ハンミョウとは、コウチュウ目オサムシ科のハンミョウ亜科[1]に分類される昆虫の総称である。
漢字で書くと「斑猫」、英語では「tiger beetle(タイガービートル)」。肉食性で、大きな複眼や大顎、長い脚を持つ。日本には22種・8亜種が確認されている。ここではいくつかの種類を紹介する。
概要
ナミハンミョウ(学名:Cicindela japonica)
カラフルで派手な背中と、よく見ると怖い顔が特徴的。単にハンミョウと言った場合基本的に本種を指す。
日本国内には約20種ほどハンミョウが生息しているがその中で最も美しいとされる。
体長は20mm前後。
その大きな顎でハエなどを捕食する。幼虫は地面に巣穴を作って待ち伏せ型の狩りをする。
歩行者の先を歩いてはちゃんと付いてきているか確認するように止まる習性を持つことから、「道教え」という異名がある。
『ぼくのなつやすみ4』では序盤の虫相撲大会に臨む虫が足りていない場合は茂みをのそのそ歩いている本種を採取して手駒を揃えなさいというアナウンスが流れる。技構成は頭突きと回復の舞を中心とした耐久型で、序盤のうちは頼もしい戦力になるが、4の虫相撲大会は難易度が非常に高いので中盤以降はもっと強い虫を見つけて育成することが推奨される。
オオエンマハンミョウ(学名:Manticora latipennis)
体長60mmにも達す世界最大のハンミョウ。アフリカ南部が産地。
黒い体色に大きな顎とかなり禍々しい顔をしている。
交尾の際、メスをホールドするため、オスの顎が左右非対称になっているのも特徴的。
凶暴性とアジリティ、フィジカルを兼ねそろえているため闘虫系の番組では出演機会が多い。
『世界最強虫王決定戦』では「肉食昆虫界のラストエンペラー」という異名を頂戴して、人気を博している。
オオズハンミョウの仲間(学名:Megacephala sp.)
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タマムシやニジイロクワガタと比較される美しいメタリックグリーンの体が何よりの特徴。日本にはこの仲間はいない。
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関連項目
脚注
- *ハンミョウ科とする場合もある
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