ハングマンとは、1980年から1987年まで全7シリーズが放送されたテレビドラマ『ザ・ハングマン』シリーズに登場する闇の稼業である。
概要
この稼業の特徴は、「法律の網を逃れてやりたい放題の悪人を公衆の面前にさらして社会的に抹殺する」こと。
組織のトップである「ゴッド」からギャラをもらって活動するという点は江戸時代に暗躍した「仕掛人」「仕置人」「仕事人」といった殺し屋と共通しているが、彼らと違うのは悪人の生命を直接奪わないという事(例外あり)。
ゴッドの命令は絶対であり、ゴッドに逆らったメンバーは除名処分を受けるか、死が待っている。
「ハングマン」と言っても組織は(テレビシリーズでは)全部で5つある(第1~2シリーズ、第6~7シリーズがそれぞれ同じ組織)。
仕事の流れだが、大体が悪人を眠らせてからどこかに拉致し、悪人に「悪事を言わなければ爆弾が爆発する」みたいに脅せば悪人がこれまでの悪事を白状→それを大衆が聞いていた→警察がやってきて逮捕という流れである。
中には、悪人が白状した後にさらに(軽い)制裁を加える3代目組織や電波をジャックして悪人が白状する模様をテレビ中継する4代目組織みたいなところもある。
初代ハングマンは、第一次活動時は全員が偽装死亡(戸籍を抹消)し、顔を整形し、指紋も消していたため、悪人同様に暗躍するしかなかったが、第二次活動時は全員が戸籍を持ち、カモフラージュのための職業を持っていた。
この「カモフラージュのための職業」は、初代ハングマンは全員違う職業だったが、2代目以降のハングマンは全員同じ職業となっている(旅行代理店、タクシー会社、生花店、写真館(ただし、一人ラーメン屋がいる))。
ちなみに、初代ハングマンは全員が元警察関係者である。
なお、初代および3代目組織で活躍した初老の男や、2代目および3代目組織で活躍した元傭兵のように複数の組織に属した事があるメンバーもいれば、組織解散で失業し、ゴッド抜きで独自に活動していたメンバーもいる。
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