撃で決められてしまう対戦も少なくなく、デッキ構築段階でハレゼナ対策を考えるのも重要である。同じ弾にはもともと2コストで必殺持ち2/2フォロワーだが、7コストで4体出て効果ダメージ1回無効付きになるイビルウルフがビショップの全体攻撃スペルのカインドブライトに強いこともあり「出現回数が高い低レア帯に強カードが多い」として、単体性能が高いことのほうが好まれる2Pickとの噛み合いがよく、復讐など基本システムがコンボ寄りのヴァンパイアにしては珍しく提示されたら選ばれる上位リーダーとして挙がるようになった。
カードゲームのアドバンテージ論の観点で言えばハレゼナはアド得を引き起こしやすいフォロワーである。ハレゼナに対して2枚のスペルを使うというのはハンドアドバンテージ(手札消費の優位性)の得を引きだし、ハレゼナ登場弾時点での確定破壊スペルの価値が4コストで3コストのハレゼナを倒させるのはコストアドバンテージ(コスト消費の優位性)を得る。攻撃力がどんどん上がってダメージレースで有利になるのはライフアドバンテージ(体力差の優位性)を稼ぐのに文句なし。
欠点はフォロワー処理に使えるような能力ではないため、劣勢時には何も仕事をしないこと。ゲーム後半で引いても攻撃力を上げるのに時間がかかるため活躍が薄いこと。進化時能力もないため進化ターンに絡んだ大きな動きは進化分攻撃力が上がること以外はない。3ターン目が最も価値が高く、以降どんどん価値が落ちる弱カードとなってしまっている。
「SSRで当初悲惨な性能だったが修正されて強くなった」「シャドバではシルバーレアのドラフ族」という点はガンダゴウザと同じである。
関連動画
天上人が使うとこうなってました
予想以上に重い生い立ち
関連静画
関連項目
グランブルーファンタジーの登場キャラクター | ||
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メインキャラクター | 主人公 - ビィ - ルリア - カタリナ - イオ - オイゲン | |
サブキャラクター | ファラ - ヴィーラ - フェリ | |
パーティキャラクター |
ヨダルラーハ - ゼヘク - ローアイン - ジン - アリーザ - ディアンサ - ロミオ - |
脚注
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