- ハーツ - トランプゲーム。Windows付属のゲーム。この記事で記述。
- テイルズオブハーツ - バンダイナムコゲームスから発売されたRPG。
- ハート・オブ・ミドロシアンFCの通称
- イギリスのシンセ・ポップデュオ→Hurts
概要
ハーツとは、4人で行う対戦型のトランプゲームである。別名「ブラックレディ」。カードには得点がついており、ハートはすべて1点。スペードのQ(ブラックレディ)が13点で他のカードは0点。この得点は所謂ペナルティであり、誰かが100点に到達した時点で一番得点の少ない人が勝者である。
以降、得点を持つ14枚のカードを「ペナルティカード」と呼称する。
ゲームの流れ
トレード
配られた手札から3枚、他のプレイヤーに渡す。渡す先はラウンドごとに決まっており、第1ラウンドは左隣の人に。第2ラウンドは右隣の人に、第3ラウンドは向かい側の人と交換する。第4ラウンドは交換しない。第5ラウンド以降はまた左隣→右隣→対面→交換なしという流れになる。
プレイ
まずクラブの2を持っている人が切り出してゲームがスタートする。時計回りに1枚ずつカードを出し、最も大きい数を出したプレイヤーが場のカードを総取りする。次はその人が1枚目のカードを出す。手札がなくなるまでこれの繰り返す。
出すカードは出せる限り同じスーツ(マーク)のカードでなくてはならない。つまり、1人目がスペードを出して、自分の手札にスペードのカードがあるのにダイヤのカードを出すといったことはできない。もし、1人目が出したカードと同じスーツのカードが手札になければ、好きなカードを出すことができる。この場合はいかに大きな数字であれ最弱扱いとなるため、ペナルティカードを切り出すチャンスである。後述するシュート・ザ・ムーンを狙うのでなければスペードのQか、出来るだけ大きな数のハートを出すべし。なお、1順目に限り、手札にクラブがなくてもペナルティカードを出すことはできない。
1人目の人は好きなスーツのカードを出せるのだが、ハートのカードだけは誰かがハートを出す(ハート・ブレーク)までは出すことができない。
得点集計
手札を使い切った時点で得点の集計をする。前述の通り誰かが100点を突破するまで続けられる。
シュート・ザ・ムーン
グランドスラムなど、いろいろ呼び方はあるがここではWindows付属ハーツに準じる。本来忌避すべきペナルティカード14枚を全てを取った場合はシュート・ザ・ムーンとなり自分以外の全員に26点を加える。強力極まりないが、一歩間違えば自分自身が大ダメージを負うことになるハイリスク・ハイリターンな技である。
なお、自分の得点を26点減らす(回復する)というルールも存在する。
関連動画
関連項目
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