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ハンス・ルーデルとは、大和田秀樹により近代麻雀オリジナル(2009年5月号以降は近代麻雀誌上)で不定期連載されている漫画『ムダヅモ無き改革』に登場するゲルマン軍人である。
概要
元ネタとなったのは、第二次世界大戦において、最も多くの戦果を挙げたと言われる、空飛ぶ魔王こと、
爆撃王にして、エースパイロットでもある、ルーデル(ハンス・ウルリッヒ・ルーデル)。
作中においては、戦中、数多くの死地を潜り抜けた事によって認識力を異常発達させたエスパーとされている。
また、同時に飛行機雲と同種の雲を生みだす程の超絶スピードを誇り、全自動卓においてさえ積み込みが可能である。
なお、確かに第二次世界大戦下においてはナチス空軍のパイロットではあったが、イデオロギーへの関心は高くない。
但し、愛国心は強く、自分の片足が吹っ飛んでいるにも関わらず、出撃できない事が悔しいと漢泣きするほど。
その戦果からソ連人民最大の敵とまで言われながらも、戦争責任を追及されようが無かったという、根っからの軍人。
漫画の上でも十分過ぎるほどにチートだが・・・
もしかすると、実在していたルーデルの方が、その度合いは数段上かもしれない。
特筆すべき彼の持ち技は、4つ。
- ジェリコのラッパ
エスパーとしての能力を最大限に発揮した技。
拡大した認識力により、一切の無駄を排除して手を進めるという常人には不可能な技。
まさにチート・・・というか、本当にムダヅモが無いのは、この人じゃなかろうか。
どんな状態からでも、速攻で手を立て直す動きの素早さから風切り音を発する。
この音が、スツーカに取り付けられた威嚇用吹鳴機(元は急降下時に自然発生していた)に似ていた故、
往時(W.W.2)の欧州戦線を知るパパ・ブッシュが命名した。 - 急降下爆撃(ノーズダイブボンバー)
ジェリコのラッパを駆使して、敵の不要牌を狙い撃ちするアガリの形。
原作においては、一気通貫であったが、汎用性が高い為、他の役に適用する事も可能であると思われる。
ルーデルの手はジェリコのラッパによって急速に立て直されるため、迂闊に不要牌を持っていると、
気付かぬうちに、その不要牌がルーデルのアタリ牌になってしまう。 - 燕返し262(メッサーシュミットシュヴァルベ)
音速、若しくは、それを超えるスピード(最低でもハイスピードカメラで捕捉することが出来なかった)で、
全自動卓で積み込みを成し遂げるという快挙と同時に、残像が残る程の速度で燕返しを行う技。
実際の燕返しは、他者が理牌をしているスキ等を活用し行われ、麻雀小説や漫画における表現ほど、
素早い動きをしているわけではない。
が・・・ルーデルさんならできるかもしんない。 - 急降下爆撃Ⅱ(ノーズダイブボンバーツヴァイ)
燕返し262は、この技を成立させるためのツナギに過ぎない。
燕返し262が成功しさえすれば、親なら天和、子なら、地和(若しくは人和)でのアガリが確定する。
関連動画
関連項目
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