ハンター(逃走中)とは、フジテレビ系列で定期に放送されている、バラエティ番組「逃走中」に登場するアンドロイドである。
概要(設定)
西暦2500年、人類は生活できない環境となった地球を脱出し、月へと移住した。
時は流れ…西暦2900年。
巨大企業クロノス社の若き科学者月村サトシの手によって、エンターテインメントゲーム『逃走中』のために開発されたアンドロイド、それがハンターである。
ハンターや、逃走中そのものの研究・開発は彼が母親(故人)から引き継いだものである。
その母親の遺志とは…
「子供達が遊ぶ場さえない現状を改善するため、ゲームの収益を月面コロニーの環境整備に当てる」ことである。
ハンターの開発費用をそれに回した方が良かったんj[この書き込みは確保されました]
ハンターのサングラスには逃走者全員の顔がメモリーされており、無関係な人物を追跡しないようになっている。
かつて1度転倒した際にサングラスが外れたが、ハンター自身がかけなおしてから追跡をしていた。
このためハンターの本体はサングラスといっても過言ではないかもしれない。
また、-239℃以下になると機能が停止する。 実際に、冷凍銃でハンターを凍結させるミッションが登場している。
概要(実際)
黒いスーツにサングラスをかけており、初期のナレーションでは足の速さを『スプリンターの瞬発力とマラソンランナーの持久力を併せ持つアスリート集団』、機械的な立ち回りを『ただ逃走者を追う、いわばマシーン。それ以外の思考は持たない』と紹介する。神出鬼没と紹介されることもある。
上記の通りマシンを意識した役割のためかリアクションをとるような事はせず、数える単位も初期を除き「〜体」と表現する。
逃走中においては鬼ごっこの「鬼」の役割を担っている。逃走者は彼らに触れられた時点で確保となり、ゲームから排除される。
通常はエリア内を巡回し、視界に入った逃走者を機械的に追う。そのため、完全な真横やわずかな隙間であれば、ハンターが振り向きさえしなければ凌ぐことも可能。他にも大音量の音(通報部隊やアラーム装置の発する音や会話、携帯の着信音)にも反応する。また、ヘリコプターに乗り込んだハンターから逃走者の位置情報が伝えられた際は発見地点付近へ向かい、ミッションの結果によりGPSで逃走者の正確な位置情報が送信された際は全ハンターが該当逃走者の確保に向かう。
(一度だけ「クロノス」内での逃走中にて通報の際、ハンターの肉声が流れた。)
ただし、待ち伏せなどは行わず、逃走者に付き添うスタッフにも反応しない。
(逃走者付きスタッフと同じ服装をし、エリア内各所にフリ―のスタッフが多数居るため、スタッフを見つけて追跡しても無意味な場合が多いためでもある。)
また、「自首用電話の扉が開いている」などと言った普通の人間であれば不審に思う点があった場合でも、その付近を重点的に捜索すると言った「警戒」は行わない。が、これに関してはハンター次第であり、以前には「逃走者に見つからないよう隠れながら接近したハンター」もいたりする。
ゲーム開始時は2~4体程度だが、ミッション次第で追加されることが多い。
場合によってはミッションによって数十体から100体が一度に放出されることもある。
(基本的には事実上のエリア封鎖or全員失格、なのだが…)
逆に、稀ではあるがゲームから排除できる場合もある。
基本的にハンターボックスから登場する。ボックスに居る間は全く動かない。
スタート時以外のハンターボックスには多くの場合スイッチやレバーが付いており、
コレを作動させることでハンターの放出を阻止できる場合が多い。
自首ボタンに付いては上記とは逆で、押すことで即座にハンターを放出する。
その正体は定かでないが、一説によると陸上関係者や陸上部に所属してる学生たちをオーディションで集めているようだ。
近年では常連ハンターの素顔や素性がネット上に出ることはあったが、番組から明確なキャスト名は誰一人明かされていなかった。しかし、2014年4月放送のハンター消滅編のスタッフロールで、初期から活躍している"HUNTER-01KR"こと通称ハンター1号機のキャスト名が明かされた。
知名度の向上により、バラエティ番組でも黒スーツとサングラスをすれば「ハンター」「逃走中」と話題に上ることも多くなったが、くれぐれも道でそのような人を見かけても逃げないように…
亜種
「クロノス」や「ジャンプ!○○中」内で放送された様々な企画において、ハンターの亜種といえるものが多数登場している。
侍
逃走中にて登場。服装がいつもと違うだけのハンター。
ただし、追跡の際に笛を鳴らす為、別なハンターをも呼び寄せてしまう。
お奉行様
逃走中にて登場。大体の場合ハンターが増えない自首ボタン。
・エリア内を巡回していて、逃走者が接触する事で自首成立
・奉行所にいるので出頭することで自首成立
・奉行所に居るので米俵を届けると賞金単価を上げてくれる
ロングレッグハンター(ロングレッグマン)
「クロノス」内の密告中で初登場。その名の通り脚の長いハンター。
竹馬利用による高身長(3m)を生かし、高所からプレイヤーの背中を狙う。
後に逃走中にも登場したが、直接確保は行わずに逃走者の位置情報をハンターへ通報する役割だった。
ロングレッグマンは現在の所2回登場しており、最初は「ジャンプ!○○中」内での密告中に登場。
このときの姿はスーツ+サングラスではなく、英国紳士風(ハット+トレンチコート)。
要はあしながおじさん。
2度目は逃走中に登場。以前に比べて身長は2m程度に縮んだが、その分機動性が向上していた。
3体1組で行動し、逃走者を発見次第、笛で通報する。
この時もハンターとは違った服装で登場したが、特に何かをモチーフにしたわけでもないようだ。
牢獄では彼らに通報されて逃げる田中卓志までもが「ロングレッグマン」と呼ばれていた。
甲冑男爵(甲冑ハンター)
「クロノス」内の護衛中で初登場。甲冑を着用したハ(ry
鎖に繋がったトゲつきボールでプレイヤーを無差別に攻撃する。(当たれば撃破となり、キャッチも不可。)
甲冑を着用している為、ボールを当てても撃破することが出来ない。
ただし通常のハンターよりも移動速度はかなり遅い。
後に「クロノス」内の生還中にて甲冑ハンターとして再登場。
こちらでは逃走中同様に触れられたら確保・失格となるが、甲冑男爵より少し速い程度。
どちらかと言うと確保よりもプレイヤーに対して時間を浪費させるのがおもな役割だった。
その後「ジャンプ!○○中」内での密告中(ペア戦)に登場。名前は甲冑男爵に戻った。
このときはアトラクションから双眼鏡でプレイヤーの背中を狙った…が、 見 え な か っ た … 。
鎧武者
「クロノス」内の護衛中で初登場。鎧を着(ry
甲冑男爵同様、鎖に繋がったトゲつきボールでプレイヤーを無差別に攻撃する。(当たれば撃破となり、キャッチも不可。)
鎧を着用している為、ボールを当てても撃破することが出来ない。
そして、移動速度も通常のハンター並。
「ジャンプ!○○中」内での護衛中にも登場。役割は同じ。
そしてついに逃走中・江戸にも登場。赤・白・黒とカラーバリエーションが豊富に。
プレイヤーを襲う武器は持っておらず、 ハンターを放出する為にボックスに向かった。
網で動きを止める事が可能で、移動速度はハンターの亜種の中では最も遅かった。
ダミーハンター
姿は通常のハンターと殆ど変わらないが、サングラスのフレームに色が付いている(基本は赤だが、黄・青もある)
彼らのサングラスには逃走者の顔がメモリーされていないため、
逃走者を見つけても追跡せず、エリア内をただ歩き回るのみ。もちろん確保もされない。
しかし、いくらダミーといえどもその威圧感は本物のハンターと全く同じ。分かる人はわかるとはいえ、興奮状態では区別もつきにくい。
ミッションではリスクを犯してダミーハンターに接近する必要があったり、多数のダミーハンターの中に潜む本物のハンターの眼をかいくぐらなければならないといったものがある。
ミッションアンドロイド
自爆装置の起動により損壊したハンター1号機を如月カケルが完全復元し再利用したもの。
姿はハンターのようなスーツ姿ではなく、アメフトのようなプロテクターにフルフェイスのヘルメットとなっている。
走力に特化したハンターとは違い、パワーに特化しており、体当たり一発で人が吹っ飛んだり、人間を軽々持ち上げるという怪力ぶり。
名前の通りミッション用に開発された物であり、ミッションの妨害役や、いざという時の警備用としての利用になる模様。
忍者
「クロノス」内の逃走中 にて登場。昼間なのに黒装束なので忍んでない。
逃走者を発見次第、笛を鳴らしてハンターに通報する。無敵サングラスも効果がない。
ただし、首を締める事で通報を回避できる。
鬼軍団
逃走中・江戸にて登場。
逃走者を発見次第、鐘を鳴らしてハンターに通報する。
レディース通報部隊
「ジャンプ!○○中」内での逃走中にて登場。インラインスケート+サングラスを装備した女性3人組。
逃走者を発見次第、追跡&ハンターに位置情報を通報。直接確保はしないものの、非常にしつこく付きまとう。
ブラックサンタ
「ジャンプ!○○中」内での逃走中にて登場。黒いサンタ服を着(ry
バズーカライトを携え、逃走者を発見すると照らし出すと共に鐘を鳴らして通報する。
八百屋さん
逃走中にて登場。黒キャップに黒Tシャツと若干ラフな服装。無論サングラスも着用。
アメ横商店街に店を構えている。店頭のドクロマーク(ハンター旗)が目印。
ニセ逃走者
風貌も言動も普通の逃走者なのだが、中身は完全にアンドロイド。ハンターサングラスにも登録されていないためハンターに追われることもない。
逃走者に対し普通に振る舞いつつ、ミッションなどではわざと達成を困難にしたり、失敗させるような行動を取っていく。
元々はライバル企業・ヘリオス社が妨害として送り込んだ物であり、窮地に立たされると「ヘリオス社の優秀な複製技術」によって影武者となる「ニセの『ニセ逃走者』」が多く登場するのも恒例。
『狙われたハンター編』ではかつて本編の逃走中にも登場したアンガールズ・山根良顕が途中からニセ逃走者として登場。
ミッションの妨害後は21体に増殖し、本物を見つけ強制失格を回避するミッションが発令。
終盤には21体全てが通報部隊となってエリアを捜索するなど、主役級の活躍?をしていた。
奇しくもこの回では相方の田中が悲願の逃走成功を果たしている。
ちなみにそれ以前には(事前番組ではあるものの、)唯一ハンターボックスから放出されており、このときは相方である田中卓志を確保した。
また「ハンター消滅」編にもニセ逃走者(我が家・坪倉由幸と益若つばさ)が登場。
ミッション妨害の他、シナリオ上ではハンター01の捕獲作戦等を担当。
そのせいで、高月ハンゾウから逃走者に対して捕まえるミッションが通達(10体のハンターのメモリーをニセ逃走者2名に変更する。→つまり変更しないと通常ハンター10体放出という鬼畜通達)され、それに対抗するために再び10体以上に増殖した。
忍(シノビ)・クロウ
どちらも戦闘中に登場。高月ハンゾウの部下である水無月ユリエによって開発されたアンドロイド。
詳細は戦闘中の記事を参考にされたし。
オネエハンター
フジテレビのバラエティ番組「爆笑全日本アカン警察」にて登場。
この番組の検証企画「絶対に調べてはアカンリサーチ」のコーナーにて実施された本番組のパロディ企画「イケメンがオネエから逃走チュー」に登場した。
通常のハンターと違い「機械的な動きは一切しない」「ほぼ全員がまとまって行動する」「待ち伏せなどの手段を取る」「確保はタッチではなくキスをしたら」「自首は不可能」「本家の凍結用アイテムがほぼ無意味」など大幅に違いがある。
リーダーKABA.ちゃんを中心にエリア内を動きまわりプレイヤーに恐怖を与える存在。その恐怖は本家出場者のJOYをして「本家はまだ(賞金獲得の)ワクワクとかがあるけど、これはただのホラー」と言わしめるほど。(※パロディとはいえ1秒100円60分成功36万円の条件があるにも関わらずの発言)
また、「スーツを着てサングラスをつければ本家にハンターとして出れるんじゃね?」というぐらい身体能力の高いオネエハンターもおり前述の性能のせいで、プレイヤーとしては逃走成功は無理ゲーの域。
現に今までに3回行われているが全滅(+番組スタッフも犠牲)となっており、3回目に至っては逃走中ベースではなくバイオハザードに近い演出で行われた。また企画の趣旨も「オネエがイケメンとキス出来ると知ったらどれだけのパワーを発揮するのか」から「イケメンがオネエとのキスを阻止するためにどれだけの力を発揮するのか」に路線が変更になっている。
放送するタイミングは翌週が逃走中本家の放送で休止になるときが多く、実質事前企画のような状態であった。
本家出場者からは本家の裏話が聞けたりとマニアにはたまらない内容。
第2回ではオネエに対するハンター選考会の模様が放送され、恐らく本家でも似たような選考会が行われているのかもしれない。 (50m走のタイム計測など)
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関連項目
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